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デュレーションには債券の平均残存期間という側面と、債券価格の金利感応度としての側面の二つの側面があるとのことですが、なぜそのようになるのか、理論的な背景を教えて頂けますでしょうか。

テキストには二つの側面があるとの記載しかなく、なぜこの二つが一致するのかがよく分かっていません。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

残存期間が長ければ、金利に対する感応度は高いです。

これは計算してみれば直ぐにわかります。判りやすくする為に、ゼロクーポン債を考えると、
金利が3%の時、3年のゼロクーポン債の価格は額面の91.51%です。(1÷1.03^3)。金利が2%に下がると、価格は94.23%(1÷1.02^3)になり、約3%の価格上昇です。
同じ計算を5年のゼロクーポン債でやると、3%から2%の金利低下は、5%の価格上昇になります。
だから、残存期間=デュレーションは、金利に対する感応度を示すものでもあります。金利が1%動いた時の債券価格の変動の計算については、参考URLをご覧下さい。

参考URL:http://www.findai.com/kouza/311bond.html
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