
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
こんばんは。
>昔ながらのかわら屋根の長所と短所を教えてください。
◎否定的な人が多いのですが・・・
「瓦」のメリットは・・・
1.耐久性がある。特に「釉薬」のものは耐久性が優れている。
2.日本の気候・風土に合っている。
3.歴史も古く、改良も進んでいるので安心して使用出来る。
4.昔と違い、瓦本体の軽量化も進んでいる上に、施工方法も「空葺き」が主となって来ているので、屋根全体としての軽量化も進んでいる。
5.「和瓦」だけでなく、洋風デザインを取り入れた「陶器瓦」もあり、選択肢が広い。
6.屋根の「呼吸」を妨げない。
7.下地(野路板)と「屋根材」との間に「空間」が出来るため「保温性・耐熱性」に過ぎれている。
デメリットは・・・
1.どうしても「重い」というイメージが付いて回る。
2.「瓦」によっては、非常に高額な工事になる。
3.まともに施工出来る「職人」が少ない。
4.建築会社などが、コストダウンと工期短縮の為に使いたがらない。
5.「瓦」を使うと「基礎工事」をしっかりとした物にしなくてはならない。(手抜き工事がやり難い)
等々ですね。
>いまどきの大手住宅会社の屋根はほとんどかわらではない板のような屋根です。
◎これは「コストダウン」と「工期短縮」のためです。それと「瓦」以外の「屋根材」を使用した場合、必ず数年後には「メンテナンス」が必要となります。その時にも、「自社で施工を請合おう」という目論見もあります。
>あとなぜかわら屋根は減ってしまっているのでしょうか?
◎ひとつは、まともに施工出来る「職人不足」、と言うよりは「屋根職人」を使うと「工費」が高くなってしまうからです。他には「ちゃんとした工事を行う自信がないから」でしょうね。
「瓦屋根は重い。地震の時に危険だ」というのは詭弁に過ぎません。
以下に参考サイトを紹介します。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kawara/dannetu.htm
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Green/2823/ …
http://www.kawara.gr.jp/
http://www.zentouren.or.jp/
http://www.atc.ne.jp/kawara/index.htm
http://www.ceramica.jp/index.html
http://www.shibao.co.jp/kind.html
http://www.e-kawara.co.jp/index.htm
http://www.h5.dion.ne.jp/~ftbiken/sub1.html
http://www.kincera.net/index.html
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kawara/mame.htm
http://www.usui-tosou.com/yane01.html
http://www.jtccm.or.jp/public/mokuji05/0506_kiko …陶器瓦'
http://www.yane.or.jp/qa/qa501.shtml
http://www3.ttn.ne.jp/~sigeru/kawara1.htm
http://www.kitano-kawara.com/kawara.htm
http://www.toyo-kawara.co.jp/ja/index.html
他にもたくさんありますが、これ位で・・・
「屋根材」として総合的に見て優れているのは「日本瓦(釉薬)」です。軽量化したいのであれば「セラミック瓦」や「陶器瓦」が良いでしょう。
近年、よく使用されている「スレート」「金属屋根」「カラーへスト」等々は「断熱性・保温性」で劣っています。劣っているだけでなく、室内の壁(特に二階部分)の変色も起こります。また、必ず「メンテナンス」が必要となります。耐久性も短い為、数年後には「葺き替え」や「塗装」などの工事が必要となります。
これらは、私の身内や知人の体験、また私が「リフォーム」の仕事をしていた時の体験からの回答です。
実際「リフォーム」を建築後「早い時期」で必要としている家の屋根は「スレート」「金属屋根」「カラーベスト」などの「今風の屋根」を施工している場合が殆どでした。「日本瓦」の屋根でも「リフォーム」をした家はありますが、そのような家は「築数百年」経っているとか「新築時の工事がいい加減(手抜き工事)」をされていた場合が殆どです。
阪神大震災の時に「瓦屋根の家がたくさん倒壊した」と言い「安っぽい軽量瓦」を薦める業者が多いようですが、それらの「倒壊した家」は「古築年で総土葺きの屋根の家」が殆どです。新築であるにも関わらず倒壊していたのは「軽量瓦を葺いた今風の家」が殆どです。実際、私の知人も「新築で建て終わった」とたんに「全壊」しました。もちろん「軽量瓦を葺いた今風の家」です。
また「屋根のズレ」が多いのも、この手の家の方が多いですね。
何故「瓦屋根」の方が良いのか?
