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 投資初心者です。一年ほど様子を見ていたのですが、そろそろ投資を始めてみようかと思っています。
 
 投資は余裕資金で行う予定で、少なくとも十五年以上の長期インデックス投資を考えています。最終的なリスクとしては-10%くらいまでは許容できますが、150%~200%のリターンを目指したいと思っています。(もちろん、減って欲しくはありません;ー;)
 セゾン投信(バンガードグローバルバランストファンド)に絞るか、それとも日本株,外国株,日本債,外国債でそれぞれ別個のインデックス投信に投資するかで悩んでいます。
 別々にするなら、四つのアセットの構成比率がまたまた悩みの種なんですが、セゾン投信はかなり外国投資への比率が大きいですよね。外国投資メインの投資信託ということなのかも知れませんが、その割には日本も一割強だけ入っているという組み合わせが釈然としません。
 投資関係の本(「モーニングスター・投資信託選びで一番知りたいこと」など)を読んでみた限りでは、外国への投資は為替リスクが伴うので国内への投資よりも比較的リスクが高いという感じで書かれていました。載っていたアセットアロケーションの一例としての円グラフでも、外国への投資が全体の半分を超えているということはなかったように思えます。ならば、セゾン投信バンガードファンドは、一本でいくにはどちらかと言えばリスクの高い部類に入るのではないか、と感じています。
 私は単純な理由から、長期的な日本経済の成長に関して懐疑的なのですが、為替リスクをどの程度に考えるべきなのか・・・。それに、私自身、想定以上の大きなリスクを取ることも避けたい気持ちです。
 以上のような私の考えが正しい方向を向いているのかどうか。また、別々に投資するならば、四つの資産区分をどのような割合で持つべきなのか、アドバイスを頂ければ幸いです。(モーニングスターの本では、ちょうど25%ずつ保有するのがお勧めになっていました)

A 回答 (4件)

本当に長期的な日本経済の成長に期待できないと確信しているなら、


セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド一本にするのは
悪い選択肢ではないと思います。

気になるのは為替リスクですが、過去のデータによれば
日本株式は海外先進国株式よりもリターンが低く、
リスク(リターンの平均からのずれ幅)も大きいことが知られています。
http://www.pfa.or.jp/top/jigyou/pfaport.html
http://kaeru.orio.jp/blog/2007/04/post_440.html
為替リスクがあるにもかかわらず、過去のデータでは
海外先進国株式の方が日本株式よりもリスクが小さいのです。
だから株式部分について日本株式の割合を大幅に減らすことは
十分考えられる選択肢だと思います。
新興国株式も含まれている点も嬉しいところだと思います。
(個人的にその部分だけでもバラ売りしてくれると嬉しい。)

個人的に債券部分に関しては長期的には為替リスクを取り過ぎだという印象を持っています。
債券に関してはさすがに国内債券の方が米国債券やユーロ建債券よりもリスクが低いですから。
長期的には(20年以上)では国内債券のリターンが今のように低いとは予想し難いです。
しかし、米ドルとユーロの対円レートが同時に下がってしまうことがない限り、
債券部分は十分にリスクを下げてくれるものと思われます。
今回のサブプライム問題では米ドル円は下がりましたが、ユーロ円は持ちこたえており、
さらに「質への逃避」が起こったおかげでユーロ建債券も米国債券も上昇しています。

ただし、現在、日本円は相当に低く評価されているので、どこかで(いつかはわからない)、
日本円の再評価が始まり、今より円高傾向になる可能性が高いことには注意が必要だと思います。
ここ数年の海外債券の高いリターンが長期的に続くと予想するのは誤りだと思います。

