
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
アメリカで空手を15年ほど教えている者です。
ここアメリカでは、実際に使えないトーレーニングをしていては、すぐ足元を見られます。つまり、一対一のトーナメント的な組み手を重要視するのではなく、数人に囲まれた場合を前提にしていなくてはならないということです。
つまり、一撃一撃が意味のあるもの(かっこいい言い方をしなければ、相手にダメージを与える実力がなければ)をもたせる事が出来なければ、自分がいっぺんにやられてしまうのです。 ですから、一種の喧嘩殺法にも通じるところがあります。 ですから関節技であろうと、脳天落しであろうと、必要な時は出来なくては、実力といえないわけです。
前置きが長くなってしまい恐縮ですが、何を(技)するにも、効果的にするには、どうしたらいいか、知らなくてはならないわけです。
プロレスの技を良く見れば、すべて、安全性を重要視している事が分かります。 それば、えびがためにしろ、腕ひしぎ逆十字固めにしろ、「本気」にかければ、背骨や腕に相当なダメージを与えることになります。与える事が出来なければ、実際には使えないわけですから。
プロレスラーはすばらしい運動神経の持ち主ばかりです。 だからこそ、その安全性を高めると同時に、「素人」さんたちには、「本当に」かけているように見えるわけです。
ボディースラムには、必ず相手の頭を腕で巻き込んでいます。 それによって、頭が床に直接あたらないようにしているわけですね。
ですので、怪我はあくまでも「事故」であって、怪我をさせるための技をかけたのではないわけです。
これらの「裏技」を数年前、覆面レスラーがテレビ番組で、公開してしまいました。
それにしても、殆ど毎日のように激しい試合をこなしている体力と運動神経、タイミングはすばらしいものと思います。
回答どうも。
>プロレスの技を良く見れば、すべて、安全性を重要視している事が分かります。
>その安全性を高めると同時に、「素人」さんたちには、「本当に」かけているように見えるわけです。
やはり、そういうことなのですね。
>ですので、怪我はあくまでも「事故」であって、怪我をさせるための技をかけたのではないわけです。
なるほど――
格闘家のご意見なので、すごく、説得力を感じます。
非常に参考になりました。
No.18
- 回答日時:
>真の目的はフォールすることにあるのではなく、試合を盛り上げることにあると
文章を良く読んでください。選手生命を失くすのではなく、フォールすることと言ってるんです。競技のなかでの目的ですよ。もちろん、興行なので、来てくださったファンや観客には満足して帰ってもらうのは、プロとして当たり前の行為じゃないでしょうか?プロ野球もサッカーもK1も同じですよね。あくまで、ファンあっての興行。貴殿の言ってる事は、プロスポーツの大前提のことです。
>本気でフォールやギブアップを取りにいってないからこそ、還暦を迎えようという人間がいまだに現役でいられる
還暦を迎える選手が誰を相手に試合していますか?その団体のエース選手ですか?タイトル保持者ですか?違いますよね。そりゃ、還暦を迎える選手が、ベイダーと試合しないでしょ?還暦を迎える選手がタイトルマッチに絡んでいますか?絡んでいませんよね?プロだからってみんな最強を目指しているんじゃないんですよ。プロだからって、ベルトを目指しているんじゃないんですよ。何でこんな変な質問になるのでしょうか?もっとマクロの視点で物事を見ることと文章を理解する能力が必要では?
貴殿はお礼の中ではプロレスの事を理解している内容を記載していますが、実際は理解されていないと思います。理解したフリをしているだけです。
貴殿は他の方の回答のお礼(NO.17)にショーと認識してプロレスを見ている一人ですと書いてあります。
貴殿がショーと認識しているなら、こんな質問は愚問でしかないと思います。
前回、まともに回答を書いた私がアホでした(^^;
>選手生命を失くすのではなく、フォールすることと言ってるんです。
だから、本気でフォールやギブアップを取りにいくような試合を年間130もやってたら、選手生命が短くなると言っているのです。あたなの方こそよく文章を読んで下さい。
>還暦を迎える選手が誰を相手に試合していますか?
