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ナノテクノロジーというのはよく聞くのですが、
ピコテクノロジーというのはあるのですか?
ピコより小さい単位はなんですか?

A 回答 (4件)

一般的には、ナノテクノロジーの用語を用い、ピコテクノロジーなどとは言いません。



理由は、
・ナノ=10のマイナス9乗
・ピコ=10のマイナス12乗

に対して、原子1つの大きさの基準となる(補助)単位が、2つの単位の間にあります。
・オングストローム=10のマイナス10乗

ここから考えると、ナノテクノロジーで想定されているナノマシンなどは、原子数十個、数百個程度からの大きさで構成、あるいはタンパク質ならもっとデカイと考えられますから、ピコの単位はナノマシンを扱うのに細かすぎるとか。


原子より細かい物質(?)素粒子、クオークなんかを想定すると、もっと小さい単位になるのかも知れませんが、全然別の物理法則の世界ですから、現状の人類の技術ではナノマシンのような扱い、制御は出来ないです。
素粒子を並び替えて好きな原子を作るのは、錬金術の世界に近いかも…。

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> ピコより小さい単位はなんですか?

e-words - 単位の接頭辞
http://e-words.jp/p/r-suffix.html
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ナノテクノロジーとは、ナノメートルクラスのサイズの物質を作ったり、


それらを組み合わせて装置や機械を作る技術らしいです。
http://www.nanonet.go.jp/japanese/nano/about.html
だいたい1nm~1000nm(1μm)までのサイズのものがそれに該当するでしょう。
このサイズだと、細胞内小器官や光の波長といった数100nmクラスのものから、
カーボンナノチューブのように数nmクラスのものがあります。
これらのサイズの物質を制御できる技術がナノテクノロジーです。
ざっくりと言うと、分子を制御できるレベルといった所でしょうか。

これをピコサイズに当てはめると、
1pm~1000pm(1nm)までのサイズなので、
これは糖のような比較的小さい有機物質や単純な共有結合を持つ物質などの数100pmクラスから、
原子核の半径やガンマ線やX線の波長のような数pmクラスまでのものです。
さしずめ、原子を直接扱えるレベルと言えるのかな。
「水素原子2個と酸素原子1個を結合させて水分子1個を作る」
といったことがダイレクトに出来るレベルなのでしょうか。
あるいは、原子力反応を完全制御できるレベルとか。
もしかしたら鉄原子をいくつか核融合させて金原子を作るといった、
錬金術みたいなことも可能になるかもしれない。
※もちろん、今の技術では不可能です。

余談ですが、一部の美容業界では「ピコテクノロジー」という言葉は存在するようです。
http://www.google.com/search?hl=ja&lr=lang_ja&ie …
先に述べたように、ピコサイズの物質を制御するようなものではなく、
使用している物質がピコオーダーのサイズ(本当に観測してるかどうかは不明)なので、
ピコと言っているような感じです。
あるいは、ナノテクノロジーが一般的になってきたので、
インパクトを与えるためにより小さい単位を使ってるのかもしれませんが、
いずれにしても科学技術用語と言うにはちょっと違うような気がします。
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ナノ=10の-9乗


1ナノメートル(nm)=0.000000001メートル
ピコ=10の-12乗
1ピコメートル(pm)=0.000000000001メートル
フェムト=10の-15乗
1フェムトメートル(fm)=0.000000000000001メートル

テクノロジーに関しては,今後も発展していくでしょう。
原子核レベルでの操作を行うとなれば,ピコやフェムトとなるのでしょうが,残念ながら今の技術ではそこまでいけていないのでしょう。
将来的には出てくるのではないのでしょうか。
走査プローブ顕微鏡とかはピコ領域といえるのかも。
研究段階では結構やられていると思います。
ただ,加工技術がそのサイズにおいついてこないと,
なかなか世に知られるものにはならないのでしょうね。
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>ピコテクノロジーというのはあるのですか?


そういう用語はありません。現状ナノが精一杯です。

>ピコより小さい単位はなんですか?
下記URL参照。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/SI%E6%8E%A5%E9%A0%A …
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