最後に日本経済の成長について。
私はここ十数年の日本経済の不調の主な原因は経済政策の失敗だと考えています。
特に稚拙な金融政策の失敗によってデフレに突入してしまったことが痛い。
デフレ=持続的物価下落はほんの少しであっても経済にとってひどく有害であることが知られています。
低過ぎるインフレ率も経済にとって有害だと言われています。
もしも日銀が改革されて(日銀法改正+日銀総裁にまともな人をすえる)、
他の先進国なみの3%程度のインフレ率を実現して安定させる金融政策が実施され、
政府が5%以上の名目経済成長率を目指す政策を実施したなら、
日本経済は10年程度のあいだ大きく成長することになり、
株価も遅れを取り戻すように大きく上昇することになるはずです。
(米国S&P500も20年ほど上昇しなかった時期があるが、
その時期が終わったら急上昇するようになった。)
一般に「構造的問題のせいで経済成長の先行きは暗い」のような意見は
歴史を知っていればほとんどあてにならないことがわかります。
おそらく世界的な技術革新の進行と拡散が
結果的にあらゆる国の経済成長を作り出しているからだと思います。
これからの数十年でこのようなことが起こる可能性は十分にあります。
(これからの十年では可能性があまり高くないような気もする。)
もしも日本株式への投資割合を少なめにしていると
長期投資においてそのような流れに乗り遅れることになってしまいます。
先の長い話ですが、こういうことも考えておくべきだと個人的には考えています。

P.S. セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのライバルとみなせる
マネックス資産設計ファンドやスゴ6はリートの割合が多すぎるのではないかと感じています。
リートの短い歴史からリターン、リスク、相関係数のデータを抽出して、
最適ポートフォリオを計算するとリートの割合が
マネックス資産設計ファンドやすご6のような数字が出易いことがわかります。
しかし、数年前から数ヶ月前までのリートの高いパフォーマンスは一時的なものに過ぎないと思われます。
その時期のデータを用いて未来を予測して、
ポートフォリオを組むのは好ましいことではないように思えます。
以上は個人的な意見に過ぎず、近い将来間違っていたことがわかるかもしれませんが、
少なくとも十分に考慮すべき問題であることは確かなことだと思います。
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この回答へのお礼

非常に詳しく説明して下さってありがとうございました^^)

>本当に長期的な日本経済の成長に期待できないと確信しているなら、
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド一本にするのは
悪い選択肢ではないと思います。

そう言われると、にわかに自信がなくなってしまうんですが^^; ただ、不甲斐ない政治の状況を見ていると、これからの少子高齢化で日本は段々と沈んでいくように感じてしまうんですよ;-; なので日本株式をやるなら、これからは個別株なのかなー……と思う反面、単一株の取引はリスクや手間の点からどうも踏み出せません。
 しかし、二十年後には大きく環境が違っているかも知れませんし、現在の私の見方も変わっていくでしょう。リターンの多寡よりも、比較的、リスクをコントロールすることの方に重点を置きたいという私の考えからすると、現時点ではリターンが減ると思えるにしても、それでも日本株・債権の比率を高めることが重要に思えてきました。

うーん。投資というのは、いろいろな意味で自分を試されますね^^)

お礼日時:2007/12/30 15:19

 セゾン投信(グローバルファンド)を毎月購入している者です。


以下、感想を述べたいと思います。
 セゾンの長所として、1.守りの人にはこれ1本でいいということ。2.信託報酬がバランス型の中では比較的割安だということ。3.新興国を4%ほど加えてあるということ。
 短所としては、1.国内債券があるということ。2.自分の理想ポートフォリオが作れないということ。

 私の理想は、株式と債券の比率は6:4~7:3位に考えています。
なのでセゾンだと守りすぎかな…と感じています。
 ちなみに私はセゾンの他に、海外株式・海外債券・国内株式のインデックスを毎月購入しています。さらに株式に関してはその後海外ETFへのリレー投資をしています。
 また、外国への投資比率に関して為替リスクを気にされているようですが、本当に怖いのは「円安による輸入インフレ」だと私は考えています。なのでセゾンの海外比率は決して高くないと思います。
 さらに私はかなり極端な考え方をしてしまう人間なので、国内債券の購入は必要ないと思っています。日本の債券になにか魅力があるのでしょうか?こう書くと多くの方から批判されそうですが…(^^:)。
 最後に、セゾンは悪くないですが、こういったタイプの投資信託のみの購入だと、後で融通がきかないような気がします。
以上、拙い文章ですみませんでした…。
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この回答へのお礼

書き込みありがとうございます^^)

>国内債券の購入は必要ないと思っています。日本の債券になにか魅力があるのでしょうか?

