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生き物の疑問。

みみずくとふくろうの違いは?
みみずくはみみがついているからみみずくと思っていたのですが、みみのついている
ふくろうの種類を動物園で見たのです。それからわからなくなってしまいました。。。

A 回答 (2件)

まず最初にですが、いわゆる「ミミズク」と呼ばれる鳥の、耳状に見えるのは耳ではなく、いわば飾りの羽毛で、「羽角(うかく)」と呼ばれます。

本当の耳はフクロウと呼ばれる鳥でもミミズクと呼ばれる鳥でも、同じように目の左右の顔の側面にあります(耳たぶのようなものはなく、穴があいているだけで、その穴も羽毛に隠れて外からは見えません)。

さて、フクロウとミミズクは、分類学上は区別がなく、両方ともフクロウ目フクロウ科に属します(外国にはメンフクロウ科というのも居ますがそれはここでは除外しておきます)。

名前ですが、古語で、「ツク」とはフクロウ類のことで、「ミミヅク」は耳状の羽毛のあるフクロウ類という意味です(「ミミズク」と「ズ」を使うのは現代仮名遣いです)。現代の図鑑に載っている名前についても、結局両方フクロウ類のことなので、ミミズクとフクロウの使い分けに特に一貫性はありません。

「シマフクロウ」と呼ばれる鳥には耳状の「羽角」があります。
http://www.nakashibetsu.jp/kyoudokan_web/photo/r …

「アオバズク」と呼ばれる鳥には耳状の「羽角」がありません(もちろん、古語で「ツク」というのがフクロウ類のことで、「ミミヅク」が耳状の羽毛のあるフクロウのことなのですから、「アオバズク」に耳状の羽毛がないのは矛盾してませんが)。
http://www.mmjp.or.jp/WBSJ-Kyoto/birds/aobazuku. …

というわけですので、あまり両者の区別にこだわる意味はないのだろうと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

大変参考になりました。耳だと思っていたのは
「羽角」と呼ばれるものなのですね。
「ツク」がフクロウ類の意味だったとは意外でした。
単純に耳がついているフクロウだから「ミミズク」だと
思い込んでいましたから(笑)。

私が動物園で見たのは、まさに「シマフクロウ」でした。

勉強になりました。

お礼日時:2007/08/13 10:11

過去ログ


フクロウとミミズクはどう違うのでしょうか。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa332189.html?ans_coun …
ヒラメとカレイだって。
http://www.dent.okayama-u.ac.jp/syouni/OKAZAKI/o …
何でも例外はあると言う事で…。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

質問前に過去ログを徹底的に探せばよかったですね。
これから気をつけます。
すみません。お手間を取らせまして。

そうですね。何でも例外はありますね。
生き物を単純に分けることはできませんね。
人間が勝手に名前をつけて、種類を分けているだけですもんね。

お礼日時:2007/08/13 10:05

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