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公園などで野生のハトにエサをやっている最中(何も変ったことがないのに)その集団がいっせいに飛立ってどこかへ行ってしまう場面をよく見かけます。
しばらくすると、また戻ってきてエサをついばんでいるようですが、飛立つ原因は何でしょう?
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは。


カラスの勝手でしょ! という有名な歌がありますが、そのとき、どうしてハトが飛び立ったのか、理由はハトに聞かなければ分かりません。ですが、何故急に飛び立つのかに就いては「鳥の集団行動」で説明ができます。

鳥の群は、一斉に飛び立ち、一斉に急旋回します。まるで、誰かの命令に従っているような、驚くほど統制の取れた集団行動です。ところが、群れの中にはそんな命令を出している鳥はいません。明らかに集団行動ではあるのですが、それは飽くまで分散的で、彼らは個々に、自分の近くにいる鳥にしか反応していいないんです。
質問者さんと同じ疑問を抱いたコンピューター学者が、それをシミュレーションで解決しようと一生懸命に鳥の群を観察して、次ぎのようなことを纏めました。

1. 鳥は数の多い方に飛ぼうとする
2. 近くの鳥に速さを合わせようとする
3. ぶつからないようにする

この三つの条件だけで、鳥の群の複雑な動きがコンピューター・シミュレーションでリアルに再現できたそうです。
鳥は生き物ですから、話はもっと複雑かも知れません。例えば、若い鳥や、経験を積んだ鳥、群の中の危険信号などです。
しかしながら、ここで最も重要なことは、この三つの条件が揃いさえすれば、リーダーがいなくても鳥の集団行動は実現可能ということなんです。逆に言えば、何時誰が飛び立っても集団行動になっていまうということですよね。ですから、ハトの群の内のどれか1羽が、たまたま何かの異常を感じるか、あるいは、仮にそのときの気分で飛び立ったのだとしても、全く同じことが起るのは不思議ではありません。つまり、その他大勢はただ釣られただけで、特に飛び立たなければならなかった理由はない、ということになります。
ですけど、中にはへそ曲がりな鳥もいるかも知れませんが、実際に群に危険が迫っていたときには、真っ先に命を落とすことになりかねません。誰か、最初に危険を察知した者が行動を起こせば良い、群で生活する鳥の集団行動は、身を守るための本能ですよね。

因みに、上記のシミュレーションは、映画のコンピューター・グラフィックスに良く使われるそうです。白いハトが一斉に飛び立つ背景は、恋人同士が熱烈な再会を果たすラスト・シーンでは欠かせない演出ですよね。
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この回答へのお礼

ruehasさん、丁寧で詳しいアドバイスをありがとうございます。
「鳥の集団行動」ですか!(^^*)。
私の知りたいこと以上のことを教えて頂き、大変ためになりました。感謝です!

お礼日時:2004/04/02 23:48

単純に、「他の鳥が飛んだから」が答えかと思います。

恐らく本能に根ざした反射的な行動なのでしょう。

群れの中の一羽が危険を発見して飛ぶ。

他の鳥は危険を認識していなくてもとりあえず飛ぶ。

群れごと安全になる。

ってなことなんでしょう。
で、群れの中の一羽が気まぐれに飛んだとしても、残りが自動的にそれに追随してしまうと。
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この回答へのお礼

ARCさん、回答ありがとうございます。
大変、参考になりました(^^*) !

お礼日時:2004/04/02 23:51

ビックリしたから!!



人間の普通の目線では気に成らなくても頭上に敵となる鳥(カラスなんかも
そうなのかな?)が現れたという状況なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

masa009さん早々にありがとうございます。
私もそうだと思っています(^。^)?

お礼日時:2004/04/02 23:41

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