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カプチーノ、フラペチーノ、ペペロンチーノ・・・とチーノのついた食べ物、飲み物、があります。このチーノというのは「小さい」を意味する-inoという接尾語のことでしょうか? そうするとなんか意味がヘンになります。よろしくお願い致します。

カプチーノの名前のいわれにつきましては、ご遠慮願います。

A 回答 (5件)

まず、


ペペロンチーノはイタリア語で唐辛子のことですよね。複数形はペペロンチーニ。
チーノがchino(唐・中国)に由来しているかどうかの記述までは調べていませんが、コロンブスがアジアからイタリアへ持ち帰った香辛料だと言われています。
日本語のように、「唐から伝わった辛子」と言う意味の名前が「辛子」とは別の物の固有名詞であっても変じゃありませんよね。
次に、
カプチーノは、イタリアでは「カップッチョ」と言う飲み物だと言う事もご存知ですよね。
私もよくやりますが、猫舌なので熱々のコーヒーに冷たい牛乳を入れて
温度を下げて飲みます。ぬるいミルクコーヒー(カフェラテ)のようなものです。
『ウィキペディア(Wikipedia)』にも記載されていますが、
――――――イタリアでカップッチョが飲まれるのは朝のバール(カフェ)に限られ、
一切れのパン、あるいはクッキーなどとともに、朝ほとんど食べる習慣のないイタリア人の、
ささやかな朝食となっている。
イタリア人にとってカップッチョは食事そのものという認識なので、
昼食後や夕食後、また3時のおやつ時にさえ飲むことは通常ありえない。
故に、食後のコーヒーでカップッチョを飲むというのは、
料理だけでは物足りなかった事を意味するので作法上好ましくない。
この場合はエスプレッソの注文が一般的で、イタリアで昼の12時以降も
カップッチョを飲んでいるのは外国人だけである。―――――

では外国人の飲むカップッチョらしからぬカプチーノは?
って言いますと、カプッチョに加えるのをホットミルクに変え、
アメリカ風にシナモンを添えたりして生み出されたエスプレッソのアレンジ飲み物です。
ベースになる「カップッチョ」からイタリア語っぽく作った造語ではないかと思います。
「ぺペロンチーノ」の、中国をあらわす「チーノ」を、外国人は「イタリア語っぽい」と思ってしまうのかもしれませんね。

その発想をまんざら否定できないは、フラペチーノ。
フランス語のフラッペとカプチーノから造った造語で、
スターバックスの登録商標(商標登録番号第4612716号)です。
イタリア語でも何でもありません。

このことから、造語の元になったカプチーノ(発音はカップッチーノ)自体も、
カップッチョを外国人向けにアレンジした造語のような気がしてなりません。
日本にも、シアトル系コーヒー(スターバックスも)の普及と共に広まってきました。

上記の考察から、
「中国を意味するチーノを、イタリア風に聞える造語を作るのに使ったために、
意味のない言葉になった」と、私は想像します。いかがでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

フラペチーノはカプチーノからの造語なのですから、例にあげる必要はありませんでしたね。

確かにひっかかってしまったなという感じですね。#3さんがおっしゃるように、カプチーノは、イタリアではカップッチョなのですから、カプチーノという語も外国人向けの造語という感じがしますね。

イタリア人にとってカップッチョがどういうものかについてのご説明も面白かったです。ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/18 16:06

No1です。



合成語、商標の方は考案した人にしか本当のことは分らないのでトーガラシの方だけ補足します。

トーガラシは南米原産でpepeが総称です。pepeの中でも大きくて辛くない方に増大辞ーonをつけてpeperoneと呼びpepeの異種が表れたときいったん増大辞をつけたpeperoneに今度は縮小辞ーcinoをつけてpeperoncinoと呼んだのでしょう。新大陸の新しい植物の名前は、原住民の呼び方をスペイン語式に書き写したものか、自国にある似た植物の名前からつける場合があります。当時の命名法は科学的なものではなく感覚的なものなので現代人から見ればおかしなものがあります。
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No3ですが、補足します。


ぺペロンチーノPeperoncinoの語源を解説する気はありませんが、
コロンブスがシナの方からスペインに持ち帰ったのが最初ですから、「チーノ」が、
イタリア語ではなくスペイン語のchinoに由来していると仮定を立てて
考えた事なので、
「小さい」を意味する-inoという接尾語の可能性を否定した説になります。
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あなたの問いの答えになっていないかもしれませんが、参考のために申しますとスペイン語で中国人のことをチーノと呼びます。

そしてチーノには東洋人も含まれています。フジモリ大統領はチーノと呼ばれていました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

最初にチーノを調べて引っかかってきたのが、中国人を表すという意味でした。そう言えばそうだな・・・と思い、関係ないと思って省いていたのですが、#3が書かれているように関係があるのかもしれませんね。

お礼日時:2007/03/18 15:52

カプチーノの語源はご存知のようですから省略。



*フラペチーノはフランス語のFrappe(冷えた)+cappuccinoの合成語。スターバックの商品名。縮小辞と直接は関係ないでしょう。

*ペペロンチーノpeperoncino 大きい唐辛子(peperoneピーマン)の仲間、つまり普通の唐辛子。料理名。 この語は縮小辞と関係ありますね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。書き込みを拝見して、小さい唐辛子でいいのか・・・と納得できて嬉しかったのですが、#3さんが書かれていることももっともな気がします。語源がはっきりしているわけではないのですね。ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/18 16:20

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