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普段,近鉄を利用している者です.
よく雨の日で上り坂そして古いタイプの電車の時にあるんですが,
電車が発車して加速時に”ウゥィーン”って変な音がしてから,”カクン”っていう音がして一旦,加速が止まり,
そしてまた加速→異音→加速が止まる っていう感じが何回か繰り返し続いて正常な加速になることがあります.
あまりにも何回も続くと心配になる時があります.
どういう原因で起こるんでしょうか?
素人なんで,分かり易く説明頂けるとありがたいです.

A 回答 (5件)

車輪が空転とグリップを繰り返している音だと思います。


登り坂の場合力が必要なのですが「雨の日」は当然摩擦係数が低くなるので滑りやすくちょうど滑りやすい路面で車がホイールスピンしているような状態になることがあります。
当然空転すると車速以上に車輪=モーターの回転数が急激に上昇し質問にあるような”ウゥィーン”という唸り音に聞こえるものだと思います。

当然空転させたままでは車速も上昇せず車両や線路にもよくないので空転を止めなければならないのですが、そのためにモータの出力を落としたり、場合によってはモーターを一旦オフにするなどの手段をとります。これが質問にある加速の中断でありグリップの回復を見計らって再度加速をしてまた空転をすればまた異音発生の繰り返しとなり、速度が上がり牽引力が落ちてきて牽引力<摩擦力となればグリップした状態で異音なく加速していく事になります。

空転を防止するための出力制御は最近の電車では人間が感知できる空転の手前で自動的に制御をしたするため気づかない場合がありますが、古いタイプの場合運転手が上記の空転音や加速度の低下、電流値の変化(空転すると負荷無く回転数が急上昇するためモーターにかかる電流が増える)を運転席の電流計で読み取ったりしてモーターをオフにしたりするのでタイムラグが発生してしまうためだと思います.
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この回答へのお礼

車輪が空転してたんですか!
新型の電車では無いと思ったら,自動制御なんですね.
よく分かりました.
早速の御回答ありがとうございました.

お礼日時:2007/05/25 23:31

鉄道の車両は滑りやすい鉄と鉄の摩擦で動きます。

雨が振るとこの摩擦係数が低下し、さらに滑りやすくなります。また、上り坂などでも同様に空転が発生します。空転が発生するとそのモーターは一時的に負荷が抜けた状態になるので、過回転して、ウィーンの状態になります。

空転時の制御の基本は空転した車軸のモーターの電力を抜き、再びレールと粘着させると言うことを行います。最近の電車は軸ごとに空転を感知してこの制御(再粘着制御といいます)をしますが、ちょっと旧くなるとこの制御は台車ごと(2軸ずつ)になったり、車両ごと(4軸ずつ)になったり、さらに旧いと、運転士が制御しなくてはなりません。
どの段階の車両に乗ったかわかりませんが、旧いほど、わかりやすいわけです。

なお、最近の車両には空転しそうな時にセラミック粉をレールと車輪の間に噴射して防止する機構(セラジェット)を持つ物もあります(昔は砂を撒きました)。

http://www.rtri.or.jp/rd/openpublic/rd49/tribo/c …
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この回答へのお礼

空転しないように制御する以外に,空転防止用の粉噴射装置もあるんですか!
はやく全部そういう車両になって欲しいです.
御回答ありがとうございました.

お礼日時:2007/05/25 23:11

皆様が回答されている通り、空転ですね。

雨の日や急な勾配を走行する際は、時たま起こります。私も良く経験して、あぁ~、空転してるなと考えていることがありますね。過去には冬場の寒い時期に勾配のきついところで、枯葉で空転して上りきることができなくなり、バックして前の駅まで戻ったというケースもありました。
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この回答へのお礼

さすがにバックで前の駅まで戻るとかは勘弁してほしいですね.
近鉄大阪線で三重から大阪まで通っていて,急勾配の部分があるんで,もしかしたらそういうことが起こるかもしれませんね.
御回答ありがとうございました.

お礼日時:2007/05/25 23:06

空転しているんだと思います。


滑り出すと前に進みませんので、いったんノッチを戻します。
最近の車両はこういう作業を自動でやってしまいます。
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この回答へのお礼

原因がわかって,スッキリしました.
どうも、あの音は恐怖感があったんで・・・.
御回答ありがとうございました.

お礼日時:2007/05/25 22:55

雨の日は滑りやすくなります。

これは鉄道でも同じです。

車輪が滑ると空転します。
空転するとモーターの回転が上がるので”ウゥィーン”と言った音がします。
そのときの状態によってどの車輪から空転がはじまるかはわかりません。
回転が上がったことは回転数をセンサーで検知すればわかります。
空転したままにはできませんから、ちょっと加速を弱めます。
空転が収まったら再び力行します。
また空転がはじまったら同じことの繰り返しです。
速度が付いてくると物理的に空転しにくくなります。
こんな感じで
「加速→異音→加速が止まる っていう感じが何回か繰り返し続いて正常な加速」
となっていくわけです。

最近の車両は、機器の進歩によってきめ細やかな制御ができるようになっていますが、
古い車両は言ってみればおおざっぱな制御ですから、空転時は加速度の変化が大きく、
ご質問にあるような悪い乗り心地になります。

電車がちゃんと走ろうとしている結果起こる現象ですので、心配することはありません。
(この回答も古い電車の制御同様おおざっぱすぎたでしょうか・・・)

全くの余談ですが、関東の東急電車も車体が軽量のため、雨の日に古い電車はよく空転して”ウゥィーン”とうなります。
沿線住民は、この音を聞いて「雨が降り出したのを知る」という話です。
当然、長年暮らしている一部の住民の方の話だとは思いますが。
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この回答へのお礼

回転数が上がりすぎて,あんな変な音がでていたんですね.
古いタイプを運転している運転手の方々は自分で制御しないと
いけないんで大変ですね.


>この回答も古い電車の制御同様おおざっぱすぎたでしょうか・・・
いえいえ,最近の電車の制御なみのきちんとした御回答ありがとう
ございました.

お礼日時:2007/05/25 23:24

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