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お世話になります。

誇大な自己評価や不当な他者否定等によって、妄想的に優越感を抱く心理や、
そのような心理状態を作り出すパーソナリティ構造、及び相互行為等を説明している学説があれば、
その概要や要点を教えて下さい。

誇大な自己評価等にも段階がありますし、その様相も一様ではありませんが、
この事柄に関する知識の無い私には明確な線引きが難しい為、ここではやや幅を持たせた質問とさせて頂きました。
(「私は神の子」「僕は総理大臣です」等、一部の病者が抱くような妄想と、
「この人は私よりも頭が悪い」「コイツよりも俺の方が喧嘩が強い」
等といった憶測を確信してしまうレベルの妄想とを分けることができるならば、
私は後者をイメージしております)

どうぞ宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

最近の若者に多いと言われている「仮想的優越感」というやつですね。


幼い時から、ちやほやされて育ち、叱られたり、挫折した経験がないので、自分は他の人より偉い、他人は皆馬鹿ばかりという仮想的な優越感を抱いてしまうというものです。
そこで、上司に注意されたりすると逆切れしたり、一旦自分の思い通りに事が運ばなくなったりすると、急に自信をなくし、猛烈な劣等感にさいなまれてしまうのです。
(参考図書)
速水敏彦「他人を見下す若者たち」(講談社現代新書)

又、自信のない人間が、自分よりも弱い存在を見下すことによって、優越感を得ることはよくあることです。
男性が恋人や妻に対し、自分の力を誇示し、自分の思い通りに支配したり束縛して快感を味わうというのも妄想的な優越感の一種だと思います。これに関してはDVやモラハラ、パワハラあるいはいじめの心理状態と同じですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。


速水先生がおっしゃる『仮想的有能感』と私のイメージとは、似ている部分があると思います。
しかし私が考える『妄想的な優越感』は若者だけに見られるものではありませんし、
もう少し信頼性のある理論が欲しいとも思います。


>又、自信のない人間が、自分よりも弱い存在を見下すことによって、優越感を得ることはよくあることです。

こちらは、私の考えているものとは違うようです。
私は、自分より弱い存在を見下す心理ではなく、「自分より弱い」と妄想的に確信してしまう心理を考えております。
もちろん妄想的な優越感によって、パワハラやイジメ等が行われるケースはありますので、
その辺りに焦点を当てた学説をご存知であれば、ぜひとも教えて頂きたく存じます。


どうぞ宜しくお願いします。

お礼日時:2008/01/21 20:20

自分より弱いという妄想を抱くのは空気が理由ではないかと個人的には考えております、空気によって価値観が歪むのです。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/22 19:19

「若者だけに見られるものでは」なくて「信頼性のある理論が欲しい」とのことですが、当方、専門の勉強をしたわけでないので、しろうとの考察です。

飽くまで御参考程度に願います。

一言で言うならば、いわゆる「幼児的万能感」というものが相当するかと思われましたが、これは一部の世代だけにみられるものではなく、誰しもが人生の出発点において通るところでしょう。
俗に言う「パワハラやイジメ等」の行為を、それと自覚せずに当然の要求として行ってしまうとしたら、それは、ちょうど乳幼児が養育者(母親)に対して母乳や乳房を要求するにあたり泣き声を発する、そのときに、その要求は必ず聞き入れられるものということを露疑うものではなく大前提として叶えられるべき要求です。このことと同じ構造があるかもしれません。
ですが普通、人間の生育発達段階においては、この「幼児的万能感」というものが徐々に削ぎ落とされていくものです、それが成人になっても持続しているとすれば、その「幼児的万能感」を抑制する機会を、それまでに得てこなかったということになります。これは通常の生育過程では、まず考えられないことだと思います。

御質問の本文に挙げられました
>「この人は私よりも頭が悪い」「コイツよりも俺の方が喧嘩が強い」等といった憶測
これらは他者と自己との比較検討によって起きるものです。
ですから、何らかの防衛機制的反応による「誇大な自己評価や不当な他者否定等によって、妄想的に優越感を抱く心理」が起こってきたものと考えてみますと
>「自分より弱い」と妄想的に確信してしまう
という結果を生み出すには、さきに申し上げた他者との比較検討の後、下した判定、この判定が妄想的確信、ということになります。
つまり、そこには冷静な客観的姿勢が欠けているわけですから、比較検討というのは、知力の表れではありますが、客観的判断力という、より高次の知力が発達していないということになります。
或いは大きな抑圧や障害や挫折や限界を経験せずにきた、もしくは、その経験から学ぶことができていない、それだけ狭い世界に生きてきたということかもしれません。
いずれ「幼児的性格」という周囲からの批判を招くことになるのでしょう。

この回答への補足

質問文に補足させて頂きます。

妄想的な優越感を何の疑いも無く確信しているようなケースだけでなく、
妄想的な優越感に必死にしがみつこうとしているようなケースも含めて考えております。

宜しくお願いします。

補足日時:2008/01/22 22:10
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私も防衛機制が絡んでいるケースは多いと思います。(稚拙ながら自分なりの構想もあります)

今回は自分の構想の参考になる学説、構想の根拠となり得る信頼できる学説、例えば、
防衛機制の観点から妄想的な優越感を考究した学説、
優越感を抱くことが快や心の安定に繋がる理由を述べた理論、
(妄想的な優越感を抱きやすいパーソナリティに関する論述等)妄想的な優越感の抱きやすさの個体差に関する論述、
(印象形成に関する研究等)妄想的な優越感を抱く根拠となる事柄に関する研究、
妄想的な優越感に繋がる相互行為に関する研究、
一部の精神病患者が抱く誇大妄想と、妄想的な優越感の差異に関する論述(それらは根本的に異質のものなのか、それとも量的な差異に過ぎないのか)等
があればと思い、質問をさせて頂きました。

宜しくお願いします。

お礼日時:2008/01/22 19:19

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