私も正直言って同感です。モーニングスター社の代表の方が書かれている本には、国内債券投信をリスクの低い商品として勧めています(そうせざるを得なかったのかも知れませんが・・・)が、国内債券の「投資信託」を買う十分な理由が今の所わたしには見つかりません。
 ここ五年間を見るところではあまりにもリターンが低く、信託手数料を支払う価値が見いだせませんし、例え、リスク軽減の為であるとしても現状では、それならばネット銀行などの定期預金の方が安全かつ有利に思えます。取りあえず、金利がある程度上がるまでは、直接に国債を買うか、それとも短期の定期預金のままにしておいた方がよいのではないかと考えています。(一応、国内債券には違いないですし^^;)現在のところ金利がもともと低いので、信託手数料を差し引いたリターンが定期預金の金利を上回ることが非常に難しい状況だと思える為です。
 市場を読まないことがインデックス投資の重要な点なのかも知れませんが、リスク資産だけが投資ではないという観点に立てば、国内債券投資信託という選択肢は私には美点が感じられません。(勘違いしている点がありましたら、どなたか、指摘して頂けると大変に有り難いです)

>最後に、セゾンは悪くないですが、こういったタイプの投資信託のみの購入だと、後で融通がきかないような気がします。

他の方からも同様のご指摘を受けました。どうも、手間が増えるのが面倒だという頭があったんですが、銀行預金とは違って、投資にはそれだけの時間をかけるべきなのではないかという気持ちになってきています。つい、預金の感覚で考えてしまうのは悪い癖ですね;-;

お礼日時:2008/01/03 21:37

>セゾン投信(バンガードグローバルバランストファンド)に絞るか、


>それとも日本株,外国株,日本債,外国債でそれぞれ別個のインデックス投信に投資するかで悩んでいます。

セゾン投信に何か思い入れがあるのでしょうか?(実質信託報酬0.77%)
イートレード証券にはそれより信託報酬が安いバランスファンドやインデックスファンドがあります。

>長期的な日本経済の成長に関して懐疑的なのですが、

これは同感です。

>為替リスクをどの程度に考えるべきなのか・・・。

これは読めないでしょう。
為替に関する意見を聞いてもまあいい加減なもんです。
日本経済がぱっとしなければ円安のような気もしますが分かりません。
保険だと思って国内:海外=50:50にしておくという考えもありそうな気がしますが。
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この回答へのお礼

書き込んで頂いてありがとうございました^^) イートレード証券には口座を持っていないのですが、少し覗いてみたいと思います。

セゾン投信への思い入れはわりとあります。セゾンという会社への信頼感と、新しく出来た証券会社であるという点が気に入ってます。正直、日本に昔からある証券会社の運用姿勢というものを、今ひとつ信頼できないという気持ちがある為です。(日本の株や債権にもバンガード社を使うというところも、微妙ですが、どちらかと言えばプラスに評価しています)

為替リスクについてはやはり決定的なことは言えないですよね。うーむ、悩ましいところです。

お礼日時:2007/12/29 00:50

サブプライム問題本元のはずのNYダウは07年は


上昇で終わりそうなのに対し、日経は11%も下落して
しまいました。
日経が下げすぎなのか、NYダウが下げ足りないのかは
今の時点で何とも判断しがたく、悩むところですね。

ですので、資金の一部で、4分の1ずつの配分で始められて、
後は様子をみながら配分調整をしていくというのが無難だと
思います。
時間分散は為替リスク平均化にも有効です。
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この回答へのお礼

書き込んでいただいて有り難う御座いました^^)

日本の市場が、米市場よりも大きな影響を受けるという点は、これからもずっと変わらないのでしょうね。本当のところはアナリストも分からないのかも知れませんが、投資する側としては、少なくとも後悔しないように、自分なりの判断をしていかなければなー・・・、と思ったりしています。

>資金の一部で、4分の1ずつの配分で始められて、
後は様子をみながら配分調整をしていくというのが無難だと
思います。

そうですね。分かりやすい配分ですし、まずはそこから初めて調整していくのがいいかも知れません。一度決めたらそれでずっと行くようなイメージを持ってましたが、経済状況を見ながらバランスをとることが大事ですよね。つい投機的な判断をしてしまいそうなところが心配だったんですが、市場が比較的に安定している時にしかリバランスは行わないというルールを決めておけばいいかも知れないと、今ちょっと思いました。

お礼日時:2007/12/29 01:05

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