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経済学は全くの専門外なのですが、気になって仕方がないので質問しました。稚拙すぎると思われる質問で申し訳ないのですが、できれば怒らないで、わかりやすく且詳細に御教授お願いします。
私の基本的な考えは以下の通りです。

step1.国が大量にお金を発行する
step2.それを国民に一人あたり1000万ずつ授与する
step3.その際、国が物価を上げてはいけないという法律を制定する

以上のような行程を経て、(1)これらのことが実際に実現した場合、誰が不幸になるのでしょうか?(2)どのような現実的問題が生起するのでしょうか?また、(3)上記の政策が実現不可能であるとするならば、それはどのような理由に起因するものなのでしょうか?

かなりアバウトな問題提起ですみません。前述の通り、私は経済学に全く精通していません。ですので、できるだけわかりやすくご説明願います。よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

私も経済の専門化ではないので,同じようなことを考えたことがあります.でも,やはり,最後にはだめだなと思いました.特にstep3の条件を皆がきちんと守っているとします.私の想像はこうです.


1.みんながお金を受け取る.
2.全員が死ぬまで1000万貯金すると今まで通りになってしまうので,もらった一千万をある程度買い物するとします.
3.余分のお金が手に入って使うわけですから,もらう前より使うお金が多くなる,ということは何かを買っていることを意味しますから物が余計に売れることになります.
5.値上げ禁止で,物の生産量を急には増やせないものが沢山ありますから,物不足になります.つまり,手元にお金はたくさんあるけれども,どういうわけか買い物に行っても買える商品がないという状態になるわけです.
6.物を手に入れにくくなった場合,通常はお金を沢山払うことで解決します.(Wiiとか人気ライブのチケットの転売を思い出して下さい.)しかし,値上げ禁止なわけですから特別に手に入れることはできません.
7.仕入れたものを売って商売をしている人たち,これは農業でも工業でも,商店でも同じです.仕入れることができなくて商品を用意できなくなりますから,商売できなくなります.
9.ということで,最終的にものの生産と流通がストップして,手元にはお金だけが残るという状態になってお金そのものの意味がなくなってしまいました.
10.つまりお金を受け取った直後はよいのですが,しばらく経つと物の生産も流通もストップするので皆が不幸になるのだと思います.

つまり,10倍給料をもらうのであれば,その仕事でできた商品の値段も10倍にならなければバランスがとれないことになります.しかし,値上げ禁止なので,無理な大安売りをつづけることと同じになってしまうので,無理がでてくるのです.
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もしあなたが1000万円手に入れたらどうするでしょうか。

好きなものを買うでしょうか。貯金するでしょうか。ほとんどの人がお金に余裕ができてくれば、好きなものを買うようになる傾向にあると思います。物価が上がらないのであれば、売り切れる商品が続出するでしょう。つまり需要に対する供給が間に合わなくなるということです。品物を生産する企業がそれに対処するためには、多くの資本を投入し、多くの土地を利用して工場を広げ、機会化を進め、労働力を増やすことに努めるでしょう。それだけ多くの費用がかかるわけです。物価が上がらない状態だと収益は売れた量に比例して増えていきます。それに対し費用は売れる量がある地点を超えると、急速に増えるようになり、収益を追い抜く形になります。そうなると企業は損をするわけです。儲からなければ企業は倒産に追い込まれていきます。そして失業者が増えます。また土地や労働力を増やすのにも限界があり、一人の労働者にかかる負担が大きくなり、過酷な残業が強いられる恐れもあります。
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一番簡単なのが貿易など海外の話。


「日本人は1000万貰ってるから、旅行の土産品は価格10倍でも大丈夫だ!」
国内は法律で押さえ切れても海外で相当円が安くなります。

壮絶な円安になるために輸入業者は壊滅的。
step3で値上げできない法律がありますから、輸入という原価が上がっても国内にその結果を反映できませんからドツボですね。

