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音楽には何の素養もありません。
何でもよいのですが例えば、ショパンのノクターン 第20番は 嬰ハ短調 で、ベートーヴェンの交響曲第3番は変ホ長調だといいます。
調とは、長調とは、短調とは、嬰ハとは、変ホとは・・・。本当は、こういうことが分かれば一番いいのですが読んでも聞いても、とても理解できる予感がしません。正面から説明を受けてもお互いに時間の無駄な気がしますので観点をずらして次の質問をさせていただきます。

仮にショパンにノクターン 第20番の譜を、聞こえ方は現在と寸部違わぬように変ホ長調で書き直してくれるように依頼したとします。このとき無意味であろうが馬鹿馬鹿しかろうが苦労しようが、可能ではあるのですか。それとも不可能なのですか。困難であったり不可能であったりする最大の理由は何ですか。多分、この質問は「調」の役割を直接お尋ねするよりは、お答えし易いと思うのですが・・・。
今のところ、こういう説明(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%BF)は何も理解できないので観点を変えてみました。
よろしくお願いします。

A 回答 (13件中1~10件)

>例は何でもよいのですが、ここにショパンのノクターン20番嬰ハ短調・・・(*) の譜面があるとします。

いま、調号「変ホ長調」の記入された譜面に(*)と寸部違わぬ聞こえ方がするように音符を書き込むことが可能かを考えます。つぎのような馬鹿馬鹿しい現象が起きるかもしれませんが、いまは可能だと考えています。この考えは誤っていますか。
→可能です。詳細は下でしましょう

1 多くの音符が5線譜の上または下へ飛び出してしまい、5線譜の上が隙間だらけになるかもしれない。
→なりません。絶対音が同じならばどんな調号の譜面で書こうがド♯はド♯です。位置が変わることはあり得ません。


2 ほとんど全ての音符にダブルシャープ、ダブルフラット、シャープ、フラットなどが付く可能性がある。
→可能性はあります。変ホ長調は♭系です。この調号の譜面で♯4つの調を記譜しようとしたら♯とか♭、ナチュラルなど大変な事になりますね

この回答への補足

先ず始めに、質疑のその後を追跡して下さっていることに感謝します。この文面はほとんど、お礼なのですが、いよいよ今回の疑問の8~9割が分かって残りは僅かです。お礼の欄は10割、分かって締め切るときのためにとっておきたいので、ここに記します。

最後に残った疑問は
>>絶対音が同じならばどんな調号の譜面で書こうがド♯はド♯です。位置が変わることはあり得ません。
ここだけだと思います。
今の時点ではこの理由が分かりません。これの解説を決して拒否する訳ではありませんが、多分ここまでくれば書物によって自力で理解できると思います。手元には音楽の本が皆無なのと平日は夜間しか活用できないので数日要すると思いますが分かり次第、お礼の欄でご報告します。ご面倒でも数日置きにアクセスして下さると有り難いです。
何度も寄稿して下さって有り難うございます。

補足日時:2007/08/05 23:52
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この回答へのお礼

後刻、No.10のお礼の欄に記します。そちらをご覧下さいませ。

お礼日時:2007/08/06 19:48

調の問題は難しいのですが・・・



日本では音律がほとんど教育されません。
平均律では転調が容易ですがセントの間隔が違う
ピタゴラス律、純正律、中全音律等は厳密には
うまくいかないと思います。
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この回答へのお礼

平均律は初耳ですが、どうやら音律の一部にすぎないのですね。
多分、今までの回答者の方々は質問文から察して、話しを平均律に限定して下さったのだと思います。ANo.12までの流れからご理解いただけると存じますが、ちょうど締め切ろうという手順になってしまっていますので、早々で申し訳ないですが実行させて下さいませ。
多分、お世話になる機会があると思います。その節はよろしくお願いします。

お礼日時:2007/08/06 21:06

ごめんなさい!No.4ですが訂正です。


いままで質問者様のご質問の意図をよく理解していませんでした。
>ここにショパンのノクターン20番嬰ハ短調・・・(*) の譜面があるとします。いま、調号「変ホ長調」の記入された譜面に(*)と寸部違わぬ聞こえ方がするように音符を書き込むことが可能かを考えます。
ということは…
質問者様のなさりたいのは移調ではなく、転調という作業ですね。
これはもともと楽譜にかかれた調号とは違う調のメロディーを書くときの作業です。
例えば譜面の調号の指定はハ長調なのに、そこにニ長調のメロディーを書く場合のことではありませんか?
もしそうでしたら、さっきの回答は無視してください。