あの、他のスポーツで、還暦を迎える選手がいるようなのってありましたっけ(^^;(^^;(^^;
プロ野球選手が、ホームラン王や首位打者を目指していないのであれば、50才、60オでもできるってことですか(^^;(^^;(^^;
>貴殿はお礼の中ではプロレスの事を理解している内容を記載しています
>が、実際は理解されていないと思います。理解したフリをしているだけで
>す。
貴方は、私以上に理解されていないと思えてなりません。
>貴殿がショーと認識しているなら、こんな質問は愚問でしかないと思います。
愚問と認識されるのであるなら、最初から回答する必要はないかと思われますが・・・。愚問に付き合うのもまた、愚人ということになりませんかね?
まっ、貴方以外の方は、己と違う見解であっても、その違う見解を尊重した上で回答を下さるという大人の態度を取っておられますが・・・・
そもそも、貴方への回答の中でも、一番ポイントだったと思える、カウント2.9での攻防のことに関しては、お答えがないようですが、結局、痛いところをつかれてしまって、反論のしようがなくて、今回、やみくもに質問者に対する暴言を浴びせるしか手がなかった――そのような感じに受け取ってしまいました。まっ、あくまでもこれは私の受け取り方ですので、真実は違うかもしれないですね(^^;
No.17
- 回答日時:
プロレスの話は極端に考えてらっしゃるかたが多いのが事実なんですよね・・・。
基本的にプロレスは、相手の技を受けて成り立つスポーツ(?)なんです。これが基本の原理原則。ボクシングとかK1とかは相手の技を受けないことが大事です。なぜなら、勝つことを至上の目的としているからです。だから、判定なんかもあって、相手の技(有効なパンチやキック)を受けたりすると、それが自分の敗因の一つになってしまいます。
プロレスは相手の技を受けて成り立つと言いました。まず入門すると技をかける練習はしないです。受身と基礎体力の向上の練習を行ないます。それも、ひたすらです。なぜなら、技をかけられても、壊れない体が重要だからです。技をかけるのは見よう見真似で誰でも出来ます。学生プロレスなんかはその典型です。だから、肉体が全然違うのが見てわかると思うのです。
そして、本題ですが、ダメージがあるのかないのかですが・・・もちろんあります。だって、ないわけないですやん。ただ、それは鍛え上げられた肉体と技をかけるほうも、考えてかけているからです。
考えてかけているですが、手を抜いてかけているのではありません。相手の技量に対して、その相手が受けれるぎりぎりのラインを見極めてかけています。プロレスファンの方ならご存知ですが、鶴田選手のバックドロップですが、あれはかけられる相手の技量を見て、角度を変えています。だって、フォールすることが目的であって、選手生命をなくすのが目的ではないからです。
ですので、相手にダメージを与えようと技をかけていますが、相手によってかけかたを変えています。但し、本気ですよ、もちろん。プロレスの範疇ないで。他の方が答えられていましたが、壊すのが目的ならボディースラムって技は必要ないんです。頭から落とせばいいんで・・・。でも、プロレスはそうではないんです。
こう言った論議になるのも、最近は猪木がプロレスは格闘技だと言ってたせいかなと最近思います。プロレスはプロレスなんです。
回答どうも。
>基本的にプロレスは、相手の技を受けて成り立つスポーツ(?)なんです。
はい、そのお考えに異存はありません。
>ダメージがあるのかないのかですが・・・もちろんあります。だって、ないわけないですやん。
