電子書籍の厳選無料作品が豊富!

ホウ酸はNaOH標準液で直接滴定出来ないため、多価アルコールで錯体にする必要があるといいますが、理由はホウ酸が極めて微弱な一塩基さんだからということ・・
なぜ微弱な一塩基酸はNaOHで直接滴定出来ないのですか?
また、なぜ錯体だと滴定できるのですか?

A 回答 (3件)

#2ですが、その通りのようですね。



グリセリンやマンニトールなどの多価アルコールにより、
酸解離度が増大(pKaは減少小)するそうです。
特にマンニトールでは酢酸程度にまで強くなるらしいのでかなりの増強剤ですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます♪
すごく勉強になりました!!

お礼日時:2008/02/03 17:54

例えば濃度が0.1M程度の弱酸(pKaは4~10位)を、


ほぼ同濃度のNaOHで滴定する場合について、
その滴定曲線について考えてみます。

pKaが小さい(より強い)酸程pHジャンプが高くなり、
大きい(より弱い)酸程低くなります。

そしておよそ、pKa>8になるとほとんどpHジャンプは確認出来なくなります。

計算上は滴定開始時と当量点のpHの差は、
近似的にはpKaの値に無関係にほぼ6程度になるのに少し不思議な気がしますが、
pKaが大きい酸程、滴定の開始直後に一気にpHが上昇するのが原因のようです(以降は落ち着きます)。
これだと当量点付近でジャンプのしようがありません。

以上からホウ酸のpKaは9.2なので、滴定は困難になると考えられます。

この回答への補足

わかりやすい回答ありがとうございまず!
ホウ酸は錯体にすると酸性度が高くなってNaOHで滴定できるようになるのですか?だとしたらなぜ酸性度が上がるのですか?電気陰性度とかですか?

補足日時:2008/02/03 15:26
    • good
    • 0

ホウ酸はpKa1が9.00と実際上「酸じゃない」ので酸アルカリ指示薬では滴定出来ません。

そこで電位差滴定します。↓
http://nels.nii.ac.jp/els/contents_disp.php?id=A …
もしこのリンクが無効なときは
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000058675/en/
の右上のCiNiiのボタンをクリックしてください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございまず!
電位差滴定について調べてみようと思います♪

お礼日時:2008/02/03 15:25

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!