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meat balls は(C) fried chiken(UC)なのはなぜかという討論させられる場があり、左方にあるfriedは形容詞・過去分詞なものなのでこの言葉の焦点はchikenにありUC、meatもUCだけど名詞だけどchikenとは別の使い方をしていて右方にあるball(U)の方にこの言葉の焦点があるのでballを数えていうのではと考えたのですが、解説者に「meatとchikenの位置の問題じゃなくて(苦笑)、話者のイメージなんですよ(笑)」と軽くたしなまれ少しがっくり。話者のイメージから考える場だったのでもちろんそれも理解できましたが、meatという名詞の使い方も気になり、文法的にうまく説明できないのかなあとどうしても納得がいかず、お伺いすることにしました。ぜひずばっと解説お願いします。 

A 回答 (2件)

はじめまして。



1.文法的な解説ということであれば、以下のように説明されればいいと思います。

(1)可算・不可算は名詞の性質によって決まります。

(2)meat ballsの名詞はball「玉」、fried chickenの名詞はchicken「鶏肉」になります。

(3)ちなみにmeat「肉」も名詞ですが、ここではballを修飾して、「肉の」という形容詞として使われているので、ここでは名詞には分類されません。

(4)ballは普通名詞で可算、chickenは鶏肉を総称する物質名詞なので不可算となります。

(5)「肉を一切れ」という場合は、a piece of、a bloc ofといった数詞を使います。

以上が文法上の説明になります。


2.イメージでの説明を加えると

(1)「玉」は1個、2個と数えることができるので、イメージ的にも可算になります。

(2)「鶏肉」は鳥をさばいた肉のことで、料理によって、大きさや量が異なります。肉をひとつの塊と考え、それを分配するのに量や数に決まりはありません。「肉全体」としてみているのです。

(3)例文はそれぞれ「ミートボール」「フライドチキン」という料理名になっていますが、ミートボールは必ず複数で出される料理で、フライドチキンは肉の塊が大きければ一個の場合もありうる肉料理です。従って、ミートボールは可算、フライドチキンは不可算扱いになります。

(4)野次「ミートボールが一個の場合は?」
回答「それはハンバーグという別の料理名になります」


3.文法とイメージ・フィーリング:

文法とイメージ・フィーリングは時々相反するもので、文法を絶対的なものにすると、語学の変化と融通の可能性を閉ざしてしまう危険性があります。

また、イメージ・フィーリングに頼り過ぎても、4のような野次はいくらでも出てきてしまい、曖昧さという欠点があります。
例:
野次2「ケンタッキーフライドチキン(KFC)の場合は、いつもチキンが2個以上あるから、fried chickensでもいいのでは?」
野次3「家で食べるフライドチキンはいつも複数だからfried chickensでもいいのでは?」

これらのとめどもない野次に、ピシャッと論理で終止符を打つことができるのが、文法というルールになります。
以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

「meatは形容詞として使われている!」といいたかったのだけど、文法的に正しい表現かわからなかったので口に出して言うのが憚れ、つい曖昧な表現になり、鼻で笑われてしまいました!自分的にはこう説明したかったのにうまい言葉がでず、でも合ってる確信があったので何だか納得がいかず、でも理論整然とした表現でしっかり説明してくださって本当にすっきり。また「肉をひとつの塊と考え、それを分配するのに量や数に決まりはありません。「肉全体」としてみているのです。」はわかりやすいです。「ミートボールが一個の場合は?それはハンバーグという別の料理名になります」なるほど! うう、あの場でそこまで言えてれば超すっきりだったのに! ほんとありがとうございました。 

お礼日時:2007/06/19 22:15

>meat balls は(C) fried chiken(UC)なのはなぜか



meat ballが可算であるのは、ballが可算名詞だからです。
fried chickenが不可算であるのは、chickenが不可算名詞だからです。
いずれも、修飾語にはよりません。

蛇足です。
上記のchickenは「ニワトリ」という意味ではなく、「鶏肉」という意味です。「ニワトリ」は可算名詞ですが、「鶏肉」は不可算名詞です。
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