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以前跳ね石が車のフロントガラスに当たってヒビが入り、修理した際に自動車のフロントガラスはビニールのようなものを2枚のガラスで挟んだ合わせガラスになっていると聞きました。そのため外側だけ割れてもバラバラになることはないようです。

ふと不思議に思ったのですが、フロントガラスは透明で一見何も入ってないように見えます。接着剤などを使うとあれだけ透明にはならないと思うのですが、どのようにビニール状のものを接着しているのでしょうか。そして2枚のガラスということですが、どのように同じ形状(立体的に)に加工しているのでしょうか。

また、純正品で新品交換となると10万円前後と高額ですが、某オークションでは一枚2万円というものもあります。工賃を考えてもかなり差額があると思います。ここまで金額が異なる理由は何なのでしょうか。説明には車検にも通り問題ないようなことが書かれています。

A 回答 (6件)

>どのようにビニール状のものを接着しているのでしょうか


先回答のように加熱と加圧で中間膜自体が接着剤の役目となります。中間膜はポリビニール・ブチラールで透視性はガラス同等です。

>どのように同じ形状(立体的に)に加工
屋根瓦を積むと密着しないのと同じで、形状は同じではなく曲率半径が少し違っています。2枚のガラスを重ねて加熱すると、自重で曲がり型に沿った曲率半径になります。(2枚目は1枚目に沿って曲がる)

>金額が異なる理由は何なのでしょうか
1.純正マーク代金:純正を示すマークの有無で金額に差
2.品質の差:非純正の中には純正より品質が劣る(歪みや微細な気泡、等)ものがあり金額差になります
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この回答へのお礼

ガラスを2枚重ねて曲げているのですね。この方法なら確かに自然と曲率半径が異なって曲がりますね。ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/06 23:04

>ここまで金額が異なる理由は何なのでしょうか。



乱暴な例えですが、PCの部品をメーカーのHP等で見てみて下さい。
増設用メモリや、載せ買え用ハードディスク等の値段設定は市販品の相当品に比べて「非常識!」とも思える程高額です。

理由はいろいろありますが、簡単に言うと「流通ルートの差」そして「供給責任の有無」があります。

オプション品ではなくサービス(修理)部品ではさらに「数量確保」の責任度合いが高くなります。メーカーとしては「売れるか売れないか分からない部品」を「一定量買い押さえる必要がある」のです。実際に購入して倉庫に保存している場合もあれば、部品メーカーに対して「この時期まで、この数量を作ると保証してくれ」との約束を取り付ける場合もありますが、何にせよ「供給責任の無い、第三者」に比べれば高額になります。

他にも品質の差はあると思いますが、仮に品質が同程度であっても純正品は間違いなく高くつきます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
需要量が少ない商品はたしかに製造コストも高くなりますね。その高い商品を一定量確保するとなると、まったく需要がなくなってしまったときに無駄になってしまうなどリスクがあることを考えると高額になる理由が納得できました。

お礼日時:2008/04/06 23:07

フィルムが半透明なのは空気の逃げを効率よくするため、表面を荒らした状態にしてあるからです。

ガラスもフィルムも全てがツルツルだと空気が抜けにくくなり、気泡が残ったりします(ウインドウフィルム貼り付け時がそうですね)。フィルム表面をあえて荒らすことにより空気を逃げやすくするのです。加圧と熱によりフィルム表面はガラスと圧着されて本来の透明な姿に戻ります。

モーターショウなどに出品されている車両のウインドウは、手曲げガラスかアクリル等の樹脂が多いと思います。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。
なるほどモーターショーなどはガラスではない材料が使われていることもあるのですね。

お礼日時:2008/04/06 23:02

利益の取り方でしょう. 純正品をガラス屋さんが2人で入れに来てくれて3万円余でやってくれました. 結構利益取っているんだなと思いま

した.
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
純正品で3万とは安いですね。もし私が修理したとき3万円で交換可能だったら間違いなく交換していたと思います。

お礼日時:2008/04/05 10:11

接着していませんし溶着でもないです。

加熱・加圧して密着させています。

車外用と車内用の板ガラスを二枚あわせてフロントガラスの曲率にあわせたジグにおき、熱して形を整えます。その後、半透明のフィルムを間に入れて加圧、そしてさらに加熱と加圧を行い二枚のガラスを吸着させます。これでOKです。
二枚の板ガラスをピッタリくっ付けてスライドさせると吸着しますよね。あの原理です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
半透明のフィルムは加熱、加圧しているのですね。半透明なものが透明になるということは、熱で一度溶けてガラスに密着するからでしょうか。そして加圧は2度行うのはどのような意味があるのでしょうか。また、モーターショーなどに出品されている複雑な形のガラスもジグに置いて加熱するだけで成形できるのでしょうか。

せっかくご回答いただいたところ、逆に質問ばかりで申し訳ございません。

お礼日時:2008/04/05 10:04

>接着剤などを使うとあれだけ透明にはならないと思うのですが、


>どのようにビニール状のものを接着しているのでしょうか。
>そして2枚のガラスということですが、どのように同じ形状(立体的に)に
>加工しているのでしょうか。
熱を加えて圧着加工するのでは?
透明度が高く、乾燥時の屈折率がガラスと同じ接着剤なら
気泡さえ入らなければ、光学的には完全にガラスと同化しますので。

値段の差は、単純に加工精度や強度・厚み等の「質」の差でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ガラスの厚みが変わると、ほんの少しだとは思いますが車体から浮いたりすることはないのでしょうか。やはり交換するときは純正品のほうが良さそうですね。

お礼日時:2008/04/05 09:55

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