遺伝子の転写におけるenhancerとシス因子とトランス因子とプロモーターの
関係について教えてください。

A 回答 (1件)

シス因子とは、同じDNAにある領域に働く因子で、トランス因子とは、どちらのDNAにも働くことのできる因子です。


エンハンサーとは、転写を促進するDNAの領域のことで、エンハンサーに結合したタンパク質を介してRNAポリメラーゼと結合し、その活性を高めます。これはトランス作用性因子です。なぜなら、エンハンサーはプロモーターと同じDNA上になくても作用するからです。(エンハンサーは確かにトランスに働きますが、このことが発見されたのはつい最近で、一般的にはシスに働くのと言った方が良いのかもしれませんが・・・・。その辺は曖昧です。すみません。)
転写を調節するタンパク質(リプレッサーなど)は普通、トランス因子です。なぜなら、核の中を自由に移動できるので、どちらのDNAにも結合できるからです。一方、転写を調節するDNAの領域(オペレーターなど)は一般的にはシス因子です。なぜなら、プロモーターと隣接しているので自由に移動できず、同じDNA上のプロ-モーター領域にしか働けないからです。ただし、エンハンサーは特別のようです。それはプロモーター領域ととても離れて存在するので、ある程度自由に移動できるからだと思います。
どの程度の知識をお持ちかわからなかったので、標準的な説明をしました。もっと詳しく、またはもっと簡単に、というときは補足したいと思います。
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暗記するしかないんですか?どなたか教えていただけたら嬉しいです。。

Aベストアンサー

配偶子の種類がAB:Ab:aB:abで、その割合がn:1:1:nだったとき、どの配偶子が組換えの結果できた配偶子か分かりますか。少数の配偶子が組換えの結果できたものです。つまり、この場合にはAbとaBがそれに当たります。
減数分裂と染色体の乗換えの項を復習して下さい。ご質問のAB:Ab:aB:abのケースでは、AB:abが同数出来、Ab:aBも同数出来ますが、連鎖していたAB:abが多く、組換えの結果できたAb:aBが少ないことを理解しましょう。
AB:Ab:aB:abの比率はp:q:q:pになります。この比はp/q:1:1:p/qと同じですから、p/q=nとすればn:1:1:nになります。ここでp>qならpが連鎖でqが組換えですし、p<qならqが連鎖でpが組換えしたものです。この方がどれが連鎖していてどれが組換えの結果できたものか理解しやすいように思います。

組換え価とは次式で表されます。
組換え価=組換えの結果生じた配偶子数/全配偶子数×100(%)
ご質問のケースは組換えの結果生じた配偶子数は1+1で、全配偶子数はn+1+1+nですからご質問のような式になります。

蛇足ですが、ご質問者さんには何の責任もないことですが、配偶子の比をn:1:1:nで表す教育には賛成しません。あくまでもp:q:q:pが正しいと思います。

配偶子の種類がAB:Ab:aB:abで、その割合がn:1:1:nだったとき、どの配偶子が組換えの結果できた配偶子か分かりますか。少数の配偶子が組換えの結果できたものです。つまり、この場合にはAbとaBがそれに当たります。
減数分裂と染色体の乗換えの項を復習して下さい。ご質問のAB:Ab:aB:abのケースでは、AB:abが同数出来、Ab:aBも同数出来ますが、連鎖していたAB:abが多く、組換えの結果できたAb:aBが少ないことを理解しましょう。
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Aベストアンサー

(1) グルコースが存在する場合、ラクトースがあってもなくても以下の状態です。

cAMPが生成されない=CAP-cAMP複合体が形成されない=lacオペロンのCAP結合配列に結合しない
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(2) グルコースが存在しない場合

cAMPが生成される=CAP-cAMP複合体が形成される=lacオペロンのCAP結合配列に結合する
=lacオペロンの転写が活性化できる態勢になる

・この時ラクトースがあると
lacリプレッサーにラクトースが結合=ラクトース-lacリプレッサーがDNAから解離=β‐ガラクトシターゼ発現=ラクトースを代謝

・この時ラクトースが無ければ
lacリプレッサーがDNAについたまま=β‐ガラクトシターゼ発現しない=ラクトースを代謝しない


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