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グローバル社会が騒がれる最近、ふと思ったのですが、
住む国や地域が日本人と比べて広い外国人は、
親の面倒についてはどういった考えを持ち
実践されているのでしょうか?
日本人は基本的に長男の家族が同居という原則があり、
しかし両方が親元を離れて生活していようと
将来的には子供の誰かが面倒を見るという意識は持っていると思います。

成人になったら親元を離れるのが常識の外国人にとって、
あまり同居ということがイメージできませんでした。

回答宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

NO.3です。

まずはお礼ありがとうございます。

>家を建てる習慣がない?どんな背景からでしょうか?
私は長年ヨーロッパに住んでいました。詳しい法律的なものはわかりませんが、都市によってはまず景観法があると思います。名の通り街の雰囲気に適した景観ということでしょう。
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0 …

次に伝統があります。イギリスのストラット・アポン・エイボン(シェイクスピア生家がある街)の家はおよそ築300~500年ですし、コッツォルズのテトベリーにも築300年ほどの市庁舎などが現存します。また、ドイツの建物でも古ければ400年以上のものがあり、それを約50年単位で修復していくようです。ベルリンなど東ドイツでは今でも石炭を燃料とする暖炉が設置しているアパートが数多く現存します。場所にもよりますが、大抵は石炭の配給があり、各アパートの地下室に貯蔵しています。壁も削れば約200年前のオリジナルが出てくるのも珍しくありません。国民意識として、ドイツ人は戦後に建てられた建物Neubau(ノイバウ)より1920年頃までに建てられたaltbau(アルトバウ)を好む傾向があります。天井が高い(3㍍以上)ので開放的でもあり、何より映画のセットの様な趣きを感じれる雰囲気が漂っているからです。もちろんエレベータはありません(たまに後付けしてる建物もある)。毎日階段を上り下りする生活に文句を言う訳でもなく、歴史と伝統のある建物に住むと言う事に誇りに思っているようにみえますね。
そのような国民の意識と国の取り組みがあれば、日本の様なただ利便性だけを追求するような街作りはナンセンスだと思うのではないでしょうか。

イギリスでは元々ある家を買っています。憶測ですが、行政が景観法に従って外観の指導をしているのでしょう。なので、家並みは大抵同じです。また大抵の街は古くからあり、行政が街を拡大したり新開拓したりする様子はありません(大都市は別ですが、その場合も住宅ではなく商業や公共施設等の開拓が主だと思います)。日本のように、余る土地にモデルルームを作り、新しい街を形成していくというような事はありません。みな生まれ育った街に誇りを感じており、大事にそのまま残していく姿勢ですので、どんな小さな街でもいつ訪れても変わりありません。個人の満足や趣きは家の外ではなく、中にあります。どの家も確かに同じような形の家ですが、中に入れば別世界です。個人のセンスは外見でなく中身とは、こういった姿勢からきているのではと思います。

3つ目に、国民が一戸建てを望んでいない背景です。大金持ちや貴族組は別として、一般の庶民は”自分の城”意識より、”自分の街”意識です。
家を新しく建てるにはそれなりの条件(場所や利便性)があり、自分の城ほしさに好きな街や地域、区を出る意味合いが持てないのだと思います。
その条件に見合って家を建てるにしても景観法など規制がある場合が多く、同じような家を建てるくらいなら、むしろセンスの良いアパートを購入した方がましだと思うのもあると思うのです(無意識でしょうが、元々家を建てるという常識をもっていません)。

親の面倒を見る義務感覚が生まれない背景や個人の生活をまず尊重する姿勢は上記のような事が考えられるのかと思います。家を建てて一緒に住んでも、そこに誇りが感じれなければ住む意味を持たない感じでしょうか。親も自分の面倒見てほしさに全てを蔑ろにする事は相当な決断なのでしょう。

もう一つは、アメリカや日本のような”仕事ありきの生活”ではなく、欧州人は”生活ありきの仕事”と捉えてます。親の面倒も仕事や義務ではなく生活の一部です。そう考えば、面倒を見るという概念が生まれず、どこに住んでいても同じ生活をしていると考えるのではと思います。しかし、子供の面倒は親の義務なので一緒に生活をするというのが一般概念だと思うので、どこの国も共通すると思います。

なかなか明快に説明するのが難しく乱文になってしまいましたが、参考にしていただければ幸いです。
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この回答へのお礼

長文の回答ありがとうございます。
なかなか外国での生活を実感しないとわからない考え方ですが、
日本の利便性だけを追求した町並みと生活はナンセンスと言えるかも
知れないですね。。。
日本は大好きですし、もう他の国には不便で住めないですが笑。

”自分の街”意識です。
これはよく理解できない感覚でした。
意識して外国人に接してみます。

お礼日時:2008/04/09 17:55

一口に外国人、といっても様々です。

アメリカはその1つに過ぎません。大多数の国々は貧しい人が多いのが現状です。国土の広さと親の面倒を見ることの直接的な関係は何もありません。それに、日本人は長男の家族が親と同居する原則、とはいかがなものでしょうか。私は長男ですが、そのような原則は聞いたこともありません。
成人になったら親元を離れるのが常識の外国人、という一般的な概念は持たない方が良いですよ。国により異なるのではなく、人それぞれですから。もっとまともな考えでご質問してください。
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この回答へのお礼

