プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

前回こちらで質問させていただきました。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3648336.html
おかげさまで、摘出手術は無事に終了しました。

しかし摘出手術の際、リンパ節にポリープが認められたため、病理検査を行って貰った結果、癌と診断されました。
約2週間後の抜糸の際に、手術時には見られなかった右側乳腺3箇所にしこりが認められ、そのうち一つは明らかに大きくなっており、乳腺癌と診断されました。
恐らくリンパ節が原因巣で、乳腺のしこりは転移癌だろうと、しかも手術時には見られなかったのが、明らかに大きくなっているため、悪性度が強く、進行が早いと考えられるため、早期の摘出を勧められ、すぐに右側の乳腺を全摘出しました。
左側にも一箇所しこりが出来ていますが、そちらは同じ期間を経過しても大きくはならなかったようです。

今後の治療法について話し合いをしましたところ、抗ガン剤の投与を勧められました。
乳腺癌などによく使われる2剤(名前は忘れました)は副作用が強く、特に血管から漏れた際に筋肉が壊死するおそれが有るため、年齢のこともあり勧められず、変わりに副作用が少ないプラチナ製剤(?)を勧められました。
お薬の名前は「カルボプラチン」でした。
見せていただいた本をざっと見ると、勧められなかった前者の2剤は、効果の所に「乳腺癌」「腺癌」とあり、カルボプラチンは「骨肉腫」となっていました。
この点について先生に聞いたところ、プラチナ製剤(?)はまだ新しいお薬のため臨床例が少なく、今のところ骨肉腫以外に効くという明らかな実績が無いため、本には記載できないとのこと。
抗ガン剤の効果は個体差もあるため、取り敢えずは投与してみないと何とも言えなく、かといってこのまま何もしないよりは少しは効果が有るかもしれないと考え、年齢のことも考えて上記の抗ガン剤を勧められました。
予定では月1回投与後、月2回血液検査が必要とのこと。
費用はプラチナが原料のためやや高価らしく、1回2~3万円と言われました。

現在15歳と高齢であり、立て続けに2回の手術をしてストレスが溜まっているようなので、術後は元気ですが出来れば暫くゆっくりさせてあげたいと思っています。
出来ることはしてあげたいので抗ガン剤も良いのですが、やはり副作用が心配です。
ネットで見ていると、散歩に行かなくなったり、食欲が落ちたり、下痢や嘔吐をするケースが見受けられます。
苦しい状況下で、それでも毎日が楽しいと思えるのかどうか・・・
他の質問を見ていて、抗ガン剤でなくステロイド剤の投与も有ることを知りました。
癌の治療ではないので、根本的な解決にはならないでしょうが、余生の質を上げるのに有効な選択肢の一つであると知りました。

来週末に、乳腺摘出の傷口の診察に行く予定になっており、その時同じ病院内の癌の専門の先生を交えてお話しすることと思います。
抗ガン剤で治療を続ける方が良いのか、またその場合カルボプラチンで良いのか他の抗ガン剤が良いのか、それともステロイド剤が良いのかどうか、また他に選択肢は無いのか迷っています。
まだ期間があるので、自分でも色々調べてみたいと思いますが、経験談や、専門家の先生など色んな意見を聞かせていただければと思います。
やや混乱しているため、分かりにくい内容で申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

