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205系などの車両で外扇型モーターと内扇型モーターとよく書いてあるのを見るのですが、一体これらはどういう違いですか?
それから、外扇型モーターなのでかなり爆音の音がするとかも説明としてよく見るのですが、それはどんな原理でそうなるんですか?

A 回答 (4件)

>205系などの車両で外扇型モーターと内扇型モーターとよく書いてあるのを…



若いころ某電機メーカーで電車モーターの設計に携わった者です。

205系の中で外扇型と内扇型とがあると書いてあったのですか。
外扇型と内扇型の区別は下の方のとおりですが、電車モーターで外扇型というのは、寡聞にして聞いたことがありません。

暖地の電車は、モーター内部に設けられたファンで、台車周りの空気を直に吸って冷却しています。
内扇型です。

雪国の電車は、台車周りの空気を直に吸うと雪も一緒に吸い込むので、風洞を車体の上部あるいは内部まで延ばし、高いところの空気を吸っています。
これも内扇型の仲間です。
205系はたぶん、このタイプだったと思います。

また、モーター内部にファンを持たず、別に設けられた送風機から風洞をつないで強制冷却するタイプもあります。
これは「他冷式」です。

さらに、ごく最近登場した「全閉型」モーターは、冷却機構を一切持たず、自然放熱のままとしています。
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#3です。


>もし今後、同じ205系を廃車ということも考えれば外扇型モーター使用車と内扇型モーター使用車どちらが早く引退してしまいますか?

実は、製造時、内扇型モーターだった車両でも、車両検査時に外扇形へ換装されるケースがありました。(逆もあり)

車齢的には外扇型モーター使用車のほうが古いのですが、すでにアナウンスされているように、
京葉、横浜、埼京線の205系は廃車される予定で、これらはすべて内扇型モーター使用車(山手線の転属車は除く)なので
案外、外扇型モーター使用車(鶴見・仙石線)のほうが残るかもしれません。
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この回答へのお礼

返事遅くなって済みません。詳しい回答ありがとうございました

お礼日時:2009/11/04 07:59

昔、台車の設計をやっていたものです。


205系のモーターには2種類使われておりました。
初期の車両は外扇型モーターが使用されてました。
床に点検用のふたがある車両が外扇型モーター使用車です。
同じころ作られた211系も外扇型モーターです。
1989年度の埼京線向けから内扇型モーターに変更になりました。

騒音源は冷却ファンで、モーターの回転軸とファンが直結しているため、スピードが上がるとともに、ファンの回転速度が上がります。
外扇型モーターではモーター本体の外にファンがあるため、風切り音などが外に漏れやすいのです。(特に高音域)
一方、内扇型モーターではファンがモーター本体の内側にあるため、比較的もれにくくなってます。

この回答への補足

詳しい回答どうもありがとうございました。もし今後、同じ205系を廃車ということも考えれば外扇型モーター使用車と内扇型モーター使用車どちらが早く引退してしまいますか?
基本的には同じ時期に引退になるのですか?

補足日時:2009/10/24 14:01
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電車のモーターについての質問ですが、電車の構造は良く分かりませんが、外扇型と内扇型の違いは、モーターの冷却方法の違いです。


簡単に言うと、モーター本体の外側にプロペラがついていて、モーターの回転と同時に冷却するもので、内扇型はモーターケーシングの中にプロペラが入っているものです。
質問の中にある、外扇型から爆音の音とありますがこれは、冷却ファンの音の事ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

おそらくそうだと思います。爆音の音とは具体的なことはよく分からなかったので教えてくれて助かりました

お礼日時:2009/11/04 08:00

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