
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
管の口径によっても違いますが、原則として車両等の通行を妨げない工法である必要があります。
この点は必ず道路管理者から指摘されますし、そうでなければ許可がおりません。従って、基本的には埋設となります。この場合の土被りは、その道路の規格等によって異なりますが、浅層埋設基準により、最低でも60cm(または路盤を含む舗装全厚に30cmを加えた値のどちらか大きい方)は必要となります。ただし、自治体によっては1.2m以上と指定される場合もあります。
単に構造上の強度で図るのであれば、管種・管径によって許容土被りは変わります。適用する構造計算式によっても変わってきます。
一般的に水道配管に用いられるダクタイル鋳鉄管などの金属管であれば、30cm程度でも十分に車載荷重には耐えられますが、塩ビ管の場合はやはり60cm以上は必要でしょう。塩ビ管で土被りを小さくしたい場合は、鞘管として鋼管を布設し、その中に配管する必要があります。鋼管の径は使用する塩ビ管の外径(継ぎ手部を考慮すること)に若干の余裕を見込んだものとします。
あくまでも仮設と云うことであれば、リースの仮設水道管というものもあります。これはステンレス製の管で、ワンタッチ式の継ぎ手を使用したものです。
この回答への補足
早速の回答ありがとうございます。
質問の補足分があります。
公共での道路ではなく、工場施設内の道路の場合は、工場内での判断によるものなのでしょうか?もちろん基本は埋設になるとは思いますが、
水道配管ではなく、排水管(ポンプアップした排水を送るの場合)もやはり基本な考え方は同じなのでしょうか?
配管種類は、炭素鋼管や亜鉛めっき鋼管になると思います。簡易的なものではサニーホースなども考えています。
No.3
- 回答日時:
#1です。
>公共での道路ではなく、工場施設内の道路の場合は、工場内での判断によるものなのでしょうか?
その道路をどのような車両が通過するのかに依りますね。大型車の通行が多いならそれなりの土被りを確保するか、もしくはしっかりした防護が必要です。小型車程度ならそれほど気を遣う必要はないでしょう。又、運用期間が短ければそれなりでも構わないと思います。
>水道配管ではなく、排水管(ポンプアップした排水を送るの場合)もやはり基本な考え方は同じなのでしょうか?
基本的には同じです。基準や法令による制限が変わるだけで、技術的な考え方は変わりません。
鋼管であればかなりの強度が期待できますから、土被りは小さくてもよいでしょう。放流先にすでに桝などが設置されているのであれば、横断側溝を設置する方法もあります。
ただし、使用する鋼管は排水用のものを使ってください。小口径ならねじ込み式となります。そうでなければ水圧で接合部が破損します。
#2さんが挙げている推進工法は、一般に開削工法よりも高額で、施工期間も長いです。特に鞘管工法は数ある推進工法の中でも高い方で、土質によっては1日あたりの推進量が1mくらいだったりします(粘性質の土砂だともっと早いです)。
開削が可能であれば、推進工法はあまりお薦めしません。
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
大体、口径が100~150mmの
管をお考えになっていらしゃるのでしょうか?。
(もっと口径が大きくても問題はありませんが、・・・・)
私は、道路を掘削しないで配管を
布設することができる、推進工法というものを行ったことがあります。
これは、道路の両脇に穴を掘って、
一方の穴から300mm程度の鋼管をジャッキで押し込む方法です。
もう一方の穴では、押し込まれた鋼管の到着を待っています。
この工法は、長さ5~6mの
鋼管を継ぎ足していくため、溶接工の『力』を必要とします。
この鋼管をサヤ管と言って、
この中に塩化ビニル管やその他の管(なんでも良い)を通します。
最後に、掘った穴を埋めれば完了です。
http://www.city.okayama.okayama.jp/gesui/story/e …
http://www.wsp.gr.jp/yougo.htm#suisin
参考になれば幸いです。
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