転調する場合、例のとおりだと、変ホ長調の調号♭三つ(これはハ短調も同じ)の書かれた楽譜に嬰ハ短調に聞こえるメロディーを書くということで、臨時記号として、ドに# レに# ミにナチュラル ファに# ソに# ラに#またはナチュラル シに#またはナチュラル
をと全ての音に臨時記号をつけることになります。

なりますが、可能です。
どの調の楽譜にどの調のメロディーを書くことも可能です。
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この回答へのお礼

こちらこそ適切な用語が使えないため遠回りをさせてしまい、失礼しました。ごめんなさい。
ANo.12によって今回の質問の意図が満たされました。副産物として自動的に多くのことが一度に分かったような気がします。そのうち具体的に童謡でも用いて調を換えて譜を書きなおしてみようと思います。その節も事情が許せば目を通して下さいませ。
最後まで関心をもち続けて下さって感謝しています。大変、有り難うございました。

お礼日時:2007/08/06 20:48

NO4です。



端的に申せばまず
短調⇔長調の移調はできない。元の調と音の幅が半音ずれるところがでてきてしまうので。それが長調と短調の差です。

つぎにご質問への私なりの答えですが
>1 多くの音符が5線譜の上または下へ飛び出してしまい、5線譜の上が隙間だらけになるかもしれない。
嬰ハ短調から変ホ長調へ移動する場合はまずありえません。
音は二つしか変わりませんので。ドはミに、レはファに…見た目はそんなに変わらないでしょう。
(もしもっと大きな幅で変わるような場合は隙間だらけになる可能性がありますが、ト音記号だけでなくヘ音記号、ハ音記号を使う、またはオッターヴァ記号を使うことによって、解決します。)

2 ほとんど全ての音符にダブルシャープ、ダブルフラット、シャープ、フラットなどが付く可能性がある。
これも、嬰ハ短調から変ホ長調の場合はありえません。
嬰ハ短調は
ド# レ# ミ ファ# ソ# ラ# シ# ド# | ド# シ ラ ソ# ファ# ミ レ# ド#
の音階を使うと決まっています。もともとシャープ多いですね。
変ホ長調は
ミ♭ ファ ソ ラ♭ シ♭ ド レ ミ♭
です。
だから、移調することによってシャープやフラットが増えるわけでなく移動先の調が何調かによって決まります。
ちなみに、もともとの状態で一番記号の多くつくのは嬰ニ短調でしょうかね…
ドがダブルシャープで他の音は全部シャープという事のありうる調です。
だから何調からであろうと嬰ニ長調等に移調する場合は、イエスといえます。

調性の事は難しいので、可能ならばわかる人に一対一で教えてもらうのが一番なんですけれども…
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この回答へのお礼

ANo.12を拝見しました。すべては質問文に適切な音楽用語が遣えていないことが原因です。済みませんでした。
後刻、ANo.12の方に、お礼を述べます。

お礼日時:2007/08/06 19:51

>>絶対音が同じならばどんな調号の譜面で書こうがド♯はド♯です。

位置が変わることはあり得ません。
ここだけだと思います。

ここは簡単じゃないかなー。だって寸分も狂わないような同じ音を表したいんでしょ?じゃあ同じに決まってるじゃん!
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この回答へのお礼

あることに二者択一で迷っていましたが、そういうことであれば考え方は自動的にきまるので多分、100%解決したでしょう。

ANo.6、ANo.9によって今回の質問の意図が満たされました。副産物として自動的に多くのことが一度に分かったような気がします。
そのうち具体的に童謡でも用いて調を換えて譜を書きなおしてみようと思います。その際にも事情が許せば目を通して下さいませ。
最後まで関心をもち続けて下さって感謝しています。有り難うございました。

