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古いDVDなどによく使われているPALマスター・4%早回しというのは何のことなんでしょうか??通常となにかちがうのでしょうか??ご回答よろしくおねがいしますm(_ _)m

A 回答 (1件)

映画のフィルムは世界統一で1秒間に24コマを使用しているのですが、欧州のTV方式であるPALは1秒間に25フレームという方式になっています。


そのため、映画の1コマをそのままPALの1フレームに変換することが出来ません。
それを解決するため、4%早くすると1秒に24.96コマとなりPALの25フレームに近づけることが可能になります。
こうすると画質に関してどの程度悪くなるのかは詳しくわかりませんが、ある程度の劣化は否めないようです。
それよりも実時間で数分の違いが出来ちゃうのが問題だと思うんですけど。

欧州の映画を日本でDVDにする際にはフィルムを取り寄せて日本のTV方式であるNTSCに変換すれば問題は無くなるんですけど(まったくじゃありませんが)、フィルムの輸送料やら、いろんな問題で余計にお金も掛かるので致し方ないようです。

ちなみにNTSCは1秒に30フレームなんですけど、これをTVの走査線数(フィールドといいます)に換算して60フィールドとし、フィルムの1コマめは1フィールドと2フィールドに変換、で2コマめは3,4,5のフィールドに変換するという”2-3変換”という方式をとっています。
こうやっていくと1秒24コマのフィルムはちょうど60フィールド=30フレームになるんです。
この方法だとPALのような時間のずれは解消され、画質もそんなに問題ないんじゃないかと思います。
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この回答へのお礼

なるほど。その映画本来の間とかも多少失われてしまうんですね。2-3変換って面白い発想ですよね。参考になりました。

お礼日時:2007/03/30 01:55

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