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人の紹介で、呉服屋で江戸小紋(鮫)を仕立てました。慶弔ともに使えると言われたので、一つ紋を入れてもらおうとしたのですが、「紋は入れない方がいい」というのです。「紋をいれると普段に着られなくなって、かえって応用範囲が狭くなる。結婚披露宴にも法事にも、帯さえ格を合わせれば紋がなくても着ていける」そうです。でも、着物の本を何冊見ても、どこにもそんな風には書いていません。呉服屋さんが言うには、「今は着物を着ていくこと自体がフォーマルなので、紋の有無はそれほど問われない。ただし、留め袖と喪服と茶席は別」なのだそうですが、今は本当にそうなのでしょうか。紹介してくれた人の手前、あまり呉服屋さんを問い詰めることもできません。今の流れは、江戸小紋に紋を入れるのが是か非か、『今』を知っているかた、教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

私はその呉服屋さんの意見とまったく同意見です。


紋が必要なのは留め袖と喪服と茶席。その通りです。
ですからお茶をなさっている方なら紋入れをおすすめします。
そうではないなら、紋を入れたら普段着ではなくなるので逆に着られる機会が減ってしまいます。
結婚披露宴と法事用にするお考えなら紋を入れることです。
でも、そもそも結婚披露宴に一つ紋の江戸小紋や色無地は略式です。
格式を重んじる披露宴なら紋があっても着るべきではなく訪問着以上にするべきなのです。
三つ紋であれば訪問着に準じますが、それこそ普段には着られなくなります。
それほど格式ばった披露宴でない、たとえばレストランウェディング等であれば、その呉服屋さんの言う通り、紋の有無は問われないでしょう。

つまり当面どういう用途で着るおつもりなのかをよく考えて決めてください。
どうしてもの場合、数週間の猶予があれば紋入れは後から可能ですから、前もって予定のわかる結婚式や法事の際には間に合うと思いますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。No.2さんへのお礼にも書いたのですが、どこへ着て行きたいかを自分でもあまり絞り込みきれていませんでした。呉服屋さんの言うように、帯を替えるだけでどこにでも着ていけるなら重宝だとは思いました。でもよく考えてみればおっしゃる通りで、結婚披露宴に出席するならたぶん、訪問着以上の格のものをレンタルするでしょう(持ってないし…)。それだったら無紋にしておいて、あちこち気楽に着ていけるほうが今の私にはよいのではないかと思いました。
大変、参考になりました。

お礼日時:2007/12/07 11:04

そのお着物をどういった場面で着用なさることを想定されていますか?


結婚披露宴といっても今はさまざまなタイプの披露宴があります。
格式ばった感じで参列者も多く堅いイメージのある披露宴では無紋の江戸小紋や色無地はあまりいいイメージをもたれませんし、逆に人前挙式ですこしカジュアルなイメージが出来そうな披露宴で友人として招かれた場合は華やかな小紋でも問題ないこともあり、そういった場で無紋の江戸小紋ももちろん大丈夫です。

地味な色合いの色無地や江戸小紋だからと色喪服としても着用するのならひとつ紋は必須ではないかと私は考えます。
逆に挙式、披露宴、弔事(法事)などには着用せず、ちょっとしたお出かけ(観劇やちょっとしたパーティ)などにのみ着用するというのなら無紋で良いかと思います。

和服はオールマイティに使えるものはないというのが私の認識です。ましてや今の時代、本当にさまざまなスタイルの冠婚葬祭、イベントなどがあります。昔のように杓子定規でない分、難しいことも沢山ありますが、さまざまな情報を自分なりに理解し自分の信念で行動することも求められます。
また、和服を着ただけでフォーマルだなんて、絶対にありえません!!
鹿児島なら大島を着て披露宴に出席しても許されることもありますが、全国的に大島はいくら訪問着柄だろうと効果だろうと、紬の類と認識され、挙式や披露宴では後ろ指さされます。(面と向かって本人に言うことはないでしょう)

本来、結婚式(挙式、披露宴両方をさしています)では正装、盛装といわれており、友人でさえも留袖だった時代があったと思います。それが「訪問着」という一段下がったものが出てきていわゆる規制緩和のような状態が出来上がったわけです。

因みに、昭和40年代、50年代には無紋の江戸小紋に紋付の黒絵羽織が流行りました。羽織を変えれば普段着として着用したからでしょうね。女性の羽織は、室内で脱がなくてもいいものとされていましたし。

礼を尽くしておいて避難されることは少ないと思いますが、礼を欠いて後ろ指差されることはあります。
その辺りのバランスを考えて、ご自分でお決めになっていいと思います。

ちょっと支離滅裂になってしまいましたが・・・
『今』を気にしても将来どのように変わるかはわかりません。
質問者さんが、普段にもちょっとしたパーティにもその着物を着用なさるのなら無紋でいいと思います。ただし、ちゃんとした挙式や年配の方が集まるような披露宴には着ていかないほうがいいと思ってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。どこに着て行きたいかをあまり深く考えず、とりあえず一枚必要、という安直な考えだったことに気づき、ちょっと反省しています。おっしゃるとおり、自分の信念がしっかりしてないとダメですよね。当面、色喪服が必要な事態はないと思うので、無紋にしておこうかと思っています。とにかく、せっかく作ったものですし、着て行けそうなところにはどんどん着ていきたいです。

お礼日時:2007/12/07 10:51

Wikiなので絶対か?と言われるとわからない(色々な人が書き込みをするため)のですが、背中に一つ紋を入れることで色留め袖と同格とありますので、そこを確認なさったらよいのでは?と思います。

5つ紋はあり得ないと思うので、色留め袖を着られるレベルのお集まりなら一つ紋を入れておかれたらよいかと思います。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%B4%8B
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考URLも見てきました。私はどこに着て行きたいかをあまり深く考えていませんでした。これでは呉服屋さんにいろいろ言えませんよね。

お礼日時:2007/12/07 10:41

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