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初めまして^^
先日、上級救命講習を受けて来たのですが疑問があったので質問させて頂きます。
講習自体学校で行われたので、当日は質問しずらかったです…^^;;

頭を打って倒れた時、よく動かすな!と言われます。
そこで疑問に思ったのですが、
頭を打って倒れた傷病者の方に回復体位をとっていただいても大丈夫なのでしょうか…><;;
なるべく動かさない様にならとっても大丈夫なのでしょうか?
それともそのままそっと動かさない方が良いのでしょうか?

テキストを読んでも、傷病者の方が倒れてる時からスタートしているので
倒れた事を前提に話が進んでいるのですが、
これは頭を打たないで倒れた場合であって、頭を打っていたら別の対処をすべきなのでは…?!汗
とも思ってしまいます。汗

もう一つの疑問は、先程の質問同様、
頭を打って倒れた傷病者の方の気道を確保もして大丈夫なのでしょうか?

よくよく考えてみれば、
回復体位取らないと傷病者の方の負担になってしまうし、
気道確保だってしないと危ないよ!
と突っ込みたくもなってしまいますが、
自分の判断では分からないので、教えて頂ければ幸いです。


普通救命(両方受けました)を受けた時、一緒に受けた方が
「もし道路などに倒れていたら…」
という質問をされていましたが、
そんな所に傷病者を放置or心肺蘇生は流石に危ないので移動させた方が…
と言われていました。
確かにそこを車が通ると考えれば危ないです><

A 回答 (1件)

 脳卒中(脳出血、脳梗塞)や頸椎損傷のない頭部外傷だけならば、特に頭を動かしてはいけないということはありません。

昔は脳卒中患者さんは動かしてはいけないと言われていたようですが。

 しかし実際は、頭部外傷には頸椎損傷を合併することが度々あること、現場で患者さんの頸椎損傷の有無を判断することは難しいこと、頸椎損傷患者さんの頭部を不用意にに動かすと損傷をさらに悪化させる可能性があることから、結論としては頭部外傷の患者さんの体はできるだけ動かさない方が良いということになります。さらに言えば、高所や階段からの転落、車に撥ね飛ばされた、車が転倒するような事故の運転者・同乗者などの高エネルギー外傷患者さんの場合には、例え頭部外傷が無くとも頸椎保護の観点から不用意に動かすことは避けなければいけません。

 たださらに言うと、以上の観点というのはあくまでも患者さんの気道が確保されて循環も確認できる場合の話です。まず優先されるのはA(気道)、B(呼吸)、C(循環)ですから、それらが確保できない、あるいは確認できない場合は、なるべく頸椎を愛護的に扱いながら人工呼吸や心臓マッサージなどの処置を行う必要があります。

 後半の質問ですが、道路の真ん中に倒れていた場合など、救助に行くことで二次災害の可能性がある場合には、まずは救助者の安全が優先されます。道路上の交通事故であれば安全に救護できるよう交通をきちんと遮断し、ガソリンなどが漏れていれば消防に連絡することが優先されます。周囲の安全が確認されてから疾病者の救護を行ってください。決して「竹やり精神」で患者さんのもとに行ってしまうことが無いよう気をつけてください。
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この回答へのお礼

とても丁寧で分かり易い回答、ありがとうございます!^^

丁重に扱えば、多少動かす分には大丈夫なんですね!
動かしただけで一大事かと思っておりました汗

ずーっと前から疑問に思っていたのですが、
なかなか解決できずに悩んでました。
本当にありがとうございました!

お礼日時:2007/11/25 22:55

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