プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

可変バルブタイミングについて本を読んで勉強しているのですが、
分からない点があるのでお伺いします。

本には以下のような2つの記述がありました。

「ガスの慣性による流動遅れのため、吸気バルブが開いてもすぐには吸気が行なわれないので、バルブの開時期は一般に上死点前5~20度程度にする。高回転では、この遅れの角度が大きくなるので、開時期を早めると充填効率が高められる。」

「吸気バルブの閉時期も、ガスの慣性を利用するため、一般に下死点後30~50度程度にする。この時期を遅くすると吸気の脈動に寄る慣性効率が高速回転で大きくなり充填効率が高くなる。」

この二つから考えると、
高回転で充填(燃焼)効率を良くするためには、
吸気バルブを早く開け、遅く閉じるのが良いということになりますよね?

しかし、吸気カム位相切り替え方式の可変バルブタイミング機構では、
バルブを開ける(または閉じる)タイミングを変更することはできても、
バルブが開いてから閉じるまでの時間は変えらないため、
バルブを早く開ければ早く閉じ、
遅く閉じたければ遅く開けなければならないという、
相反する関係が成立するかと思います。

その本のバルブタイミングの所の説明では、
「(バルブタイミングを調整することで)高回転時には、吸気バルブの閉時期を遅くして充填効率を高めている。」
と書かれていました。

これはつまり、
高回転時には、吸気バルブを早く開けるよりも、
バルブを遅く閉めることによる充填効率増加の方が大きいということなのでしょうか?

長くなってすいません、ご教授願います。

A 回答 (1件)

私がエンジンなら全て正解に読めますが。


最近はバルブの開閉のタイミングを細かくかつ瞬時におこなうことができる技術が発達してきて(御存知のようにBMWは相当実績があります)スロットルバルブも要らないようです。充填効率も相当のところをねらえますね。エンジンブレーキだってかけ放題ですね。
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