はい、レスラーの技にダメージがないとは思っていません。ただ、その程度について、疑問を感じています。
>だって、フォールすることが目的であって、選手生命をなくすのが目的で
>はないからです。
ここはちょっと、見解が分かれるところです。真の目的はフォールすることにあるのではなく、試合を盛り上げることにあると思いませんか? 最初に、「プロレスは相手の技を受けて成り立つもの」と言われていますよね。私は、フォールすることよりも、この、相手の技を受けることの方がプロレスでは上にくると思うのです。だから、相手をカウント2.9まで追い込んでも、それで一気にフォールを取ってはだめで、いったん、相手に反撃のチャンスを与えて、相手にも、カウント2.9を取らせてあげる。こういう展開が一番盛り上がりますよね。でもよく考えると、この時のカウント2.9って、本当にフラフラになっているんでしょうか? 本当にフラフラになりながら、2.9の攻防を繰り返すことって可能なんでしょうか? フラフラのふりをしていると考える方が、私には頷ける部分が多いのです。
>選手生命をなくすのが目的ではないからです。
フォールを取ったりやギブアップを与えるレベルの攻撃って、相当なものだと思いませんか? 本気でやってたら、とても年間130前後の試合は無理で、選手生命も短くなると思えてなりません。多くの場合、本気でフォールやギブアップを取りにいってないからこそ、還暦を迎えようという人間がいまだに現役でいられると思うのですけど・・・
No.16
- 回答日時:
>ただ、本気で勝つことのみを考えてやってる格闘技だってありますよね。
ボクシングなんかはそんな感じですけど、別に、殺し合いではないし。殺し合いでは無いですが、実際にたくさんの人が試合中のダメージが元で亡くなっています。プロレスは半世紀以上の歴史がある中で、女子レスラーが一人だけです。この差は何にあると思われますか?この点を考えてみてください。
>最悪の禁じ手は命にかかわるから使用しないとしても、ならその一歩手前あるいは二歩手前なら認められるってことになりません?
といいますが、何が一歩手前で何が危険なんでしょうか?プロレスは勝敗だけを競っているスポーツではない事は(今までの回答を含めて)理解されていますよね?でしたら、しっかり受け切っても怪我のする危険のある技は使いません。
>WWEについてはどう思われていますか?
同じプロレスでしょう。演出の仕方は違いますがね。それともWWEは勝敗が決まっているとハッキリと解る証拠でもお持ちなのでしょうか?
>もし、どこかのレフリーが、「プロレスは勝敗は決まってる」なんて本を出版をするようなことが起きたとしたら、暴露された団体は、それが事実と反しているなら、当然訴えを起こすべきだと思うのですが、どう思われます?
訴えて戦い抜く体力がある会社がひとつしかないですよ(笑)。これは個人的な考え方なのですが、訴えて慰謝料を取る、という形よりもどんな内容であれ、プロレスを世に宣伝してもらった感謝の気持ちをまずは持ち、その後で業界から追い出せば済む事だと感じます。プロレスの世界も広いようで狭いです。レフリーという事ですが、何年もプロレスの世界だけで生きてきた人がその世界から追放される、という事だけでも随分なダメージだと思います。下手すれば、飯が食っていけなくなるわけですから。制裁はそれで充分なのではないでしょうか。
>本気でわざの掛け合いをしているのに、年間100を超える試合が可能だったら、その技はたいしたことないってことになりませんか?
>だいたい、受ける練習を積めば受けきれる技など、それこそ、たいした技ではないことになりませんか?