カルボプラチンは人間で言う所のクレスチンですかね。

これは一応、癌に対する抵抗力を高める薬で、抗悪性腫瘍剤と言う部類のものです。普通、他の抗癌剤と併用して効果を発揮するもので、単体での効果はあまり期待出来ないものと言われていますが、全く効果はないとは言われていません。副作用は下痢、嘔吐、食欲不振ですが、他の抗癌剤でもこう言った症状は殆ど出ると思った方がいいでしょう。
うちの子で完治しない他の病気を持った子がいました。私が極端なステロイド嫌い(家族の口唇ヘルペスのステロイドも嫌い。目薬のステロイドも嫌い)なので、その子も漢方薬で治療を続けました。獣医からはステロイドを勧められましたが断り続け、このままで行くと余命月末ですよと言われ、ぐったりした子を前にステロイドを使いますと答えました。
ステロイドを使う際、この薬は長期、大量に使うと急に利かなくなります、利かなくなったらもう手の施しようがありませんと言われていたので覚悟はしていました。ステロイドを使い始めてからその子は急に元気になり、食欲も旺盛、なんら他の子と変わりないような感じにまで元気になりました。しかし1年後、ピタッと利かなくなり、毎日動かないのに体重が100g以上も減り、それから1週間後か10日後かに亡くなりました。
ステロイドは免疫抑制剤で、自己免疫を落とします。単体では炎症を抑えたり食欲を増加させたりもしますが、他にはその免疫力のなくなった体に他の薬を入れて薬の利きを良くする時に使います(免疫が弱っているので薬を自己免疫で排除しない)。ですから、薬の利きも良くなる分、他の病気に対する免疫も落ちます。
余生の質をあげるのにステロイドも有効だと思いますが(食欲も出るし元気になるので)、その代わり、利かなくなった時は覚悟が必要な薬だと思っています。なおかつ、免疫が落ちている訳ですから他の病気に罹患しやすくなると言う欠点もあり、これには要注意です。風邪の一つも危ないです(多分、獣医師に言われると思いますが)。
うちの子も闘病生活が長く、苦しんだと思います。でも、決して彼は最期まで生きる事を諦めませんでした。一緒に長く生きたいと最期まで全身で訴えていました。介護される方も介護する方も24時間365日でしたが、私達家族は辛いとか悲しいとか言わずに、長生きしよう、一緒に長く暮らそう、そればかりで、亡くなるまで笑顔で生活しました。
私が質問者様の立場ならカルボプラチンで行くと思います。他の抗癌剤で筋肉が壊死する事は嫌ですし、ステロイドは抗癌剤にはなりません。ただ、質の良い余生をと言うならステロイドもありでしょうが、ステロイドで免疫を落として他の薬の利きを良くする為なのか、ただ延命(食欲を増して一時的に元気にする)為のものなのかは獣医に納得が行くまで聞くでしょう。私はステロイドなら1年も使えばダメになるものと思っていますので、一時的に使う分にはいいけれど一生と言われたら他の道を探します。今回の文面からならカルボプラチンですね。
幸い、質問者様の病院には腫瘍科の先生がいらっしゃるようなので、その先生の指示を仰がれた方がいいと思います。筋肉が壊死するより効き目が弱くてもカルボプラチンの方がいいかと思いますし、ステロイドなら何の目的でどのくらいの期間をメドに使うのかをよく聞いて下さいね。
動物は最期まで生きる事を諦めませんよ。辛くても苦しくても死にたいとは言いませんよ。最期まで笑顔で看病してあげる事が一番の薬です。
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この回答へのお礼

丁寧回答を頂き、有り難うございます。
また貴重な経験談も大変参考になりました。

個人的には私もステロイドは余り好きではないので、これまでの治療でも何度か使用を聞かれましたが断っていました。
ただ、癌と分かってから色々調べていると、抗ガン剤を使わなかった際の痛みの軽減に用いられているように捉えていました。
他の方からの指摘もあり、再度調べてみるとどうもリンパ腫に良く用いられているようです。
うちの子はリンパ腫なのかどうか、はっきりしていないので今度先生に聞いてみます。
ステロイドの詳細については大変良く理解することが出来ました。

11月に始めて倒れたとき、余りの苦しみようにもう無理だと思いました。
一晩苦しんで保ち直した後、自力で立ち上がって散歩とご飯を欲しがり、現在あの時が嘘のように元気にしています。
しかし私自身があの時の苦しみがトラウマになり、あんなに苦しませるのはもう嫌だと思っています。
矛盾しているのは承知ですが、可能な限り苦しませることなく、少しでも長生きして欲しいと思っています。

これから難しい選択をしなければなりませんが、こちらで頂いた回答を参考に最善の選択が出来るように頑張ります。
また、私を含む家族がしっかりして笑顔で看病しなければならないことも教わりました。
最期まで頑張りたいと思います。
有り難うございました。

お礼日時:2008/02/11 23:45

Q、犬の癌治療。


A、「犬の」ってところの考え方だと思います。

仮に、質問者が乳癌で転移が確認されたものとします。
そこで、抗がん剤での進行抑制治療を開始したとします。
その結果、6年の延命に成功したとします。

さて、貴甲斐mix君も、同様の成果を上げたとします。
この場合の貴甲斐mix君の余命は1年です。
つまり、人間の6年は犬にとっての1年ですから、こういう計算が成立する訳です。

