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 古代ギリシアのアテネでは前5世紀に古代民主政治が完成されたといわれます。そして、最高決議機関は民会で、民会は18歳以上の男子市民の全てが参加できたと言われています。また、官職のほとんどはくじ引きで決められたと書かれています。例えば東京創元社「西洋史事典」。
 そこで、質問なのですが、このくじ引きを引くのは、全ての市民が引くことが義務とされていたのでしょうか?つまりやりたくないと思っていても、くじで当たればそれを引き受けなくてはならなかったのでしょうか。それとも希望者がくじを引いたのでしょうか。
 この事は、かなり前から気になっていましたが、それを突き止めることができていません。
 知っている方は、教えてください。また、その際の典拠を教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

アテネの将軍など一部を除く官職任用に、くじ引きを採用した制度につき、詳しい内容は見たことはありません。


ただ 図説「古代のギリシャ」吉岡晶子訳 東京書籍  に(役職は順番に市民に割り当てられた)とあるので、これが正しければ立候補制ではないという事です。
ただご指摘の懸念については、官職の任用については厳格な資格審査があるので、これに合格しないような行動をとれば、任用を避けるのは容易でしょう。
またどの役職につくのもいやなら、民会に欠席すればくじ引き対象外になります。
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この回答へのお礼

お礼が遅れて申し訳ありませんでした。貴重な情報ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/19 20:41

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