まさか、殺し合いを期待されているのでしょうか?本気といっても受け切れば怪我のしない範疇の技の本気です。ですから、ある意味ではたいした事ない、といわれても仕方ないかもしれませんね。しかし、N_Gさんは「ごっこ」ででも技をかけらられた事がないですか?N_Gさんの考えているであろう限度を越えなくても充分に痛いですよ。素人の真似っこでこれだけ痛い技をかけあっても平気でいるレスラーの強靭さには賞賛を与えたいと思います。
>ダメージが少なくなるように技をかけてあるからこそ、ダメージが少なくなるように受けることが可能だと思います。
これは間違いですね。技をかける時、遠慮をしていては怪我の原因になってしまいます。これは受ける方にもいえます。痛いから、とビビって受けてしまうと怪我の原因になります。ダメージを大きく与えるように「思いっきり」技をかけて、ダメージを軽くしようと「思いっきり」技を受けるのです。関節技に関しては思いっきりにも限度があると思いますが(^^;
>仮に、その見極めを行って、(後略)
技を受けきれるかどうか、は練習の時にしっかりと見極めているのではないのでしょうか。試合でいきなり試すって事は滅多にしないと思います。ですから、他団体との対抗戦は相手を試すような動きだけで終わってしまう事がよくあると思います。普段から試合していない分、思い切りが少なくなってしまうのだと。
レスラーの強靭さの疑問ばかり強調されていますが、他のプロスポーツを見てください、その選手達も想像できない強靭さを持っていますよ。例えば、相撲取り。年間90日+巡業+トーナメントで約百数十の取り組みをこなし、その上で稽古を山ほど積みますね。相撲の勝負は一瞬ですが、初めに当たった瞬間は何トンもの衝撃が首に来るそうです。一般の人には考えられない世界です。例えばプロ野球、年間140試合+オフシーズンの試合でその上に約一ヶ月ちょい以外は練習漬けの生活。試合中はだいたい140kmで投げられ、飛んでくるボールを打ったり取ったりしないといけない。その中には体に当たってしまう場合もあって痛い事この上ない、そんな中でできるだけ休まず試合に出続ける、練習も参加する、それはやはり一般の人には考えられない世界です。スポーツの中身こそ違えど、常人の体力ではプロスポーツ選手は務まらない、という事でしょう。
で、最後に勝敗についての疑問の私なりの答えを。
勝敗は初めから決まっているのかどうかは正確には解りません。しかし、決まっていないと思います。試合の流れなどはスパーリングという練習の中でより実戦形式でやる時にお互いがしっかりと練習していると思います。その練習で培った流れを大切にしながら戦い、観客のノリや各レスラーの気分などである時間帯は赤コーナー側の責める時間、ある時間帯は青コーナー側、といった感じで技の応酬をし、フォールしにいってカウント3を入れられた(関節技でギブアップを取られた)方が負け、そういう感じで試合が進んでいるのではないでしょうか。あらかじめ決まってるのでは?と思わせる試合もありますが、それも全てそういう流れの産物、という事で。
この部分に関しては人それぞれの見解がありますし、それを明確に否定できる材料は誰も持ち合わせていません。ですが、一番始めに書いたプロレスの本質、この辺りの話を理解されないとプロレスはショーだ、八百長だ、という陳腐な言葉で見下し、楽しめないスポーツになってしまうと思いますので、理解願いたいと思います。
>プロレスは半世紀以上の歴史がある中で、女子レスラーが一人だけです。この差は何に
>あると思われますか?この点を考えてみてください。
日本だけのことを言われているのですか? 試合中の蓄積されたダメージが元で死んでいるレスラーは他にもいるような気がしますが、それは横に置いておくとしても、あなたは、プロレスをショーと呼ぶことには違和感を感じるのですよね? ショー性を否定されたいのであれば、死亡者が少ないということは、逆効果のように思えてなりませんが・・・。
>>WWEについてはどう思われていますか?
>同じプロレスでしょう。演出の仕方は違いますがね。それともWWEは勝敗が決まって
>いるとハッキリと解る証拠でもお持ちなのでしょうか?
脚本があり事前にリハーサルまで行っている――ということを、WWEが団体として表明していることをご存知ないのですか????
>>もし、どこかのレフリーが、「プロレスは勝敗は決まってる」なんて本を出版をするよ
>>うなことが起きたとしたら、暴露された団体は、それが事実と反しているなら、当然
>>訴えを起こすべきだと思うのですが、どう思われます?
