
質問です。
脳死は人の死だと思いますか?
今は合法的に脳死になり本人・家族の同意があれば臓器を取り出すことができますが、私は脳死は人の死とは思いません。
理由としては
●心臓が動いている。
●脳死状態の妊婦が出産したことがある(死人が子供を産めますか?)
●脳死状態になれば数日の内に死ぬと言われているが、脳死状態から回復する人もいる。
他にも色々ありますがこのぐらいにしておきます。
ドナーカードを持つことは「愛の行為」と言ってますが、ドナーカードを持っている人は、脳死・臓器移植について充分な知識はありますか?「愛の行為」という言葉にだまされてなんとなく持ってませんか?
私は臓器を合法的に取り出すために、脳死は人の死と法律で決められたと思います。脳死が人の死ではないと法律で決められてれば、臓器を取り出したら殺人行為になりますからね。
みなさんの意見を聞かせてください。
A 回答 (19件中1~10件)
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No.19
- 回答日時:
脳死の考え方は、科学技術(医療技術)が発達し生と死の境界が切り立った崖からなだらかな坂になり途中の状態が存在することになってできた側面があります。
また脳死は、生命維持装置等で生かされるいることによる費用負担増と臓器移植のことを考慮してできた考え方ともいえます。
個人的には、自分の親族特に親兄弟子供が脳死になった時に感覚的に納得できるかは自信はありません(その時の感情は変わる場合が多く単純に想像できない)しかし一般論として厳密公正な脳死判定ができれば、困っている人が助かるならいいとも思います。ただ体温が下がり心拍がなくなり反応がなくなるという人間の感覚でわかる死は納得し易いですが測定器でわかる死が納得しづらいのも事実だとおもいます。
また、現実の臓器移植の時に移植コーディネーターがそばで患者が死ぬのを待つという感情面で複雑な場面があるのをERでやっていまいしたが色々考えさせられました。
別の倫理的問題はあるかもしれませんが臓器移植ではなく何らかの再生医療の発達に力を注ぐ方向がいいのかも知れません。
>臓器移植ではなく何らかの再生医療の発達に力を注ぐ方向がいいのかも知れません。
そうなれば良いと思います。再生医療が進まないので臓器移植が進んでいるのでしょうか。
No.18
- 回答日時:
現在の「脳死」の定義が、これまでの「三兆候説(自立呼吸停止、心停止、瞳孔拡散)」よりも、合理的とは言えないと思います。
「三兆候説」も決して”死”を完全に保証するものではないのでしょうが、ほとんどすべての人を納得させる説得力があります。現在の「脳死判定」には、その説得力はありません。
「脳死判定された者でも、視床下部など脳の一部は機能している可能性がある」という事は、脳死判定された女性が陣痛を起こし自然分娩で出産した事例や、脳死判定後7時間以上たってから臓器摘出される事になった脳死者が、体にメスが入ったとたんに血圧、心拍数が急上昇し、苦痛を感じていると判断され、麻酔をかけられて摘出されたというような事例によって、十分な疑いをもって見る必要がありそうです。
実際、「脳死 麻酔」のキーワードで検索すると、多くの脳死者からの臓器摘出が麻酔をかけて行われているという話を知ることができます。
そのように考えるならば、「脳死」をもって、われわれが「三兆候説」によって受け入れてきた「人の死」とは呼べないのではないでしょうか。
>体にメスが入ったとたんに血圧、心拍数が急上昇し、苦痛を感じていると判断され、麻酔をかけられて摘出されたというような事例
この話は聞いたことがあります。脳死を死とするなら麻酔は必要ないはずですよね。生きている証拠だと思います。

No.17
- 回答日時:
「脳死患者」か「脳死遺体」か?
