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酸性度(pKa値)と分子構造との関係には何かありますか?

自分が調べた中では、【()内は酸性度】
 アセチレン(pKa=25)
 2,2,2-トリフルオロエタノール(pKa=12.4)
 アセトアルデヒド(pKa=17)
 水(pKa=15.7)
などの化合物は酸性度が高いんですが、
 メタン(pKa=4.9)
 硝酸(pKa=-1.3)
などは酸性度が低かったです。

『こういう構造だと酸性度が高い。』などあるのでしょうか?

A 回答 (1件)

まず、メタンのpKa値が違います。

おそらく、49程度のはずです。
また、酸性度が高いとか低いといういい方も少々曖昧であると思います。pKa値が小さいほど、強酸であるということは認識していますよね?
例としてあげられている化合物の内では、硝酸が抜群に強い酸であり、メタンは最も弱い酸です。
アセチレンは炭化水素の中ではかなり強い部類の酸です。

酸性が強くなる要因はいくつもあり、簡潔にまとめることは困難ですが、要するにH+を放出した状態と、H+を有する状態の相対的な安定性を比較して、前者が比較的安定であれば酸性が強くなるということはいえます(当たり前のことですが)。
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