>訴えて戦い抜く体力がある会社がひとつしかないですよ(笑)。
あのぅ、相手は個人なんですよ。弁護士のドリームチームを編成できるほどの富豪とはとても思えないし(^^; 戦えないということは、戦ったら負けるからということになりません? で、なぜ負けるかというと、相手が極めて真実に近いことを言っているからでは・・・・
>レフリーという事ですが、何年もプロレスの世界だけで生きてきた人がその世界から追
>放される、という事だけでも随分なダメージだと思います。下手すれば、飯が食ってい
>けなくなるわけですから。
例の人は、確かもう還暦は過ぎていると思いますよ。本の印税で、一流企業の退職金以上のものは手に入れてるはずです。プロレス界から追放されたとしても、路頭に迷うことはないでしょうね。
>まさか、殺し合いを期待されているのでしょうか?本気といっても受け切れば怪我のし
>ない範疇の技の本気です。
「殺し合いをしてないからプロレスは本気でやってない」とは一言も言ってないと思いますが。私が殺し合いを期待しているとあなたが推測せざるおえない表現があったら、その部分を指摘して頂きたく思います。
受けきれば怪我のしない範疇の技であり、かつ、試合の中で何度も掛け合ってそれで年間130前後の試合ができてしまうレベルの技というのは、それは相手にダメージを与えるための技(ダメージを与えて勝つための技)というよりは、試合を盛り上げるための技(演出のための技)の意味合いの方がはるかに大きい、と思えるのが私の根本的な見解です。
>しかし、N_Gさんは「ごっこ」ででも技をかけらられた事がないですか?N_Gさんの考
>えているであろう限度を越えなくても充分に痛いですよ。
技をかけられたことはあります。たとえポイントは外してある技だとしても、痛くないとは思っていません。ただ、受けているレスラーが、実際に感じている痛さの何十倍ものリアクションをしていることは確かだと思いますし、技のダメージで、ふらふらになって、本当にフォールを取られたりギブアップをしなければならないようなレベルの技は、そうそうかけていないと思います。
>技をかける時、遠慮をしていては怪我の原因になってしまいます。これは受ける方にも。
>いえます。痛いから、とビビって受けてしまうと怪我の原因になります。
ポイントの外してある技を遠慮なく思いっきりかけて、それを思いっきり受けているように思えます。
>レスラーの強靭さの疑問ばかり強調されていますが、
それは違います。レスラーのポイントを外した技を素人にかけたりしたら、素人はひとたまりもないと思います。ただ、いくらレスラーが強靭とはいえ、異種格闘技戦においては、あっけなく秒殺されてしまうこともあるわけでないですか。××固めといったものでも、本気でやってフォール・ギブアップが取れるレベルというのは、非常に危険が伴うと思うのです。そのような技を1試合で何度も掛け合って、年間130前後の試合をこなしていくには、私にはやはり、多くの場合、相手が本当にふらふらになって、フォールやギブアップが取れるレベルの技はかけてないように思えてなりません。
>一番始めに書いたプロレスの本質、この辺りの話を理解されないとプロレスはショーだ、
>八百長だ、という陳腐な言葉で見下し、楽しめないスポーツになってしまうと思います。
>ので、理解願いたいと思います。
プロレスをショーとわりきって楽しんでいる人は沢山います。私もそのひとりです。「ショー」という言葉に相当なマイナスイメージを持たれているようですが、「ショー」というものは、最高のエンターティナーによって演じられた時のみ、人に感動をもたらすことができるのです。プロレスラーの中には、多くのエンターティナーがいると思いますが。
No.15
- 回答日時:
本気に関してはたくさんの人からの回答がありますので、私からは勝敗について、あたりから攻めようと思います(笑)。
>あらかじめ勝敗が決まっている気がするんですけどね