「脳死状態」になった人は一般に「脳死患者」と呼ばれています。「患者」という語が使われているということは、まだ生きている体であることを意味しているのではないでしょうか。「脳死=死」だと主張することは、生きているのだけれども死んでいることにしようと言っているようなものですね。
そうですよね。脳死状態なのに脳死患者と呼ばれるのはおかしな話ですよね。
>「脳死=死」だと主張することは、生きているのだけれども死んでいることにしようと言っているようなものですね。
とんでもないことだと思います。
No.16
- 回答日時:
私は臓器移植に対しては本人の意思で決めればよいと思います。
しかし私自身は臓器移植も、生命維持装置の使用も拒否することを家族にも伝え同意を得ています。臓器移植に対しては、広報などで本人次第と言いながら、さも同意するのが当然であるかのようなイメージを与える内容である事に憤りを感じています。
自然の状態で脳死になれば、短い時間の間に心臓なども停止します。
質問者様が仰られている脳死患者の出産や回復例は、脳が無反応であって「死」ではない状態です。
脳が死んでも一気に体中の機能が停止するわけではなく、短時間であっても次第に各所で機能停止を始めるので、脳死後に産気づく事はありますし、心停止後の出産例もあります。
近年若年者の臓器移植の問題が取り上げられていますが、実際には何ヶ月、何年も生きた例があり、中には十年以上も脳死状態のまま生き続け、身長も伸びて行った例もあります。
私の知人は(もう20年以上も前ですが)脳が完全に死んでも生命維持装置で心臓を動かし続けた結果、半月も死亡とされなかった人がいます。
既に腐敗臭が立ち始めていても、機械で心臓が動いていると言う事で生命維持装置を外して貰えなかったのです。
一方で親戚の中に、生命維持装置を外してから3日間自発的に生きた人も居ます。
脳だけ、心臓だけでは死を定義する事は不可能でしょう。総合的な判断をすべきだし、最近の移植の為の脳死判定はその様になりつつあります。
臓器移植は、自らの生命維持の存続の可能性を放棄した上で、他人の生命を保証する意志の表明です。だから本人がそれを是とすれば、それはそれで良い事です。
でも、小児の臓器移植の判断はかなり難しいと思います。果たしてそれが自発的なものなのか、洗脳によるものなのか、その判断を正確に出来る人は居ないはずです。
多くの研究者が未だに「死」について論議しているので、毎年のように死の判断は変わっていくでしょう。
人の生命は未だ解明されておらず、また、確率だけで他人が勝手に判断すべきではないと考えています。
臓器提供はあくまでも『自らの生命維持の存続の可能性を放棄した上で、他人の生命を保証する意志の表明』である事をしっかりと伝えて欲しいものです。
No.15
- 回答日時:
No.8のお礼:
> >心臓が動いていようが呼吸していようが、それは単なる
> >メカの動作に過ぎません。
> メカの動作に過ぎないというのはちょっと賛同できません。
既に述べたとおり、事実に対してあなたがどう思うか、どう感じるかは、別の問題です。その点は、あなたが任意に設定できる話ですからね。
だからこそ、コンセンサスを作るのがめんどくさい話ではあるわけです。
No.14
- 回答日時:
心臓が動いているから生きているっていうのであれば、心臓手術を行う際に人工心肺装置を接続し、心臓を停めている状態の人は
死んでいるという認識でしょうか?
逆に脳だけを取り出して培養液に漬けた状態で脳が活動できた場合、この人は生きているのしょうか?
将来100年動く人工心臓が開発された時、これを自分の心臓と交換した人は生きているのでしょうか?
さらに心臓+肺の機能もつ人工心肺装置が開発された時、これを自分の心臓+肺と交換して口や鼻から呼吸をしなくても大丈夫になった人は生きているのでしょうか?
この状態で脳を取っ払っても心臓は動き続け、他の臓器や細胞が死なないとした場合、この人は生きているのしょうか?
精神生命体(早い話が幽霊です)の存在が科学的に証明され、更に肉体から離脱する方法も開発された時、脱け殻になった肉体は生きているのでしょうか?
質問者さんにとって、どのラインが許容範囲ですか? そこでラインを引くことに合理的な説明ができますか?
そして、それは不変的であると思いますか?
医学的には脳死は人の死であるとされていることに合理的に反論できますか?
確かに脳死と判定された状態から回復した人はいるかも知れませんね。で、それは全体の何%でしょうか?
