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こんにちは。
今度の大学の卒業式で、黒の振袖を着たいと思っています。
この振袖の格なのですが、ちょっと疑問があり
もしかしたら、黒引き袖?のようなものかもしれない、という事と
卒業式には、もしかして格が合わない?かもしれない、という事で困っています。

その振袖はとても古いもので、恐らく戦前の大正~昭和初期頃のものかと思います。
そこで、難点なのが裾にふき綿が入っている事なのです。
と言っても打ち掛けの様に裏生地を見せてたっぷり綿が入っている訳では無く
ぱっと見は余り分からない、触ってみて分かるという程度の綿の量です。
因みに袖には入っていません。
なので、少し、普通の振袖とは違う、黒引き袖のような物じゃないかしらと不安になってしまいました。
柄は、肩から袖、裾にあり、白いぼかしが入って、薄紫を基調とした扇子等が描かれています。
黒引き袖程派手では無いかもしれません。
又、紋は五つではなく三つ紋なので普通の黒引き袖とはちょっと違うのでしょうか。
裏にも文様が入っているので恐らく、引きずって着る事を考えて作られたのだとは思います。
袖は多分中振りだと思います。
母曰く、婚礼用だったのではということですが
当時の仕立ての事はよく分からないので、どう着るべき着物なのか分かる方が居ましたらお教えください。

又、このような着物を卒業式に着る、という事自体ふさわしいのでしょうか?

御協力宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

ご卒業おめでとうございます。


素敵な振り袖をお持ちなんですね。時代から察するに婚礼用に使われた可能性は高いと思います。
ただ、三つ紋であることとふきの量が少ないという事から、お引きずりではなくお色直し用に普通に着たのかも知れません。
また、昔は必ずしも裾引きの婚礼衣装だったわけでもありません。
家々の違いもありましたし。
裏にも文様が入っているとの事ですが、現代の振り袖や留袖でも共の裾回しをつけるのが正式で、表と同様に柄も入っているのは普通です。
また、少し前までは晴れ着は重ねで着るという習慣がありました。
大昔で言えば十二単に代表されるように着物を重ねて着るのが上等であり上級である、つまりセレブの象徴だったのです。
明治~大正くらいまでは婚礼衣装と言えば2枚3枚と作り、重ねて着られる事も普通でした。
その雰囲気を出すために綿入りのふきをつけて重ねているように見せかけるという事が始まりました。
婚礼以外でも七五三などで重ねの着物を着せられたという人が今の50代くらいの方にはいらっしゃいます。
ですので普通にお正月などの晴れの日に着られた物かも知れません。

まあ、実際どんな場面で着用されたかはわかりませんが、卒業式に着てはいけない物ではないと思います。
現代においてふさわしい着方はやはり婚礼のお色直しくらいなのでしょうけど、しごきやはこせこ等を使わないで帯や小物合わせを軽めの物にすれば卒業式でもいいと思いますよ。
白っぽい帯や金銀の帯を合わせてしまうと婚礼衣装の雰囲気が強くなりますから色物の帯を合わせるといいかも知れません。
ただ、袴姿と比較すると少々格が高すぎることにはなるでしょうね。
どちらにしても個性的で素敵な装いになる事でしょう。楽しみですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
結局いろいろと迷ったのですが、この振袖で出ることにしました。
クリーム色と金の織りの帯にするつもりだったのですが
アドバイスを参考に、朱系の帯で行きました(^^)
昔の婚礼衣装のお話も勉強になりました。
御協力有難う御座いました。

お礼日時:2008/03/30 22:13

古い振袖について私も詳しくは知りませんので恐縮ですが・・・



婚礼用のじゃないでしょうかね~・・・

黒の紋付に袴、というスタイルなら、
宝塚とかでも有名なスタイルですし、
格も高く、卒業式に文句無し!のようですが、
柄もあるんですよね。

黒地の振袖 と、
黒引き振袖(婚礼用) とは、
格というよりやはり用途が違い過ぎますから、
あまりオススメはできません。

元はどなたのお着物だったのでしょうか。
入手経路をたどってみると良いかもしれません。
(身内の誰かが覚えているかも)

婚礼着付けの経験のある方や、
式場にお勤めの方などがお詳しいと思います。

回答があると良いですね。
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