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現在、香港が本社の日本法人を設立しようとしています。
もともとは香港本社の支店という形で話を進めてきましたが、突然日本法人をつくる話に変わってきています。
香港の方もよくわかっていないようで、子会社、合同会社、株式会社の大きな違いと税務上の違い、手続きの違いを説明しろといわれているのですが、なんだか色々なところに目を通し、頭がこんがらがってわけのわからない状況に陥っています。
何もかも初心者で今行き詰っています・・・。
どなたかお力をお貸しいただけると幸いです。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

国税局のタックスアンサーで調べてみたのですが、



連結納税を親会社の国で課税するか、子会社の国で課税するか、どちらが合理的か、

という問題が各国ごとにいろいろな考えがあるようで、相手国ごとに扱いが異なるようです。
これ以上はは私の理解の範囲を超えます。国税局に問い合わせてみるのが確実かと思います。
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この回答へのお礼

わざわざ調べていただきましてありがとうございます。
国税局のほうへ聞いてみます。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2007/09/10 17:32

従来の日本の法律では、会社の種類は


株式会社、有限会社、合資会社、合名会社
の4種類がありましたが、商法と会社法の改正により有限会社が廃止され、新たに合同会社というのが導入されました。

つまり、株式会社と合同会社は、法律で定められた会社の作り方の種類です。



子会社というのは、ある会社が、自分の会社の一部を名目上一つの会社にしたり、あるいは新たに事業を始めるときにその新事業を行う部分を名目上の会社としたりすることを言います。



ところで質問者さんは株は買ったことがありますか?
株を買うときは、値上がりしそうな株を選んで買い、値段が上がってこれ以上は上がりそうにないな、と思ったら売ります。

どんな会社の株が上がると思いますか?そう、儲かっている会社の株です。

たとえば売上高対経常利益率が10%もあったら凄い超優良企業です。でもその会社に子会社があったらどうなるでしょう?

A社は売上が100億円、仕入れ80億円、その他の経費が10億円で、年間10億円の黒字の企業だとします。

ところがA社は仕入れの全てを子会社であるX社から仕入れており、X社の業績は、
売上80億円、仕入れ75億円、経費10億円で5億円の赤字でした。

またA社は、販売も子会社であるY社を通して販売していました。
Y社の業績は、売上95億円、仕入れ100億円、経費5億円で、10億円の赤字でした。

X社もY社も、A社の仕入れ部門や販売部門を形式上別会社に下だけですから、実質的にはA,X,Yの3社を合わせて一つの(グループ)会社とみなすべきです。するとA社グループは、
売上95億円、仕入れ75億円、経費25億円で差し引き5億円の赤字です。

一見10億円の黒字を出している優良企業のように見えていたのが、実は5億円の赤字企業だったのです。


こういう状況が起こりうるので、グループ会社は親会社と子会社を含めた決算書を作りなさい、ということが法律で決められています。

そこで問題になるのが、「子会社とは何か」という定義です。
100%出資子会社は誰が見ても子会社ですが、100%でない場合子会社であるかないかをどうやって判断するのかが決まらないと、それによって利益額が変りますし、その結果税金も変ります。

間違った判断で税金を計算すると、後で追徴課税されるかもしれません。
だから、香港は子会社の定義を知りたいのです。



現在の会社法では「実質的な支配力があるかどうか」で
子会社かどうかを判断することになっています。






さて、株式会社と合同会社の違いですが、もう少し株を買う話にお付き合い下さい。
株式会社が株主に配当を行う場合、配当金は税引き後利益から支払われます。つまり、会社の利益から法人税を課税されて引かれて残ったお金から、配当金が支払われます。ところが株主は、配当金をもらうと利益があったとみなされて所得税を引かれます。
これって、考えてみると、法人税が課税された残りにもう一度所得税が課税されて、税金の二重取りじゃあないですか。

これが不合理だ、という考え方からアメリカでLLC(有限責任会社)という会社制度が作られました。LLCというタイプの会社は法人税がかからず、株主への配当金にだけ税金がかかります。
こういう税金のかけ方を「パス・スルー」と言います。

LLCはパス・スルー以外にも、作るのが簡単であったり、経営組織が単純であったりといった特徴があります。

日本でも、株式会社よりも作るのが簡単な、LLCのような会社を創りたいという希望がベンチャー企業などに多くあったので、LLCをまねて、合同会社という会社制度が作られました。

ただし、合同会社ではパス・スルー課税は見送られました。

詳しくは、中小企業庁のパンフレットをご覧下さい。


http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/kaisya/kaisya …

この回答への補足

とてもわかりやすいご説明ありがとうございます。
また質問になってしまうのですが、この子会社に属する合同会社、株式会社は、ともに税務上は納税率などはかわらないのでしょうか?
支店と違う点はありますか??

補足日時:2007/09/03 16:30
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合同会社というのは平成18年の会社法改正で新たにできた会社の種類で、株式会社との違いは参考URLを参照してください。



参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E5%90%8C% …
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この回答へのお礼

すみません、ウィキペディアでもわからず質問させていただきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/03 16:35

辞書より。


株式会社・・・現代の代表的な企業形態。合名・合資・有限会社における持ち分にあたるものを株式の形式にし、株主は株式の引受価額を限度とする有限の出資義務を負うだけとなる。

子会社・・・資本参加や役員派遣などによって、他の会社から直接に支配を受けている会社。

合同?合弁ではないですか??
合弁会社・・・外国資本と国内資本との共同出資によって設立され、共同で経営される会社。

って感じです。

株式会社は、完全独立で、子会社は、親会社に依存していて、合弁会社は、国内資本と外資の共同出資!

参考までに。
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この回答へのお礼

じつは、自分でも辞書は調べてみたのですが、それでも詳しいことがよくわからず・・・。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/03 16:33

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