お礼日時:2007/08/06 20:43

質問者さんは、我々をテストして居るのかな~


現代の西洋音階12音階の並び方の、C(ド)~B(シ)を黒鍵を含む12のkeyで構成されて居る様子を視覚的に眺めると
長調の場合、白、黒、白、黒、白、白、黒、白、黒、白、黒、白(白と白の間に黒を挟むのを→全) (白と白の間に黒を挟ま無いのを→半)と表現すると、長調は「全全半全全全半」

短調のkey配列は、A(ラ)~G(ソ) 白、黒、白、白、黒、白、黒、白、白、黒、白、黒、
なので、短調の場合は、「全半全全半全全」
-------------
長調でも、短調でも、上↑の形を崩さないで、移調すれば、key(調の変更が可能)←長調、短調は、各々の配列が異なるので、
長調から→←短調から、の移調は出来ない。
----------
但し、↑に示した、短音階は、自然的短音階の例なので「和声的又は、旋律的短音階は、異なる」 
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この回答へのお礼

何もテストしていません。

長調から→←短調から、の移調は出来ない。・・・この、ご主張だということは分かりました。
有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

お礼日時:2007/08/05 22:06

NO4です。


>音楽には「#」や「♭」で一時的に半音だけ上下させる以外に、「全音一つ分」とか「全音二つ分」とかを上下させる記号はない。

NO。かな?
全音一つ分移動させるダブルシャープやダブルフラットと言う記号があります。しかし調号(ト音記号などの右側にまとめていくつかついているシャープやフラット)として使われることはありません。
又ややこしくなってしまいましたね…

>全音一つ分以上離れている二つの「調」を用いて寸部違わぬように聞こえる曲を譜面に残すことは不可能である。
半音一つ分だけ離れている二つの「調」を用いて寸部違わぬように聞こえる曲を譜面に残すことは可能である。

これはNO。
寸分たがわぬ、と言うのがどの程度のことを指しておられるのかちょっと感覚的にわからないのですが、厳密に言えば、半音でも移調すれば寸分たがわぬとは言いがたいのです。
かえって半音ずらすのは全音ずらすのよりも元の調から遠くなることがあります。近い関係の調というのは、たとえば属調といって、シャープ一つからシャープ二つへ、とかフラット三つからフラット二つへと言うように、調号の数が近いものを言うことがあります。半音ずらすと調号の数はだいぶかわりますからね…

>ただし、この場合一方の譜面にはほとんど全ての音符に「#」や「♭」が付くことになりかねない。
これはイエス。

結論
カラオケのようにキーを変えることは、どんな曲であっても、また半音いくつ分でも全音いくつ分でも可能です。ずらしたというだけで、音と音の幅が同じですから(寸分たがわぬ)同じメロディーだと言うことができます。
ただ調によって音楽の印象は変わりますから、作曲者が元の調にこだわっている場合(クラシック音楽の場合など)例えば演奏会でハ長調の曲をニ長調にして演奏したりは習慣的にしません。
もし調を変えて弾きたい場合は「編曲しました」ということになります。
つまり、移調したら同じメロディーでも印象が変わるので、同じ曲とは言えない、という感覚があるのですね
ピアノ伴奏の歌曲の場合は歌手の声域によってキーをずらすようです。カラオケの場合と同じで、わざわざ移調しました、編曲しましたとは言いません。全て習慣の問題なのでしょうね。
お役に立ちましたでしょうか?

この回答への補足

ダブルシャープとダブルフラットの存在を知ったのと質問した当初より幾分か知識が増えたので新たに質問し直します。ANo.4の補足の欄の記述は撤回します。無視して下さい。
寸部違わぬとは文字通りの厳密な意味であって、たった一箇所半音だけ狂うことも許さないということです。実際の音楽界でこうしたことが行われているか否か、何の意味があるのかなんてことは一切考えません。質問人の理解が深まることだけが目的です。

例は何でもよいのですが、ここにショパンのノクターン20番嬰ハ短調・・・(*) の譜面があるとします。いま、調号「変ホ長調」の記入された譜面に(*)と寸部違わぬ聞こえ方がするように音符を書き込むことが可能かを考えます。つぎのような馬鹿馬鹿しい現象が起きるかもしれませんが、いまは可能だと考えています。この考えは誤っていますか。

1 多くの音符が5線譜の上または下へ飛び出してしまい、5線譜の上が隙間だらけになるかもしれない。
2 ほとんど全ての音符にダブルシャープ、ダブルフラット、シャープ、フラットなどが付く可能性がある。