プロレスの本質とはなんだと思いますか?勝った者だけが賞賛され、負けたものは惨めに去っていかなければならない、そういうスポーツだと思いますか?私が思う本質はその試合が終わるまでのあらゆるプロセスだと思います。リングに上がり、敵と対峙した瞬間には敵と戦わなければならなくなった事情(団体抗争など)、積み重ねてきた練習、敵に対する思い、などが伏線として張り巡らされています。そして、試合が始まれば、終了までの試合の流れをお互いが作っていく、それが素晴らしいのだと思います。確かに勝ち負けが重要になってくる試合もないとは言いません。しかし、勝ち負けを大事にして、お客を置いてきぼりにするレスラーは最終的にはリングに上がれなくなるでしょう。第一にお客さんを喜ばせる試合をするのがプロレスラーだと思います。
>勝敗が決まっていないのなら、勝とうと思って、100%の技を使っちゃうと思うんですよ。
100%の技、とはどういうものを表現しておられるのか、よく解りませんが、そこまでの技を使わないと勝てない試合をしてはいけないのです。女子では試合中の技が原因で死亡してしまったレスラーもいました。私はこの試合を生で見ておりましたが、試合が終わった時は「なんてしょっぱい試合だ」なんて思っていましたが、死亡した事がわかってから、試合を思い出すと亡くなったレスラーは実は途中からおかしかった、と気が付き何ともいえない気分になってしまいました。こういった悲しい結末でなくとも、怪我をしてしまう可能性の高い100%の技、というのを使い、
狙って怪我をさせてしまっては試合の面白さは半減、いやなくなってしまう、といっても過言ではないでしょう。ですから100%の技は絶対に使ってはならない、プロレスではそういう暗黙のルールがあるんだろうと思います。
>勝ちたくて試合をやっていたら、そのような暗黙の了解は成り立たないと思うんですよね。
勝ちたくても不意打ちや相手を壊すような技を使う事はやってはいけないと思いますよ。上で書いたような理由もありますしね。
>勝つことでスターになれるんだったら、相手を活かすなんて余裕がなくなると思うんですけど・・・・
スターになるのに勝つ事が絶対に必要なのではありません。キャラクター色の強いレスラーの中には負け続ける中でお客さんを魅了するレスラーもいます。代表的なのはストーカー市川、タイガースマスクあたりでしょうか。また、道場では最強、という幻想で魅せるレスラー(藤原組長など)や、タイトルマッチだけはどうやっても勝てないレスラー(ちょっと前までの永田など)なんかも勝つ事でスターになるのではなく、負けてもなおファンを惹きつける何かを持った選手達だと思います。この文章を見て思ったんですけど、勝つ事でスターになれるのであり、勝敗が先に決まっているとしたら、負ける選手は何のためにリングに上がっているんでしょうか?私はその疑問がよぎりました。
いったん、切ってみます。
回答どうも。
>プロレスの本質とはなんだと思いますか?勝った者だけが賞賛され、負けたものは惨め
>に去っていかなければならない、そういうスポーツだと思いますか?私が思う本質はそ
>の試合が終わるまでのあらゆるプロセスだと思います。
プロセスが重要というお考えに異存はないです。ただ、そのことは、逆に、勝敗以外の部分で勝敗以上に大きくアピールできるものがあるということであり、事前に勝敗を決めておけば、
レスラーはよりエキサイティングなプロセス作りに専念できる = 見てるものをより楽しませることができる
ということになりませんか?
>スターになるのに勝つ事が絶対に必要なのではありません。キャラクター色の強いレス
>ラーの中には負け続ける中でお客さんを魅了するレスラーもいます。
一部に、負けが込んでいても注目を浴びるような選手はいるかも知れないですが、それはあくまでも本筋とは外れた部分であり、負けることの方が多い選手(いわゆる弱い選手)が、トップレベルの人気と評価を受けたことはなかったように記憶しています。
>勝つ事でスターになれるのであり、勝敗が先に決まっているとしたら、負ける選手は何
>のためにリングに上がっているんでしょうか?私はその疑問がよぎりました。
それは、勝つ選手を引き立てるためではないですか? 個々の選手をスター選手(多く勝たせる)にするか、引き立て専門(負けることが多い)にするかどうかは、各団体の首脳陣が、各選手の力量(ガチでの強さ+プロセス演出力)を見極めた上で決定しているような気がしています。
No.14
- 回答日時:
>できるだけダメージが少なくなるようにして、
>技をかけあっているんですよね?