「一日、5千円という高価な薬剤を投与し続けても余命は余り伸びませんよ」
「じゃー、投与しなきゃどうなるんですか?」
「そりゃー、悪化の一途を辿るのは確実です」
「だったら、私は投与し続けます」
「結果的に余命半年でも構いませんね」
「この子の6ヶ月は、人間で言えば3年です。半年も生きれば御の字です」

なお、アガリスク云々は、まあ、これは気休めでしかないです。
なお、抗がん剤も、まあ、これも一種のカケです。
しかし、このカケをしない飼い主はいないと思いますね。

問題は、犬の癌治療だということです。
結果、余命2年であれば、余命12年の大成功と評価すべきだと思います。
このような「『犬の』ってところの考え方」を明確にして主治医と相談されて最善の選択を。

お大事に!
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この回答へのお礼

現時点で15歳なので、良く今まで元気に居てくれたと思います。

先生からは癌発生後の余命は5ヶ月~2年位と考えておいて下さいと言われました。
もしも癌にならなかったとしても、正直後2年は無理だろうと思っています。
矛盾は承知していますが、もしも可能であれば2年と言わず一日でも長生きして欲しいとも思っています。
しかし、苦しみながらも長生きするのと、少し短くなるかもしれないけれど楽しく生きられるのとどちらが良いのか、迷っています。
色んな回答を頂き、迷いも増えてはいますが、頂いた回答をしっかり理解した上で、先生と良く相談をし、良い決断が出来ればと思っています。

ご回答頂き、有り難うございました。

お礼日時:2008/02/11 23:06

結論から言うと抗がん剤はやめた方がいいと思います。

私の病院の先生は抗がん剤の投与は死期を早めると言いました。
肺に転移しているなら痛みも出てくると思うのですがその時は痛み止めを飲ますといいです。痛み止めを服用することによって進行を遅らす効果があるみたいです。(主治医の症例結果ですが)
うちにも11才になるチワワがいて先日悪性の癌と診断されました。それ以来漢方と電子治療で今も元気に暮らしてます。
命あるもの早かれ遅かれ死は訪れます。ただ痛みも苦しみもなく楽しく過ごさせてあげるのが飼い主の役目だと思います。
高いリスクを犯してまで抗がん剤を投与するより副作用のない漢方など東洋医学の方を利用して免疫力を高めてあげては???
日々ストレスをあたえないようにして睡眠をたくさんとり食事もいいものをあげて暖かい日には日光浴もさせてあげるなどごく当たり前のことですが以外と出来ていなかったりするんですよ。
少しでも長生きしてもらいたいけど副作用で苦んでまでは嫌です。
どうすれば痛みや苦しみがないのかよく獣医さんと相談して決めてあげて下さい。
大変でしょうがワンちゃんには飼い主さんがすべてです。気をしっかり持っていい方法見つけてあげて下さいね。
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この回答へのお礼

貴重な経験談を聞かせて頂き、有り難うございました。

幸い現時点では肺への転移は見られていませんが、何も無かったところからいきなり2週間ほどで明らかにしこりと分かるものができ、先生からは悪性度、進行の早い癌の可能性が高いと言われました。
転移と進行を抑える為にも抗ガン剤の使用を勧められ、年齢のこともあるので副作用の少ない物を探して下さったようですが、やはり副作用が引っかかっています。
無理な希望だと思いますが、やはり私も痛みや苦しみが無く、楽しく、少しでも長く生きてくれればと思っています。
漢方と電子治療も有効な手段と認識しました。
出来るだけ色んな選択肢を増やした上で、先生とよく相談して決めたいと思います。
最後に決めるのは私だと、しっかりしなければいけないと改めて思いました。

inukichi17様も大変な中、ご回答頂き有り難うございました。
お互い大切な子のために頑張りましょう。

お礼日時:2008/02/11 02:38

獣医師です。


抗がん剤の使用を検討されているとの事ですが、質問文の中で確認しておきたい点がいくつかあります。
1.「リンパ節にポリープが認められたため、病理検査を行って貰った結果、癌と診断されました」
このリンパ節はどこのリンパ節でしょうか?また病理検査結果ではなんと言う癌だったのでしょうか?ちなみにリンパ節にポリープは発生しません。
2.「恐らくリンパ節が原因巣で、乳腺のしこりは転移癌だろう」
リンパ節が原発である乳腺腫瘍というのは存在しません。逆に乳腺の腫瘍がリンパ節に転移する事はしばしばあります。このコメントは担当獣医師のコメントでしょうか?
3.「早期の摘出を勧められ、すぐに右側の乳腺を全摘出しました」
実際に摘出した乳腺部のしこりは病理検査は行っていないのでしょうか?