厳しい回答ありがとうございます。
特に質問偏見はないつもりですが。
すいませんでした。

お礼日時:2008/04/09 17:46

一概に全ヨーロッパとは言えませんが、大抵親と子供夫婦は余程な事情がない限り別々で暮らしてます。

ただし、日本と違うのは嫁姑問題や仕事が原因という訳ではありません。日本の場合、その家族の規模に見合った家を建てれば同居できますが、ヨーロッパは家を建てる習慣がありません。なので、一つは住宅事情があります。他に考えられるのは、福祉の充実もあります。
高齢の親を持つ子供夫婦などは同じ街に住み、頻繁に様子を見に来てますし、何より福祉の基盤がしっかりしてるので、あまり日本のように金銭的に心配する事が少ないヨーロッパでは無理して同居する必要もないと考えている人も多いようです。

他の回答者が言われるように、親子の繋がりや絆は日本人より深いようですが、日本的な子供の親に対する義務は感じられません。親でも一人の人間であり、それもまた個人の人生と考えている人が多いのも確かです。

ただ、イタリアはよく”マザコン文化”と言われるように、少し他のヨーロッパの国と違いがあるようです。敬虔なカトリック教徒が多いということもあるのですが、それを基盤とする国民意識の中で家族という言葉に深い意味合いをもっています。俗に言うイタリアマフィアもそうですね。日本のヤクザでいう盃をかわすのと近い意味で組織(家族)を敬う事を根底に持っているのもうなずけるところです。
なので、敬虔なカトリック教徒の中には規律(結婚まで処女や童貞を守る事など)に従う人も多いのですが、そういう人は家族愛も強く成人しても親と同居してる場合が比較的多いと思います。
実際、イタリア人の友達で6人ほどカトリックなのですが、みな親と同居していますし、そうでない友達に聞いても、やはり同じ意見の事を言っていました。
なので、宗教的な側面で考えた場合は少し状況が変わると言えますが、しかしこれも日本人の意識とは違ったものだと思います。

やはり儒教的な考え方が日本人の根底にあるため、そのような原則が生まれたのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

やはり別々なのですね。

家を建てる習慣がない?初耳です。どんな背景からでしょうか?
よかったら簡単に最回答ください。法律的原因でしょうか?

福祉の視点から考えたことはありませんでした。
老人が金を余り使わなくていい社会になっているということですよね。

義務ではなく個人の人生、私も同意です。
イタリアの情報も参考になりました。
回答ありがとう♪

お礼日時:2008/04/02 16:23

アメリカでは、親が病気とかでない場合は、親は親でくらしていたり、老夫婦そろって老後の住処をみつけて、違う州へ移動することもめずらしくないみたいです。



アジアは、親と子のつながりが、比較的あるほうだと思います。
中国も最近よく話題にあがりますが、親が子供の結婚のためにマンションを買うというのが(都市部では)当たり前です。この理由がわからなかったのですが、昨日テレビ番組で、中国人の親が、子供が将来すむ場所をみつけるのが中国の親の責任だ、といっていたのを聞いて、面倒をみる方向が違うことに気がつきました(日本だと子が親の面倒をみる)。

実際には、独立自立が言われる西欧でも、国によって異なるかもしれません。どの国だったか覚えていませんでしたが、北欧かロシアに近い国では、やはり親と子が近くにいようとする地域もありました。
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この回答へのお礼

アメリカ人は別に暮らす考えを持っているのですね、、、想像できます。
中国人に関しては初耳でした。
当たり前なのですか。
その番組、レコーダーに撮ってあります、見てみます。
回答ありがとう♪

お礼日時:2008/04/02 16:23

アメリカ人は3回は家を買い換える(結婚、子供が増えた、子供が巣立った)と言われています。


だから、引退後は大きな家を売ってアパートを買い、夫婦二人か一人暮らしをし、最後の最後に身体が動かなくなったら老人ホームに入るという考えの人が多いようです。
アリゾナなどには引退した老人しか入居できないサンシティなどのシニア・コミュニティもあります。

ちなみに、私の住んでいるアパートには一人暮らしのおばあちゃまがたくさんいます。
足元がかなり危なくなっても、ヘルパーさんと歩行器の助けを借りて最後まで一人暮らしをしたいそうです。
「私の子育ての義務は終わった、孫はうるさいから会うのは年に数回で充分、今は第二の人生を満喫してるの」だそうです(笑)。
子供たちは孫を連れて感謝祭やクリスマスなどには会いに来るし、電話での連絡は頻繁ですが、同居して面倒を見なければならないとは金輪際思ってはいません。

人によって、さまざまな事情があるので、アメリカでは一般的でない同居も「皆無」というわけではありません。
アメリカは人種が雑多なので、同居を好む人種もいます。
儒教的な考え方が強いアジア系、母子の結びつきが強い黒人系、親に年金や蓄えがなくて子世代が養わなければならない南米系などは、同居率が高いですね。
それと、最近のアメリカは住宅バブルで家の値段と賃貸家賃が急上昇したため、成人しても自立できず、結婚まで親の家に居候している若者も増えたようです。
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この回答へのお礼

雑多な人種の存在を理解して、その背景と現状を知りたいと思っております。
参考になりました。
回答ありがとう♪

お礼日時:2008/04/02 16:22

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