多くの場合、その通りですが、時として観客へのアピールを
重視するために、敢えてダメージが来るような受身を取ることがあります。
例えば、小川vs橋本のSTOの攻防。背中で受身を取れば、
タダの大外刈りであることがバレてしまいますが、橋本は後頭部受身を
故意に取ることで、小川の凄さを引き出しています。
また、ラリアットを食らって1回転して頭から落ちたりする受身もそうでしょう。
何かと格闘技的にバカにされるプロレスラーですが、受身の技術は
格闘家が到底及ばないレベルにあります。(小川直也はド下手ですね、受身)
回答どうも。
>例えば、小川vs橋本のSTOの攻防。背中で受身を取れば、
>タダの大外刈りであることがバレてしまいますが、橋本は後頭部受身を
>故意に取ることで、小川の凄さを引き出しています。
ただ、そのせいで、己の選手生命の危機に瀕したわけですから・・・。まっ、その後の復帰も予定通りだったのかもしれないですけど (^^;

No.12
- 回答日時:
ある有名レスラーの方が、レスラー同士が話をし合うというビデオの中で、「田舎だ(見ている人の数が少ない?)と気を抜いた試合をしてしまうときがある」と大きな声でおっしゃってるのを見てショックを受けたことがあります。
なので、「気分」によって、技にある程度の差はあるかもしれません。また、場の雰囲気で、「負けなければならない」というのがあることも事実だそうです。でもその方は、決して自ら負けることはされなかったそうですよ。ポリシーもあると思いますが、自分の仕事へのプライドを酷く大事にされていた印象があります。
某新日の選手は、某選手の膝を本気で壊そうとしていますし。
一概には言えないと思いますが、こんなこともあるよという話でした。失礼しました。
回答どうも。
>レスラー同士が話をし合うというビデオの中で、「田舎だ(見ている人の
>数が少ない?)と気を抜いた試合をしてしまうときがある」と大きな声で
>おっしゃってるのを
そういうことはあるでしょうね。
>場の雰囲気で、「負けなければならない」というのがあることも事実だそうです。
でしょうね。
No.11
- 回答日時:
プロレスと格闘技は似て非なるもの、一緒に考えてはいけないものなんです。
同じものだと考えていらっしゃるからこのような疑問が出るんだろうなと感じます。
>互いに協力しながら、できるだけダメージが少なくなるようにして、
>技をかけあっているんですよね?
これはなかなかいいところをついていると思いますよ。
試合は二人で成立させるものであって(タッグマッチなら4人、6人ですね)
協力しないと成り立ちません。
時々かみ合わなくて、つまらない試合になることがありますが
それはどちらかにプロレスセンスがないか、
お互いに信頼関係がないから思い切ったことができないかのどちらかでしょうね。
自分が技をかけるだけでなく、相手の技も受けないと試合が成り立ちませんからね。
ダメージが少なくなるように技をかけるのではなく
ダメージが少なくなるように技を受けるのです。
本気でやらないと、ちょっとした気のゆるみから大事故につながりますから
本気でやっていないレスラーはいないと思います。
プロレスラーは肉体を鍛えて、その肉体のぶつかり合いで観客を酔わせるのであって
必殺技と名前が付いていても、プロレスは殺し合いなんかじゃないんですよ。
ダメージを与えるのはいいんですが、相手にけがをさせないことは暗黙のルールです。
そのために一番最初にすべきことは、
相手がどの程度の力量を持っていて、どこまでの技を受けられるかを見きわめることです。
自分の必殺技を受けても大丈夫な相手だから毎日連発しているのであって
大丈夫な相手じゃなかったら、ほかの技でフィニッシュを取るだろうと思います。
例えばですが、ジャンボ鶴田はバックドロップで決めるにしても相手によって3段階に分けていたそうです。
一番高度な角度で落とすのは本当に限られた相手だけだったそうですが
