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全く別件で、以前の質問で再度確認したくて見ていたところ、気になったので質問させていただきます。

JR東日本の103系は廃車以外にも海外需要があり譲渡している、とあったのに対し、201系は廃車のみ、というご回答だったのですが、単純な素人考えだと、なぜ201系より古い103系の需要はあるのに、201系は需要がないんだろう、と思いました。

多分、これも素人ながらで考えると、201系もどうせ廃車にするなら、103系と譲渡するに当たっての値段は変わらないのでは、と思ったのですが、やはり値段が違うのでしょうか。または、201系は実は103系より耐久性が無いとか、なのでしょうか。

ふと思ったことで変な質問ですが、良かったらご回答お待ちしてます。

A 回答 (3件)

まぁ、殆どNo2氏さんが補足してくれましたね。



抵抗器制御と言うのは、昔からある電車の制御方法。
車輛の床下に積んだ、幾つかの抵抗器とモーターを直列につないだり並列につないだり、一部の抵抗器をカットしたりと組み合わせを変えて、モーターの回転数やトルクを制御する方法。
欠点は、制御が段階的になるので、どうしてもガックンカックンした動きになるのと、無駄な電気を消費するので、省エネではない。
また、抵抗器自体も重く、車輛の軽量化に反するのですが、抵抗器自体は故障し難いし、故障しても修理が容易。
つまり、メンテが可能な限り使い続ける事も可能なんです。

方や、チョッパ制御と言うのは、簡単に言うと、電子制御で電流のON/OFFを高速で繰り返し、モーターに流れる電流を制御する方式。
メリットは、無段階で制御できるのと、車輛の軽量化が可能な事。無駄な電気を使わなくて済む事など。
その後、インバーター(周波数変換)で、よりメンテのし易い交流モーターを使う方式(VVVF)に進展するワケですが、電子制御ゆえ、故障するとパーツ自体を交換しなければならない。
ただ、故障の度に、新しいパーツを作ると高価。だから、ある程度のストックを用意しておいて、底が付くと廃車にせざるを得ないのです。
また、回生ブレーキと言うのは、モーターに外から力を加えると発電機になる原理を応用したもの。
ただ、この電力を使って貰わないと、ブレーキ力にはならない、ある意味厄介なブレーキ方式なんです。
だから、最近の車輛は、抑速発電ブレーキで、発電した電力は、熱として消費する方法に変わっています。

ですから、家電製品の話は、解り易くて良い例えですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

専門的な事がわからないながらもおかげさまで理解が深まりました。

JR東日本で言うと209系以降の車両がモーター他リニューアルして使われているのもその特性が故になのですかね。と、また的外れでわかってない事を言っていたらごめんなさい。

なんというか、つまりは、103系の頃にはまだ無かった技術が後々出てきて、日本のとある区間を走るのには快適さや省エネ、また運転コストを下げられるなどの点で非常に適している、といった仕様の独自技術で作られていて、その為転用するときや場合によっては長期利用が出来ないデメリットもある。一方103系の頃の技術はまだ複雑でないため、転用需要は非常にある、というところなのですね。

ありがとうございます。

お礼日時:2014/05/17 10:16

構造が比較的簡単な103系、それに比べて最新鋭機器(当時は)を


使った201系。メンテナンスの点を考えると103系に軍配が
上がるのでしょうね。
古いものは修理すれば使える。新しいものは故障したら買いなおし。
なんだか最近の電化製品みたいですが、同じような考え方なのでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

丁度先の方にも申し訳ないと思いながら自分なりに解釈させて頂き理解しながらお礼を書いていたのですが、自己解釈が大筋合っていたことをsss457180さんのご回答を拝見してわかったので、ほっとしました。

古い方が簡単に直せて直せば使えるという103系に対して、201系は新しい技術で作られたが故に簡単には直せないために中古としての需要が無いのですね。まあ、やはり寂しいですが仕方ないと言えば仕方ないのですかね・・。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/16 20:07

簡単に言うと、103系は、抵抗器制御。


方や、201系は、チョッパ制御と回生ブレーキ。

要は、チョッパ制御の部品の確保が難しくなってきた。
回生ブレーキも、近くに発電した電力を消費してくれる電車があるから効き目があるので、低密度運転線区では不向き。
その辺が、転用を難しくした理由です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

質問しておきながら、またせっかくご回答頂いたところ失礼な話なのですが、実はほとんど鉄道知識がなく専門用語がわかっていないのですが、要は103系で使われている運転上の設備および部品としては海外の需要先の利用上や敷地設備環境上使えるので需要はあるけど、201系は使う上やメンテナンスでデメリットがあるために需要がない、みたいな感じなのでしょうか。

これも知識がないのにするべき発言ではないかもしれませんが、「抵抗器制御」というのが従来の電車の設備?方式?で、「チョッパ制御と回生ブレーキ」が新たな設備?方式?なのでしょうか。また、「チョッパ制御と回生ブレーキ」というのは、今は逆に古いため、メンテナンス時の部品供給が難しいのでしょうか。

私自身、電車は冷蔵庫やテレビやエアコンなんかと同じように電化製品としてしか見ていない感じで好きなので、電車がお好きな方からしたら失礼な感じかも知れず申し訳無いのですが、その関係で、電車の音なんかは好きなのですが、詳しいことが分からず申し訳ないです。ちなみに前回は、201系は今もどこかで使われているかを質問させていただいてました。中央線沿線に15年程前から住んでいて愛着がわいていて、モーターの音も乗り心地も好きだったのですが、今はどうしているんだろうと思って質問させていただたいて、103系は一部海外に譲渡されていて、201系は更新時期に順次廃車、とご回答を頂いていたので、その当初は寂しさを感じていただけなのですが、改めて見たら、そう言えば、というところでふと思って質問させていただきました。

でも、おかげさまで、失礼な反応になってはしまったものの、需要がない理由がなんとなくわかりました。より寂しさが増しましたが、まあ仕方ないですよね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/16 19:59

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