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最近、身近な人が亡くなったので、自分の死後の処理について考えて、手紙を残そうと思っています。
残された人間の好きにさせてあげたほうがいいんだ、と知人からアドバイスを貰ったものの、夫はいざとなると思考停止するタイプなので、「基本自由にしてください。思いつかない場合は…」という感じで、具体的な葬儀の方法等を残そうと思いました。
人が亡くなると思いのほかお金がかかるものなので、安く済ませたいと考えています。
役場で紹介している安価な斎場の資料を見ていて骨壷の種類がかなり色々あることに気づきました。
最初、一番小さいやつでいいやと思ったものの、ひょっとして小さい骨壷は子供用なのか?などと疑問になりました。
成人でお骨を入れるとき、骨壷のサイズはこれ以上でないと無理、とかサイズの制限はあるものでしょうか?
骨壷の大きさは地域性が大きいということは知っていますが、私も夫もその家族も皆出身地がバラバラで、フレキシブルな人々ですので、宗教上、地域性の問題は考慮しなくても大丈夫です。物量的な問題(小さい骨壷なら一部だけ入れるようですが、それでも直径6cmのものでは流石に入らないとか)や、斎場で小さすぎる骨壷には成人は適用しないなどのルールがあれば教えてください。
斎場に直接問い合わせることも考えたのですが、今は死人も出ていないし、本当にそこで自分の葬儀を行うかも定かではないので聞きづらくて、ここで質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

 葬儀業者です。



 お住まいの地域がどちらの地域かわかりませんので、一般的なこととしてお答させていただきます。

 関西では拾骨、つまりお骨あげのときに2種類の骨壺を準備します。ひとつはこちらのサイトにある2号サイズの大きさのもの。口径約6センチほどの小さなものです。こちらには足もとから頭がい骨まで順番に少しずつおさめます。そして最後にのどぼとけ、つまり第二頸椎を入れます。こちらが「本骨」となります。
 もうひとつは4号か5号サイズのもの(希望によりもっと大きいサイズのものでも可能)。こちらも足もとから頭がい骨まで入れていきます。こちらは「胴骨」。
 この2つのお骨箱でセットです。本骨はお寺に、胴骨はお墓に(納骨のときにお骨を骨壺から袋に入れ替える)といわれています。もちろん本骨をお寺に預けずに胴骨とともにお墓に納骨するケースも多いです。本骨にも胴骨にも収まりきらなかったお骨は、火葬場にて合同埋葬されます。

 これが基本です。基本ということは例外もあるということです。本骨はいらないから胴骨箱ひとつだけで、そちらにのどぼとけを入れることもあります。逆にお墓がなく合祀の納骨堂におさめるからとはじめから本骨箱しかいらないということもあります。
 どちらのケースでも火葬場は受け入れてもらえます。
 もともと一部のお骨しか持ち帰らない地域ですので、お考えの6センチほどの小さなお骨箱でも大丈夫です。2号サイズが別に子ども用ということではありません。

 では関東ではどうか?「総骨箱」といって関西で使われているものよりかなり大きめのお骨箱が一般的です。そのお骨箱の中にすべてのお骨をおさめます。お骨がしっかり残っていて「これは入りきらないぞ」とこちらが感じるような量でも、斎場職員は骨壺に白いハンカチをのせて上からギュッと押えて空間を作り、粉となったお骨までもきちんとすべておさめてくれます。
 仕事上こういう習慣の火葬場に行くことはないので、実際のところわかりませんが、例外を認めてもらえるか?ということになります。もともとすべてのお骨を遺族が持ち帰る地域なので、お骨を残してもいいのかという問題ですね。

 一番いいのは地域の葬儀業者に聞いてみることです。関西では総骨箱はめったに使わないので在庫をかかえていないことが多いです。逆に関東では小さなお骨箱の在庫が常にあるかどうか・・・今の時代、ネットで自分で準備することも可能ですが。
 葬儀会社は事前相談は日常のことなので、相談したからといって必ず葬儀の依頼をしないといけないということはないのでお気軽にお問い合わせください。

 

参考URL:http://www.shakado.jp/61.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
小さいからと言って、子供用というわけではないのですね。でも、火葬場で扱ってくれないかもしれないのですね…。最近火葬に立ち会った際、骨壷に入りきらなかったお骨は火葬場でまとめて供養してくれると聞いたので、そういうものかと思っていました。
とりあえず「骨壷は2号サイズで、無理なら適宜葬儀会社の指示に従って」と書き残そうと思います。しかし骨壷が通販で手に入るとは、便利な時代になったものですね。
>葬儀会社は事前相談は日常のことなので、
まだそんな年齢ではないのに…と思われるかもと思って躊躇していましたが、落ち着いたら問い合わせてみたいと思います。(今はまだ亡くなった人の件でゴタゴタしているので)
分かりやすく、丁寧なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/14 15:30

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