今回のようなケースで抗がん剤を使用する場合は「補助的化学療法」という事になりますが、手術後に抗がん剤を使用するに
あたってはその「適応基準」というものが存在します。
具体的には
(1)悪性腫瘍である事
(2)摘出した腫瘍の切除辺縁にがん細胞が存在する事
(3)脈管内癌浸潤が認められること
(4)手術中にがん細胞を周囲に散布した可能性がある事
(5)転移の可能性がある事
といったものです。(1)(2)(3)については病理検査を行っていれば記載があるはずです。記載がなければ担当医から病理医に
問い合わせなければなりません。
(5)についてはレントゲンや超音波検査で診断していきます。
上記の項目に該当する症例には抗がん剤を適用する事の正当性、妥当性が証明されます。
逆に言えば、そういったチェックがされていない場合に抗がん剤を使う事が適切と言えるかどうか甚だ疑問です。

乳腺腫瘍に対してのカルボプラチンは結構良い成績を上げていると思います。抗がん剤の中でも比較的副作用は少ないタイプの
抗がん剤ですが、やはり全くないわけではありません。その辺のリスクを許容できるのであれば使用する価値はあると思います。
(乳腺腫瘍が転移しやすい場所は肺ですが、カルボプラチンは肺腫瘍に対しての効果がかなり高いので、
そういった意味から考えても効果的だと言えます)
ステロイドは乳腺腫瘍に対して全く効果はありません。抗がん剤と比較すべき薬剤ではないと思います。
食欲がない、炎症が著しいなどあればステロイドを考慮する事になるでしょう。
QOL(生活の質)を高めるという観点からすればアガリクスやベータグルカン製剤といった免疫賦活剤の方が
有効だと個人的には考えています。

そういった点も含めて担当医とじっくり話し合われてみて下さい。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答有り難うございます。

恐らく担当の先生は適切な説明をして下さっていると思うのですが、私自身がパニック等できちんと理解できていなかったため、専門医の方から見てあやふやな質問に見えたのだと思います。
詳しい言葉尻までは覚えていませんが、
まず1.については、最初に摘出した子宮、卵巣についている一部(摘出部位の写真は見せて頂きましたが、私にはどの部分に当たるのか分かりませんでしたが、多分これがリンパとの説明だったような気がします)に小さい袋状のものが見られ、先生がポリープではと疑い病理検査に出した結果、癌との結果でした。ただし、何癌かは言われませんでした。
2.については当然担当の先生の説明です。ただし、しこり類の発見順位は子宮+卵巣の付着部、乳腺の順でした。
3.については、都合3回病理検査を行いました。
1回目は上記の摘出部位にあったポリープ上の物、2回目は、1回目の術後に乳腺にしこりが見られたため、針で組織?(細胞?)を採取したもの、3回目は摘出した乳腺のしこりで、いずれも悪性の癌と言われました。
回答にありました適応基準につきまして、1)は説明して貰っていますが、2,3,4)は聞いていません。5)に関してはレントゲンの結果肺には転移していませんでした。

カルボプラチンが効果がありそうとのこと、前向きに検討したいと思います。
ステロイドについては治療薬と言うより、ガン細胞が出す毒素を抑える効果があり、抗ガン剤による治療をしなかった場合の痛みの軽減に効果がある物と捉えています。
無理な希望とは承知していますが、可能な限り苦しむことなく、少しでも長生きして欲しいと願っています。
今回の回答で、自分自身がパニックになったことにより、大切な事がきちんと理解できてないかもと思い知らされました。
私がしっかりしないと間違った選択をしてしまうかもしれませんので、これからは担当の先生ともしっかり話し合って行きたいと思いました。

今後の治療を決める際の参考にさせて頂きます。
貴重なご意見有り難うございました。

お礼日時:2008/02/11 02:01

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