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「ファンレター」「ウィーン」、「ウェディング」の「ァ」、「ィ」、「ェ」は、「キャ」、「キュ」、「キョ」の「ャ」、「ュ」、「ョ」と同様、拗音の一種であると理解していますが、促音(「ヨット」の「ッ」)とともに、現代仮名遣いでは、小文字で表記されることが一般的だと思います。

しかし、ネットで見た範囲では、「ャ」、「ュ」、「ョ」、「ッ」に関しては法令で小文字にする旨のはっきりした規定があるのに、「ァ」、「ィ」、「ェ」などア行の拗音(?)に関しては、そういった規定が見当たりません。どうしてでしょうか?

http://www5d.biglobe.ne.jp/~Jusl/Bunsyo/yayuyotu …
http://www.konan-wu.ac.jp/~kikuchi/kanji/dukai.h …

A 回答 (3件)

平成3年6月28日内閣告示第2号「外来語の表記」です。



参考URL:http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&i …
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この回答へのお礼

「外来語の表記」にありましたか!
そういえば、ア行の拗音(?)が小文字になるケースはみんな外来語ですね。外来語のWから始まる音に対応しているようですね。日本語ではありえない、ということですか?

いやいやあるんじゃないですか? 例えばこんなのはどうですぅ?←(話し言葉の語尾をこんなふうに書く人も中にはいますよね)うぇーん(泣き声)、うぉー(唸り声)なんてのはどう?

お礼日時:2007/11/08 23:58

> こんなふうに書く人も中にはいますよね



基準に従わない人がいるのは仕方がないでしょう。例示の音が本当
にWでしたら、WOは「を」でWEは「ゑ」が今は使わないけど正しい仮
名です。実際にははっきりウと発音しているのが大部分ですね。お
そらく、エやオの部分を小書きにした方が、相対的に最初のウが大
きく見えて勢いが出るとでも思った人がいるんでしょう。で、それ
を真似する人もいるんです。発音とリンクしないビジュアル表現と
しての書き方にお墨付きが与えられるかどうかは、今後の普及にか
かっています。

ところで、こういう話をするなら「小書き」という言い方をを憶え
て下さい。日本語に大文字小文字はありません。
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この回答へのお礼

追加質問にお答えいただき、有難うございます。
確かに「を」はWOだと聞いたことはありますが、叫び声が「をー」だと言われても迫力がありませんよね。ここはやはり「ウォー」か「うぉー」だと思うのですが・・・。
「・・ですぅ。」などというのはビジュアル表現だと言われても仕方がありませんが・・・。

「小書き」という表現覚えます。確かに日本語には「大文字」や「小文字」はありませんね。

お礼日時:2007/11/10 23:51

>小文字で表記されることが一般的だと思います。



拗音と促音は“なるべく小書きにする”となっているだけで、“必ず”ではありません。

■昭和21年告示 『現代かなづかい』
[注意]
 (1) 「クヮ・カ」 <略> を言い分けている地方に限り,書き分けてもさしつかえない。
 (2) 拗音をあらわす や・ゆ・よ は,なるべく右下に小さく書く。
 (3) 促音あらわす つ は,なるべく右下に小さく書く。

■昭和61年告示 『現代仮名遣い』
 [注] 拗音に用いる「や,ゆ,よ」は、なるべく小書きにする。
 [注] 促音に用いる「つ」は,なるべく小書きにする。


法令の文章では、平成以降の新たな法令については小書きに変更されました。
このためにわざわざ内閣法制局長官総務室から内閣参事官室あての通知が出ています。
--------------------
『法令における拗(よう)音及び促音に用いる「や・ゆ・よ・つ」の表記について(通知)』
    (昭和63年7月20日 内閣法制局総発第125号)

 標記の件については、従来原則として大書きにすることが慣行になつているところ、「現代仮名遣い」において「なるべく小書きにする」ものとされていることにもかんがみ、当局における取扱いを別紙のとおりとすることに決定しましたので、参考までにお知らせします。
--------------------

>「ァ」、「ィ」、「ェ」などア行の拗音(?)に関しては、そういった規定が見当たりません。どうしてでしょうか?

「ァ・ィ・ゥ・ェ・ォ」は、外来音の表記に用いられるもので、伝統的な日本語の表記には不要、少なくとも必須ではなかった、というだけのことでしょう。
(古くはハ行音が「ファ・フィ・フ・フェ・フォ」だった時代もあるようですが)

ちなみにJIS漢字コードでは、これらの小書き文字のほかに、「ヵ」「ヶ」が用意されていますが、これは表音文字ではありません。
また、JIS X 0213では、「ク・シ・ス・ト・ヌ・ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ・ム」の小書き用仮名文字が定義されています。アイヌ語音などの表記用だそうです。

この回答への補足

お礼欄に書いた疑問点に関しては、どうも現状フォローする法律はないと解釈するしかないようですね。やはり「ァ・ィ・ゥ・ェ・ォ」は、本来日本語の文章で使われることを想定してないのですね。

後続の回答がないので、〆切ります。(11/21)

補足日時:2007/11/21 23:48
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この回答へのお礼

詳細な引用有難うございます。
「ァ・ィ・ゥ・ェ・ォ」は、外来音の表記に用いられるもので、伝統的な日本語の表記には不要、少なくとも必須ではなかった、ということで、外来語の方の規定で定められたものなのですね。
でもまだ前記ANo.2さんのお礼に書いた疑問は残りますが・・・。

お礼日時:2007/11/10 23:56

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