
とある大学の建築学科に通ってる者です。
今年度の履修に「測量学実習」というものがあるのですが、
恐らくこれは測量士の資格を取るための授業だと思います。
そこで質問なんですが、建築士を目指す上で、測量士の資格は必要なもの、またはそれを取ることで有利になるといったことがあるのでしょうか。
また、仮にその資格を取るとして、測量士の資格はこの授業を受けず独学でも取れるものなのでしょうか。
測量士に関しての質問は少しカテゴリー違いかとは思いましたが、
実際建築士の資格をとっていて建築のお仕事につかれている方からの意見を聞きたかったため、このカテゴリーにしました。
よろしくお願いします。

No.3ベストアンサー
- 回答日時:
土木学科で一定の測量の授業を受けると大学を卒業した時点で、申請すれば測量士補の資格がもらえます。
また、公共測量などの実務を積むことにより試験をしないで測量士の資格がもらえます。建築学科の場合だと必要単位が少なくて申請ではとれないことが多いです(自分の大学の場合、申請でとるには建築の測量だけではだめで土木の授業にも出席しなければなりませんでした)
なお、測量士補を持っていると土地家屋調査士の試験科目が一部免除になるので、土地家屋調査士を目指す方(土地家屋調査士は測量士と異なり技術的な知識だけでなく、民法などの法律の知識が求められるので、文系の人も多い)は受験により測量士補をとります(土地家屋調査士の免除科目より測量士の方が簡単らしいです)。
以上のように測量士補は土木学科を出ているとほとんどの人がもらえる資格で、又受験でとる方の多くは土地家屋調査士の学科免除を目的とするための受験ですので、ほとんど価値のない資格だと思います。
また測量士・土地家屋調査士とも測量をするための資格ですが、測量士が必要なのは公共測量を行う場合で、建築でよく行われる隣地などとの境界を定めるための測量は土地家屋調査士によるものです。
民間建築を行うには測量士は求められておらず、土地家屋調査士の方がなじみが深いと思います。
資格取得を目的とするとあまり意味がないかもしれませんが、建築施工つまり現場に出るに当たっては実際に測量器を用いて墨だしを行いますので、授業を受けておいて損はありません。
なお、測量士はほとんどが土木学科を出て実務経験により取得する人です。受験で取得する人は少数でしょう。なお受験をするには実務経験はいりません。
ただし、測量士補は国家資格としてかなり簡単な部類に入りますが、測量士はかなり難しいです。何しろ、受験で取得した人は、申請でとった人(土木出身者)から尊敬されるといわれていますので。
この回答への補足
みなさん回答ありがとうございました。
みなさんの意見を参考にしまして、今回は測量学実習を受講することに決めました。
あまり差はつけたくありませんが、一応こちらの勝手な判断でお二方にポイントを送らせていただきます。
回答ありがとうございます。
成程。測量士にはそのような意味合いもあったのですね。
それと土地家屋調査士というのは初めて聞いたものなのでとても参考になりました。
測量士、難しいんですね。
おそらく私の場合、建築士の方で手一杯になると思うので、資格自体は取らないと思います。
けれども受けても損はないというこのなので、今のところ授業は受けてみようかなとは思っています。
No.2
- 回答日時:
#1さんがいわれるように、建築測量という分野があるから、平板測量、レベル測量、トランシット測量などはできたほうが有利といえば有利でしょう。
特に施工のときなど。「測量学実習」ですが、測量の問題は建築士の試験でも出題範囲だし、学校側もそれに配慮して教育課程に入れているのではないでしょうか。
国交省が学校の建築士受験資格として認めるかどうかのカリキュラム認定をする際には、参考URLのような基準があるようです。このなかに「建築材料実験(又は測量実習)」と書いてあります。
質問者さんの学校は「建築学科」だそうですから学科名で受験資格が決まる現行の制度上では質問者さんの学校のカリキュラムと受験資格に直接の関係はないのですが、それでも他学科で建築士受験資格があるところが満たしている参考URLの基準に建築学科が届いていないカリキュラムにしていたらちょっと変ですよね。
そういうことで学校側としてもカリキュラムに「測量学実習」を入れているのでは?
参考URL:http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/educat …
回答ありがとうございます。
参考URLありがとうございます。確かに国家資格である以上、カリキュラムが基準に達してないとおかしいですよね。
そう考えるとこの授業を取った方がいいのかもしれません。
ただこの授業、必修ではなく選択教科だったので、少し悩んだ部分がありました。
No.1
- 回答日時:
測量士の資格は、必ずしも必要ありません。
建築現場では、平板測量、レベル測量、トランシット測量が出来た方が有利です。
自分の手に負えない物は、測量士さんに外注すれば良いだけです。
測量士の資格の受験資格は、法律によって定められています。
大学の建築学科との事ですから、もし測量士の資格を取る気があるなら、在学中に測量士補の資格を取るようにすればよいでしょう。
測量士を受験する為には、決められた実務経験が必要ですので、大学卒業後に受験することとなります。
ご参考まで
回答ありがとうございます。
必ずしも必要ではないが、あれば有利であるのは確かなんですね。
測量士の資格はまだ取るかどうか分かりませんが、参考にしたいと思います。
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