アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

朝のNHK連続ドラマ「どんど晴れ」は、ケーキ屋の娘が、ホテルに勤める岩手・盛岡の老舗旅館の御曹司との恋をきっかけに、女将修業をはじめ、ついに彼の妻&若女将の座を射止める、という物語ですが、これを見ていると、客向き及び対外的な対応の最前線のトップには常に女将がおり、男性達は、経理などの管理部門や、板前(料理・営繕部門)、庭師など、お客様に直接見えにくい裏方のサポートに徹しているように見えます。

この旅館のドンである「大女将」や「女将」も実の息子達よりも、その妻達を重んじ、常に最重要事項は彼女らを通して相談しています。

私(中年男性・既婚)は常々、男女共同参画社会での女性の一層の地位の向上を歓迎する立場にありますので、このように女性たちを表に出し、名実ともに対外的な顔にしている社会は非常に興味深く、どんなシステムになっているのか興味を持ちました。

確かに女性の方が人当たりが柔らかく客商売に向いているとは思いますが、このように表向きは女将がトップ、その夫や息子など男性陣は管理部門や板前や裏方という役割分担は、どこの旅館でも大体同じなのでしょうか?

又、もうひとつ、板前は男だけで、板場は「女人禁制」という習慣は今でも続いているのでしょうか?
 

A 回答 (2件)

そんなに知っているわけではないのですが。


その家に女の子が生まれて、小さいうちから、家業を見ていて、女将として、継いでいくのが、理想的だとは、思われているようです。
お婿さんは、前面に出ないというのが、古くからのやり方のようです。
女の子が生まれなかったり、名前だけ残して、経営譲渡というのも最近は、あるようで、「やとわれ女将」も、存在するようです。
料亭くらいの格式ですと、女人禁制もあるでしょうが、洗い方くらいは、パートさんを入れないと、厳しいみたいですよ。
土地柄にもよるでしょうが、女性の板前さんがいるところを知っています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が遅くなりすみません。
この質問はかねがね疑問に思っていたもので、最初社会-カルチャー-その他(カルチャー)に出したのですが、回答がゼロだったので、削除しこのカテに移しました。2つ良回答が頂けて満足です。

この世界では、女の跡継ぎができるかどうかが大事なのですね。
仮にいたとしても、必ずしも適性や本人の希望があるかどうかはわかりませんし・・・。だから自然と経営譲渡や「やとわれ女将」になるのもやむをえないのでしょう。

ホテルなどとは違い、家族経営の良さが現われている貴重な職場なのでしょうね。

又、女性の板前さんもいるとは初めて知りました。

そこで、このあと、この質問をクローズし、新質問「すし屋の板前はどうして皆男?」をその他(料理・グルメ) カテでしてみようと思いますのでよろしくお願いします。

お礼日時:2007/08/31 22:26

旅館は元々個人経営だった宿泊施設ですから、男女の体力的な問題から、


板前などは夫、接客は妻になるのがごく普通の役割分担になります。

この場合、「お客の要望を伝える」のが女性の役割になりますので、
一般の会社で言えば「営業が女性」「総務が男性」という形になり、
女性のほうが発言権が大きくなるんですね。旅館はその風習のまま
大きな施設になった・・・と考えるのがいいかと思います。

ホテルなどは、元から個人経営ではなく経営・接客などが機能的に
分離されていましたので、「女将」という概念は存在しませんよね。
旅館での男女の役割分担は、宿泊業の特性という問題ではなく、個人
経営だった頃の名残りだと思ったほうがいいです。

ちなみに最近の大旅館では、「女将」は「営業部長」などの肩書きで
本当の意味での「経営トップ」でない場合も少なくありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が遅くなりすみません。
この質問はかねがね疑問に思っていたもので、最初社会-カルチャー-その他(カルチャー)に出したのですが、回答がゼロだったので、削除しこのカテに移しました。

非常に納得のいくご回答で、よくわかりました。
女将は、営業部長の役割で、それがそのままトップ(社長)になるケースと、社長は別途夫などがなるケースがあるのですね。

お礼日時:2007/08/31 22:16

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!