素人の私たちには、毎晩同じバックドロップでフォールを取っているように見えましたよ。
こういうふうに配慮をしながら試合をしているのがプロレスで
格闘技は相手を再起不能にしてでも勝った者だけが勝利者です。
すべての技で必殺を狙っています。そこが一番違うと思います。
回答どうも。
>プロレスと格闘技は似て非なるもの、一緒に考えてはいけないものなんです。
いえ、一緒に考えていません。プロレスは、格闘ショーという感じで受け止めています。
>ダメージが少なくなるように技をかけるのではなく
>ダメージが少なくなるように技を受けるのです。
ダメージが少なくなるように技をかけてあるからこそ、ダメージが少なくなるように受けることが可能だと思います。
mainichi-ganbaruさんのご発言ですが、
>その安全性を高めると同時に、「素人」さんたちには、「本当に」かけているように見えるわけです。
実際に格闘技をなさっている方のご指摘なので、非常に説得力を感じます。
>えびがためにしろ、腕ひしぎ逆十字固めにしろ、「本気」にかければ、背骨や腕に相当なダメージを与えることになります。
いくら受ける練習をしたって、本気で、えびがためにしろ腕ひしぎ逆十字固めをかけたら、そうそう受けきれるものではないと思います。だいたい、受ける練習を積めば受けきれる技など、それこそ、たいした技ではないことになりませんか?
>相手がどの程度の力量を持っていて、どこまでの技を受けられるかを見きわめることです。
仮に、その見極めを行って、相手からギリギリフォールを奪えるレベルの技を、本気でかけるとします。10分から15分の試合を本気でやって、フォールを奪われるということは、相当なダメージだと思います。フォールを取る方もです。それに基本的にプロレスは技の応酬をするわけですよね。1試合の消耗度は相当なものになりませんか。そのような状況で年間130前後の試合をこなすなんて、私にはとても人間わざだとは思えません。というか、現実味が感じられません。試合の他に、地獄のような練習もしなければならないのですよね?
相手の受けのレベルの見極めですが、毎日同じ相手と試合をしてるのなら、見極めはそれほど難しいことではないと思いますが、相手は変わるわけだし、同じ相手でも、日々進歩するわけですよね。見極めを誤って、ここまで耐えられるだろうと思って、実際は耐えられなかったら、大変なことになりますよね。そんなことがないように、安全を重視して、多くの場合効いてるように見えるだけの技をかけ、受ける方も、効いてるように見せる演技をしていると考えると、私の場合は、納得がいく部分が多いのです。
No.10
- 回答日時:
以前、故ジャイアント馬場さんが、某テレビ番組に出演していましたが、司会者の「痛いのですか?」という質問に、「痛いですよ。
」とお答えになっていました。やはり、スポーツとしては、本気で試合をしていると思います。勿論、腰の骨を折らないようにとか、内臓破裂を起こさないようにとか、最低限の配慮はあると思います。それがなければ、興業として成り立ちません。勝負事には、八百長の疑惑が付いて回りますが、プロレスの勝敗は、基本的に、前もって決まっていないと思います。プロレスラーの間にも、暗黙の了解のようなものがあって、相手へのダメージの与え方でも、やって良いことと悪いことがあるのでしょう。回答どうも。
>司会者の「痛いのですか?」という質問に、「痛いですよ。」とお答えになっていました。
本気でなくても、あれだけ鍛え上げられた人間に、ぶたれたり蹴られたりしたら、痛いのは当然です (^^;
>プロレスの勝敗は、基本的に、前もって決まっていないと思います。
ならば、某プロレス団体は、某元レフリーに、名誉毀損であることを表明して頂きたいものです。
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