事情が許せばお答えを希望します。急ぎはしません。

補足日時:2007/08/05 21:52
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調が半音上がったなら、全ての音を相対的に半音上にずれせば、移調は完了です。

移調がわからないとおっしゃいますが、カラオケでいうキーを上げたり下げたりする作業が移調です。やったことあると思うので、分かると思います。難しくはありません

カラオケでやったことあるならわかると思いますが、移調しても曲は同じ響きであり、聴いている人は同じ曲と認識するでしょう。

ただ、クラシックの場合は歌曲を除いては移調されることはほとんどありません(歌曲は歌い手の声域によってしばしば移調される)。クラシック音楽の場合は「どの高さで音を書くか」というのが重要な要素である事と、楽器の制約上「この調が最も鳴りやすい」「移調すると演奏不可能になる」という事があるので、理論的に移調することは可能であっても、実際に移調されて演奏されることはありません。
また、ややこしくなるようで申し訳ないのですが、カラオケは機械的に移調できるのですが、実際のアナログな音楽では、移調すると微妙に和音の響きが変わります。弦楽器などではまったく響きから変わります。デジタル機器やピアノ、人の声、弦楽器などでは調律のされ方が異なるのであって、譜面の理論どおりに行きません。「平均律」と「純正律」という調律の違いがあるからです。これが調性に個性を持たせたり、移調を可能にしたりしているのです。楽譜の理屈だけで音楽はかけないのです。


>さて、Q4です。
嬰ハ短調の譜を聞こえ方は寸部違わぬようにハ短調で書き直すことはできると思いますが、この判断は正しいですか。譜面にやたらと「#」や「♭」がつくのは覚悟するものとします。

上に書いた理論により、ハ短調で書き換えることは出来ます。カラオケでやるみたいに全ての音を半音ずれせばいいだけです。ただし譜面にやたら#♭がつくと言っていますが、ハ短調に書き換えれば、調号自体が変わるので、#や♭の付き方が変わります。またハ短調の調号で無理矢理嬰ハ短調を記譜したとしてもそれはあくまでも「ハ短調の調号を用いた嬰ハ短調」であり、ハ短調ではありません。しかも、そんなややこしいことは実用的ではなく、理論的には可能であったとしても、実際にやる人はいません。これは要するに質問者様の最初の質問である「このとき無意味であろうが馬鹿馬鹿しかろうが苦労しようが、可能ではあるのですか。それとも不可能なのですか」という答えで、それは
「理論的には可能であるが、無意味でばかばかしくて、誰もやる人はいない」ということです。

>嬰ハ短調の譜を、変ホ短調で書き換えた場合、全体の音の高さが作曲者の意図とは別のものになると思いますが、この判断は正しいですか。

はい。作曲者の意図とは違ったものになります。
作曲者は「この高さで音符を書く」ことに意味を見出してその曲を書いたので、その高さを変えてしまうことは作曲者の意図に反します。クラシック音楽の演奏において、このことは暗黙の了解であり、誰もやる人はいません。
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この回答へのお礼

今は多分、移調とは何か分かっていると思います。ANo.4の「かえるの歌」のお陰です。それ以前には分かっていませんでした。非常に機械的な作業だと思います。

楽器がこのバカな質問に対応するようにできていないのは当然で、よく分かります。

多分、「調」の意味が大筋として分かりかかっています。
>>「ハ短調の調号を用いた嬰ハ短調」であり、ハ短調ではありません。
正に、このことを知りたかったのです。こうなっていればショパンの意図通りに聞こえる筈です。この質問は、こういう制約のあるシステムを通じて「調」の意味を知るための便法ですから現実的であるか否かは無関係です。
有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

お礼日時:2007/08/05 20:00

 


 音階入門
 
Q4.嬰ハ短調の譜を、変ホ長調で書き直せるか? 
 短調の譜は、長調には移調できない(作曲者の指定なしには)。
 嬰ハ短調の譜を、変ホ短調なら書き直せる(演奏者の都合で)。
 
