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ロードバイクで「アルミカーボン(カーボンバック)」と言う素材がありました。
要は「前三角がアルミで後三角がカーボン」ってことなんだろうなぁと
予想(違ったらすいません)はつくのですが、
長所と短所を探してもいまいち見つかりませんでした。

アルミカーボンという素材はどういった長所・短所があるのでしょうか?
フルアルミとフルカーボンと比べてどういった差があるのでしょうか?

個人的には乗り心地や耐久性を気にしています。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

> 「アルミカーボン(カーボンバック)」と言う素材


フレームのことですよね。
だったらご察しの通り、前三角がアルミで
シートステイとチェーンステイがカーボンになっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F: …
あと、恐らくフレームとセットになっている
フロントフォークもカーボンでしょう。

カーボンバックを一躍有名にしたのはピナレロ社ですね。
1998年のことです。
http://www.cyclingtime.com/pr/pinarello/09galile …
上記サイトにあるとおり、これは
アルミのシャキッとした乗り味は残しつつ
バックからの不快な振動をカーボンシートステーで吸収してしまう
という考え方です。

アルミというのは鉄に較べて軽いが柔らかい素材です。
自転車に必要な強度を与えるために
パイプ径を太くしたり、角を入れるなど形状加工をしますが
それでも鉄のフレームよりずっと軽く仕上がります。
ただし、今度は鉄のような「しなり」がなくなっちゃうんですよね。
「バネ感」とか「ウィップ感」と呼ばれるやつですね。
要するにガチガチに固いんです。
だからパワーの伝わり方がダイレクトになる代わりに
しなりがなくて身体的には辛くなります。
そこで、フロントとリアだけ鉄やカーボンにすることで
サスペンション効果を与えたのがカーボンバックです。
キャノンデールのようにシートステーの形状を工夫することで
サスペンション効果を高めたメーカーもありましたが
http://www.s-rinten.com/date/2007/02.html
ほとんどのメーカーは2000年までにはピナレロを追随することになりました。

一方、カーボンに強かったトレックやタイム、ルックといったメーカーは
いち早くフルカーボン・フレームを投入します。
トレックは確か1999年にランス・アームストロン駆るフルカーボン・バイクで
ツール・ド・フランスを制したのでありました。
ちなみにピナレロのカーボンバックとカーボンフォークを製造していたのが
タイムです。
カーボンは軽くて、かつ設計によって固くも柔かくも出来ちゃうんですね。
要するに鉄とアルミのイイとこどりが出来ちゃうんです。
だから車種によって鉄っぽかったりアルミぽかったりしますよ。
(まあ、厳密には違うのですが、それは実際に乗って体験した方が分かるでしょう。)
ただ、カーボンは製造設備が大規模になります。
だから企業の資本力が問われるわけ。
タイム、ルック、トレック、ジャイアントは
早くからカーボンパイプとフレームの製造設備を自社や下請けで持ってたわけ。
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アルミカーボンというのはハンドルやシートポストなどのパーツに使われているものだと思います。


心棒をアルミで形成してその周囲をカーボンで巻き付けている素材のことです。
カーボンバックはトップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブがアルミでシートステイやチェーンステイ部がカーボンで出来たものです。
メーカによっては組み合わせが違うので全て、この通りとは限りません。

素材的な特性ですがアルミは軽くて柔らかいです。
コーラの缶などがそうですよね。
それだと十分な強度が保てないのでパイプの直径を太くして肉厚も厚みを増してます。
それでも十分な軽さを実現しています。
でもその結果、力をそのまま伝えてしまう特性を持ってしまってます。
だから、路面からのちょっとした振動をそのまま伝えるので、長距離を走ってくるにつれて疲れて来やすいフレームになってしまいます。
カーボンはと言うと、繊維を焼き固めているので横からの振動をにがしてくれます。
これは竹を想像してもらえば分かるかな。
だから、路面からの振動を拡散してくれるので長距離を乗っているときに疲れて来にくいのです。
一般的にカーボンはガラスみたいな感じなので、変な荷重をかけないように慎重に扱わなければならないです。
カーボンバックはこれらの素材の良いところ取りをしたものです。
ペダルを漕ぐ部分は出来るだけ力を逃がさないような素材の方が向いているのでアルミ。
路面からの振動を伝える部分は拡散できた方が向いているのでカーボンと分けてます。
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>「前三角がアルミで後三角がカーボン」


正解です。

 フルアルミだと硬くなりすぎる傾向にあるので、振動吸収に優れる
カーボンと組み合わせて良いとこ取りをねらったフレームです。
 一般論ですが
 堅さ アルミ>アルミカーボン>カーボン
 値段 カーボン>アルミカーボン>アルミ
 みたいな感じになります。

 2~3年前までは大流行してました。
 最近下火なのは、フルカーボンが一般化したことと(相変わらず
高価ですが)、アルミでも乗り心地の良いものができるようになった
からです。
 因みに、アルミカーボンといってもカーボンバックではなく、
もっと複雑に組み合わせた物 CANNONDALE の System6等もあります。

 現在残っているカーボンバックは何れもコストパフォーマンスに
優れているものが多く、お勧めできると思います。
 私の自転車はGIOS LEGGERO これ良いです。
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