そして国内購買力は上がっても国外の人たちの購買力は緩やかにしか上がりませんので輸出業も殆ど伸びないです。
加えて輸入業が死亡級なんで原材料が入らずにあっという間に売るものが枯渇してしまいまもなく死亡でしょうね。
(実際は輸入業者は三国間貿易に移行して生き残るところも多いでしょうが、誰が日本になど輸入するか!状態になり結果輸出業者が死ぬ運命はあまり変わらなそうです)


あと解りやすい例では金融業。
あっという間に借金返されてしまうんで、利息収入が激減します。

銀行って機能に大打撃があり、倒産してしまう所も多いでしょう。
そしてその1000万を国民が使い切った後に誰から金を借りられるやら?

一時的に豊かになったのは国民。その富は広く浅くばらまかれるでしょう。
後に(現在の規模に匹敵する)銀行を立ち上げられる程の財力をもったトコがちゃんとあるかどうか不安です。
(小売業から成長してセブン銀行を立ち上げたセブン&アイの例があるんでゼロではないでしょうが)

今1000万もらった人は何とかなっても、その子供の時代は凄まじい事になってる危険性も…



もう一つ。
今1000万もらったら、なんか無理して働こうって気なくなりますよね。
それに売る側も「客はみんなバカスカ物買いまくるし~」って思うでしょうからそこまで品質上げなくてもいいや…って気にもなります。
(雑誌に取り上げられた料理店が途端に不味くなるの法則)

これも今は良くても案外将来に響くボディブローでしょう。

実際今回の仮定は一時金ですが、それが社会システムとして恒久化するとかなり共産主義に近づきます。
そして共産主義自体は歴史的に滅びつつあるわけでして…
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step1.


インフレが起こり、貨幣価値が暴落する。ほかの国との通貨バランスが取れなくなり、円安で輸入品が高くなり、資源を輸入に頼ることができなくなる。
step2.
単純に国債発行赤字が1人 1000万増え、国債の海外信用度が落ちる。物価が上がる。
step3.
インフレ抑制のため、物価を上げないように規制すると、市場に物資が出回らなくなり、闇市場が形成される。定価で販売される商店は官営となり国の赤字を増やすだけ。

徳政令や小判改鋳、大戦前のドイツのインフレ、共産主義経済など歴史から、経済市場を無視して大混乱を起こし、国が疲弊し、政府が崩壊した例がたくさんあります。
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step3.国外から見れば日本の貨幣価値が下がりませんか?


経済は日本国内だけで回っては居ません。
例えば最近の原油価格の高騰。仕入値はどんどん上がるのに
国内での販売価格が上げれないのではねぇ。。。

過去に類を見ない新商品が開発されれば当然価格に乗っかってくると思うし。
やはり物の価値は需要と供給で変動するのが自然だと思います。
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市中に大量に「紙幣」が出回ると、必ずインフレが起きて物の値段が


上がります。これは「物価」の問題ではなくて需要と供給の問題です
から、「物価統制」の有無には関係ありません。

「紙幣」が市中に大量に出回る一方、モノの供給には限界があり、当然
需要も一定量以上には増えません。そのため、供給に限りがあるモノ
(例えば限定品)は、より大量の「紙幣」でも消費者はペイすると考えます。

一方、経済活動は利益を大きくする方向に動きますので、より大量の
「紙幣」を得ることが出来る「新製品」へ生産がシフトします。この
「新製品」は「新型」ではなく、例えば「新しい宅配システム」とか
今までに無かったサービスかもしれません。要は「(3)制定時に想定
していなかった何らかの商品」ということです。

ということで、「紙幣」の供給に見合った「価格」に一般的な商品は
バランスしてしまうのです。

紙幣だけが無制限に供給され、モノの供給に限りがある例は、共産主義
末期のソ連などに良く見られた例です。この政策はこのような状態を
引き起こすことと同義なんですよ。
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step3を設定してしまうと、働く人がいなくなります。

ばからしくて。
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細かい部分は、このあとレスが波のように押し寄せるであろう方たちにお願いし、ひとつだけ。



お金は銀行が作っています、not国。
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