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ポリアミド6に複合されている含有物を取り出したいのですが、焼いて灰分残渣から取ると高温の熱の影響を受けてしまい、目的が達せません。
ギ酸か硫酸で溶解する手も考えましたが、強酸も一寸問題がありそうです。
そこで、弱い酸か、アルカリで加水分解できないかと考えたのですが、既にご経験の有る方の具体的方法について、お知恵を拝借いたしたく存じます。

A 回答 (4件)

私も経験がありませんがナイロンは非常に酸に弱いので希塩酸で充分ではないかと思います。

希塩酸なら後で大した障害にはなりません。
m(_ _)m
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございます。
希塩酸を使用する場合、温度はどのくらい掛ければよろしいでしょうか?
時間は、分解するまでで、サンプル形状によりかなり変わると思いますので、ANo.1のおっしゃる通りシート状か繊維状にしたいと思います。
希塩酸は、1N以下程度で良いですか?

お礼日時:2006/07/07 11:40

経験はないのですが、ナイロンはアミド結合から成り立っていますので、アルカリの方が加水分解されやすいような気がします。

一般にアミド結合は酸よりもアルカリに弱いですので。アルカリと加熱してみたらいかがでしょう。
この他、酸による加水分解も有効な場合もありますので、実験はとにかくやってみることですね(少量で)!
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No.1です。


酸やアルカリの濃度は、含有物の種類や、分離する目的によって(多少の変性などが許されるのかどうかなど)、適当な範囲は変わると思います。
もしサンプルが十分あり、予備試験ができるようであれば、水準を変えてテストしてみれば良いと思います。
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このような経験はありませんが、樹脂の分析は以前良く行っていたのでアドバイスを。



常識的には、上記のような方法でナイロンを加水分解して含有物を取り出すのは難しいような気がします。多分、できないか、できるとしても相当な時間がかかるような気がします。
もし、やってみるなら、ホットプレスなどでできるだけ薄いシート状にしてから浸漬して、これを安全な範囲で加温することをお勧めします。

なお、その含有物と、ナイロン6との化学的、物理的な違いがあれば、加水分解以外に方法があるかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
「樹脂の分析は以前良く行っていた」との事で、使用する塩酸や水酸化ナトリウムと言ったものの濃度と処理温度はどのくらいが適当でしょうか?
アドバイスの通り、資料はシート状か繊維状にしてみようと思います。

お礼日時:2006/07/07 11:43

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