「平成」を感じるもの

 打撃系の格闘技をしているものです。

 空手やキックボクシングでは、自分のスネを使って、相手に加撃します(サッカーボールを蹴るように、足のこうを使う場合もあります)

 しかし、人間のスネは、もともと急所なので、砂袋(砂利と砂を詰めた麻袋)を蹴ったり、ビール瓶でスネを叩くなどして「スネを鍛える」鍛錬があります。

 質問は、このことについてなのですが、本当に「骨を鍛える」ことはできるのでしょうか?
 私の実感としては、これらの練習を繰り返すと、最初は内出血が酷いのですが、すぐに内出血しにくく(?)なります。アザが簡単には出来ないようになります。 さらに、痛みの感覚も鈍くなるのか、そうとう強く叩いても、痛みを感じにくくなります。
 この「スネの鍛錬」を長年にわたって続けている方は、スネの骨の部分が少し盛り上がる状態になっています(皮膚の下に、骨とは別の、固い肉のような組織が覆いかぶさっている感じです)。

 わたしは、この鍛錬が必要だと思っているので、これからも続けていくつもりですが、後輩を指導する立場でもあるので、もし、医学的に問題があったり、間違いがあるようでしたら、教えていただきたいと思います。

 よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは。


骨の発達には在る程度の「衝撃」が必要なことが医学的に証明されています。
剣道などで足の踏み込みで骨密度が上昇するなど、実際の測定値でも明らかですね。

かかとの骨が硬いのは歩くからと考えられます。

当然空手やキックボクシングなどでそういう形で衝撃を与えればその部分の骨が鍛えられることは間違いないでしょう。
もちろん筋肉や皮下組織の適応、発達も同時にあるとは思いますが。

なお、骨全体の発達を促す(長さではなく)には、骨の長軸方向の衝撃の方が効果があるそうです。

参考URL:http://www2.ocn.ne.jp/~ikedama/kiso/hone.htm
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

骨に衝撃を与えることは、骨の発達に影響をおよぼすとのこと。 わかりやすい説明ありがとうございます。
逆に成長に影響が出るのなら、成長段階にあるこどもにやらせれば、スポーツ障害がでる可能性がありそうですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/06 15:55

専門家ではありません。

聞いた話だけ書きますので、確かな情報をお待ちください。

重力のないところでしばらくの間生活した宇宙飛行士の骨は一時的にスカスカの状態になっていたそうです。逆に、骨の成長や、骨細胞による骨基質の形成などは、骨への衝撃や力学的負荷などの要因によって刺激されるとのことです。ですから、骨は鍛えることができると思います。

ただし、ベテラン選手で骨が外側に盛り上がるようになることについてですが、衝撃が加わった部位で、骨が外側に不規則な成長をしているのかもしれませんね。もしかしたら、これは、骨の成長に先立って、骨の衝撃が加わった箇所の周辺、表面近くだけでごく小さな局所的な「骨折」が起こり、それを補修するように骨が盛り上がっていくという可能性はないでしょうか?もしそうなら、これは、上で挙げた「衝撃が骨を強くする」のとは別の、もっと荒っぽいメカニズムです(上で挙げたのは、骨の構造が壊れて再生するという話ではありませんし、骨全体の密度が高くなるという話ですので)。もしそうなら、このトレーニングが「科学的におすすめできる」方法なのかどうかは、ちょっと判断しにくいですね。骨を強くするのが目的なら、別の衝撃の加え方を考える余地もあるかも、です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>局所的な「骨折」が起こり

その可能性はあると思います。
試合などの後では、スネを押せば軽くへこむような状態までいくことがありますから。

>「科学的におすすめできる」方法なのか

そうですね、科学的な裏付けがあれば一番よいのですが、判断に窮するところです。

ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/06 16:00

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