ちなみに私は脳死じゃなく普通に死んだと判定された後、葬儀中に生き返って棺桶から出てきたって話を聞いたことがあります。
質問者さんが脳死から回復した例があるから脳死で死と判断するのが間違っていると主張なさるのであれば、
私は心臓死+脳死状態でも死と判断するのは間違っているとのではないか? と言います。
これに合理的に反論できますか?
質問ばかりになってしまいました。すみません。でも考えてみて欲しいです。
たくさん質問いただきありがとうございます。
別に議論するつもりはなく、みなさんの意見を聞かせていただきたいだけなので、合理的に反論するつもりはありません。
確かに考えさせていただきました。
No.12
- 回答日時:
ドナーカードを所持しています。
難しい問題ですね。
まず『脳死』と『死』は別物だと思いますよ。
つまり死は脳死を含みますが、脳死そのものが死ではないです(死の一部)。
>私は臓器を合法的に取り出すために、脳死は人の死と法律で決められたと思います。
まったく同感です。
脳死は臓器提供のために作られた『死』の一部ですが、僕はこれを受け入れています。
すでに回答にもありますが、僕は臓器が必要になったら臓器提供を望みます。だから受け入れなくてはいけないのです。
これはリターンのためのリスクだと思います。
質問者さまが脳死が死ではない例を挙げていますが、このわずかな可能性なら僕はローリスク・ハイリターンと考えます。
ぶっちゃけ、死のボーダーラインはその人の経験や価値観、宗教観などなどが影響を与えており、それは美的センスと同様、ひとそれぞれです。
この質問で「答え」は出ると思えませんし、質問者さんや回答者の意思表明に終始する以外ないと思います。(考え方の変わる人もいるかもしれませんが…)
ドナーカードについて…
確かに愛の行為とか、リレーとか美辞麗句が並んでいる感じはします。
ただ、みんなにも持ってもらいたいと思います。
それは臓器提供を活発にしたいという意味でなく、カードには「臓器提供を望みません」という項目もあります。
カードの作られた経緯はどうあれ、脳死反対、臓器提供反対の人も反対と言うだけでなく、カードに意思を表してほしいと思います。
>死のボーダーラインはその人の経験や価値観、宗教観などなどが影響を与えており、それは美的センスと同様、ひとそれぞれです。
そうですね。その通りだと思います。
>カードには「臓器提供を望みません」という項目もあります。
その項目は知ってますが、私はどうしてもドナーカードを持つことに抵抗を持ちます。意思表示は大事だと思いますが・・・
No.11
- 回答日時:
一言で「死」といっても、実際にはいろいろな側面があるかと思います。
・社会的な死
・医学的な死
・法的な死
・宗教的な死
このうち、脳死が死であるとされるのは上の三つです。宗教的に死をどう定義するかはそれぞれの宗教によります。しかし、実際には人間の心という観点からは、宗教的な死がどうであるかが一番重要ではないかと思います。ですから、いくら議論をしてみても、この部分だけはどうしようもありません。
ちなみに私の場合、脳死は人の死とは認めません。私の家族も同様です。結果として、#10の方と同様、脳死と診断された方の臓器をもらってまで延命しようとは思いません。生き馬の目を抜く以上の非道な行いだからです。また、法的にどうであれ、人殺しには変わりませんから。
もちろん、臓器移植にすべて反対というわけではありません。心臓死後の臓器移植を反対する理由はありませんし、臓器によっては生体からの移植も可能なわけですから。
No.10
- 回答日時:
#6ですが、再度失礼します。
誤解のないように追記させてください。
>臓器提供に反対意見の人も、もし自分か自分の家族が臓器移植が必要な状態になったら臓器移植を望むと思います。
#9さんの回答に、上記のような記述がありましたが、
私は臓器提供に反対ですが、これは違います。
家族が必要でも移植は望みません。
所詮それまでの命、寿命だったとして諦めます。
他人の臓器をもらってまで生き延びてほしいとは思いません。
>イタリアでは、臓器提供を拒否する人は臓器提供も受けられない、と法律で決まっているそうです。私はこれはこれでフェアなやり方だと思います。
↑
このご意見には賛成です。
ここは議論の場ではないので、これ以上は控えます。度々失礼しました。
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