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加湿器を使うのは主に乾燥している冬だと
言われますが、私の部屋は、冬になると
ガラス一面に結露がべったりついています。

多くの家でも、結露の問題があると思うのですが、
そんな冬の状況で加湿器を使う用途は
あるのでしょうか?

加湿器を使わなくても
ガラスに水がべったりとついているので
十分に湿度が高いと思うのですが。

A 回答 (2件)

冬の結露は空気中の飽和水蒸気が冷たい窓ガラス等に付着して水滴になってしまう現象なので、ただでさえ少ない冬の飽和水蒸気が水の還元されて空気が更に乾燥している事を示します。

結露した水滴は熱や他の力が加わらなければ飽和水蒸気にはなりませんので室内空気は非常に乾燥した状態になっています。(窓ガラス周辺は部屋の中央よりも若干潤ってはいますが、それでも「若干」程度です)
空気が乾燥すると嫌湿性の細菌やウィルス(インフルエンザ等)が繁殖するのに最適になってしまうので注意しましょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/07 18:33

空気の温度が下がると、空気の中に気体として存在できる水の絶対量が小さくなります。


ですから、冬季の外気は他の季節より乾燥しています。
その空気を暖房で暖めると、その数値が上がります。
つまり、より多くの水が気体として空気中に溶け込めるようになります。
ですが、もともとそこには少ししか水がないので、液体でいる水を気化させたり、人間の皮膚から水分を奪い、乾燥させたりします。
そうやって身体から空気中に水分を奪われることが不快なので、我々は相対湿度を上げようとし、加湿器を使います。
加湿器によって空気中で気化した水の絶対量が増え、相対湿度があがります。それが飽和量を超えると結露が起きます。
また、窓のガラス面では室内の気温より低い温度になっていますから、ガラス面に触れた空気は温度が下がります。
空気の温度が下がったことにより飽和量が小さくなりますから、結露します。そこでは空気中の水分量が飽和していますから、結露した水は気化しません。
つまり、
ガラス面での結露は
ガラス面の温度が室温より低く、
室内の空気の絶対湿度が、ガラス面の温度での飽和量よりも大きい
ときに発生します。
このとき、室内の相対湿度が人間にとって快適な湿度である(十分に湿度が高い、40~60%)とは限らないのです。40%を切っていても、その空気が冷たいものに触れれば結露します。
ガラス面の温度が低いままであればそこで結露が進むでしょうから、知室内の相対湿度もだんだんと下がっていきます。そうすると、加湿が必要です。

昨年の冬は、私の家でも居間で加湿器を用いていました。
加熱式のものだったので、ふと湿度計を見ると、相対湿度が70%くらいまで上がってしまうことがあり、窓ガラスも、壁面も一面結露していました。
それで、加湿器の使用はやめました。
今年は暖房はオイルヒータにし、その上に時々濡れタオルをつるすということで加湿しています。相対湿度は40%くらいです。
私の寝室では加湿をしていないのですが、湿度が下がらないので、冬でも時々除湿をしています。

過剰に加湿すると当然結露しますが、結露しているからといって加湿が過剰であるとは限りません。
湿度が快適かどうか、体感で判断するか、湿度計で確認することをお薦めします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/07 18:33

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