Q3.嬰ハとは、変ホとは? 
 嬰ハとは、ハより半音高く、変ホとは、ホより半音低い。
 半音ふたつで、全音ひとつの音程とおなじ。
 
Q2.長調とは、短調とは? 
 長調は「ミファ、シド」、短調は「レミ、ソラ」の間が半音程。
 その他は、すべて全音程。
 
Q1.調とは? 
 第1音から第7音まで「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の音階。
 第1音から第8音まで「ド」を、オクターブ(8度音程)と呼ぶ。
 
Q0.以上で、わからない点があれば、さらにくわしく説明します。
 この機会を逃すと、質問者は生涯“音符オンチ”のままです。
 

この回答への補足

“音符”と限らず”オンチ”には慣れているといえば慣れていて”金銭オンチ”を除けば別段困ってもいないのですが、お言葉に甘えてこの際、解決しておこうと思います。ご親切に有り難うございます。
Q1、Q2、Q3までは問題なさそうです。

さて、Q4です。
嬰ハ短調の譜を聞こえ方は寸部違わぬようにハ短調で書き直すことはできると思いますが、この判断は正しいですか。譜面にやたらと「#」や「♭」がつくのは覚悟するものとします。
嬰ハ短調の譜を、変ホ短調で書き換えた場合、全体の音の高さが作曲者の意図とは別のものになると思いますが、この判断は正しいですか。

事情が許せれば、ご返事くださると有り難いです。
有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

補足日時:2007/08/05 10:15
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この回答へのお礼

ANo.6によって補足の欄の疑問は解決しました。
有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

お礼日時:2007/08/05 20:06

調を移すこと=移調 と言うのはできます。



移調 とは、簡単に言えば「かえるのうた」を
ドレミファ ミレド …とドからはじめれば ハ長調 のところを
レミファソ ファミレ…とレから初めて一つずらすと ニ長調になります。これのことです。調が違うということは、おおざっぱに言えば始まる音が違うと言うこと。でもいちおう、同じ曲に聞こえますね。

(ちなみにピアノで弾いてみるとよくわかりますが、レからはじめるとファをシャープにしなければなりません。このあたりがむずかしいところで、調の役割なんですが、ハ長調の時はファはナチュラルで、ニ長調の時はファはシャープを使うと言うことは、
二つの調で使っている音が違う、つまり、聞こえ方の印象も微妙に違うと言うことです。)

次に長調から短調の移調ですが、これは明るい調→暗い調ですから、同じ音からはじめても、かなり印象が変わります。
かえるのうたでやってみると
ドレミファ ミレド ミファソラ ソファミ (ハ長調)

ドレみファ みレド みファソら ソファみ (ハ短調)
ひらがなの音はフラットで弾いてください。
暗くはなりますが、ああ、かえるのうたの暗いバージョンだな、と言う感じで、わかることはわかります。

さて、ショパンの曲の場合ですが、上記の理由で、移調することは楽典の勉強をした人なら、誰にでもできますが、それがオリジナルと同じ曲と言えるかと言うと…どうでしょう。
かえるのうたをハ長調でうたおうとニ長調でうたおうと誰も文句を言わないでしょうが、クラシックの作曲家は、どの音から始まる明るい調、または暗い調がこの曲に一番ふさわしいか、と言うことにこだわって作曲していますから、もともとの調で演奏しなければ厳密には同じ曲とは言えないでしょうね。

この回答への補足

お蔭様で少し分かりかけました。こういう理解でよいですか。
音楽には「#」や「♭」で一時的に半音だけ上下させる以外に、「全音一つ分」とか「全音二つ分」とかを上下させる記号はない。したがって
全音一つ分以上離れている二つの「調」を用いて寸部違わぬように聞こえる曲を譜面に残すことは不可能である。
半音一つ分だけ離れている二つの「調」を用いて寸部違わぬように聞こえる曲を譜面に残すことは可能である。ただし、この場合一方の譜面にはほとんど全ての音符に「#」や「♭」が付くことになりかねない。
もしも、これが正しければ今回の疑問は解けたことになりそうです。
ご面倒でも事情が許せれば、ご返事くださると有り難いです。

生兵法かもしれませんが、「長調」は『全全半・全全全半』、短調は『全半・全全半・全全』だということを知ったので、かえるの歌のハ長調からハ短調への移調の件は分かりました。

ショパンの件は上記の正誤によって自動的に答えが出るものと思います。

有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

補足日時:2007/08/05 09:47
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