それは「築何百年」も建ち続けている家が、数多く存在する事で証明されていると考えます。
参考URL:http://www.kawarayane.com/index.htm
No.7
- 職業:建築プロデューサー
- 回答日時:
瓦屋根の長所は耐久性が高さです。
瓦の素材は少なくとも50年は持ちます。瓦葺きも施工が良ければ50年メンテナンス不要です。瓦の素材の作りが良ければ80年割れもなく持って雨漏りしていなかった事例を見たことがあります。瓦は重量がかさむので柱や梁の骨組みはしっかり作る必要があり、軽い屋根より割高です。安く作って売るために屋根に瓦を使わないことが多いです。専門家紹介
職業:建築プロデューサー
1級建築士事務所 匠拓
匠拓について
住む人使う人作る人を考えて設計しています。
事務所を1997年8月設立 木造にコンクリート造・鉄骨造の
住宅・マンション・店舗・事務所・個人医院など企画・設計・監理を行っています。
一生に一度の家づくり、せっかく作るなら、
心が安らぐ自然素材の家、丁寧に作った安心の家づくり。
そんな家づくりをお手伝いしたくて、設計事務所を営んでいます。
使いやすい間取り、ちょっと懐かしい、
昔ながらの落ち着いたデザインで
日本の気候風土に合う家。
無垢の木、珪藻土や漆喰など自然の素材をつかい、
職人の確かな技術に支えられた造り、
良いものを作りたい思いを大切にしています。
専門家
No.6
- 回答日時:
私もNo.5の方の言われる意見に賛成です。
我が家は新築入居後半年ですが、愛知県三州瓦を使用しました。
カラーベストと言う選択肢もありましたが、HMの営業さんから愛知県には三州瓦という日本有数の瓦メーカーが多数あり、この日本瓦を使う方が絶対に後々のメンテを考えるとお得です。と薦められました。
確かに重量は重くなりますが、ほぼノーメンテで100年は持ちます。
瓦の長所(No.5の回答にダブります)
1.丈夫で長持ち(これが先ず第一です)
2.日本家屋には非常にマッチします(屋根の輝きが美しい)
3.屋根裏の熱がこもらないので夏は涼しく冬暖かい(天井が熱く感じない)
4.色々な形状があり、建物に合わせ易い(外壁とコーディネートできる)
瓦の短所
1.重い(これが一番です)
2.高価である(これが2番です)
なぜかと言うと、焼き物であるために製造に手がかかることと、瓦を葺くのに職人技が必要です。現在は技が必要ないような軽量の物も出ていますが、それでも谷樋部分などは瓦を切断するのに角度や、取り合いを上手にやらないと雨漏りの原因になります。
3.工期がかかるので工務店、HMが使用しない。
等が挙げられます。
一方、スレート、カラーベストなどは数年(10年以内)に再塗装が必ず必要になります。これには足場を組む必要があり、この足場組み立て費が非常に高価なのです。(35坪位で50万円程度)この塗装は、周期的に実施する必要があり、ランニングコストは決して瓦屋根より安くありません。
一時的なイニシャルコストを重視して安く上げたと思っても、結果的には高いものになってしまいます。
日本家屋のみならず、現在は洋風家屋にも十分マッチする洋風瓦(陶器製)が普及しています。台風などにも飛ばないような引っ掛け式の物など、非常に改良されていて安心です。
是非、瓦を使用されることをお勧めします。
No.2
- 回答日時:
正直、瓦に機能上のメリットは雨音が静かなだけでしょう。
寿命は長いですが、屋根自体のメンテナンスも考えると安い物を30年ぐらいで貼り替えていった方が良いと思います。ただデザインもあるので、瓦屋根のフォルムが好きならば、採用するしかないでしょう。
デメリットは重く高いことでしょう。地震に弱いと言うのは困ったものだとは思います。
大手住宅会社はタマホームが瓦なので、最近は瓦の方が多いと思います。採用しないメーカーは高いからでしょう。

No.1
- 回答日時:
完全な工事をすると重量があり 基礎から躯体まで丈夫に造る必要が
有るので 坪単価がかなり高くなります
しかし 念入りに工事をして置けば 塗り替えの必要も無く 一番長持ちします
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