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微生物の実験をしているものです。初歩的な質問なんですが、培地にクロラムフェニコールを添加するとき クロラムフェニコール自体の滅菌はどのように行えばいいのでしょうか?

また クロラムフェニコールは濃度100μg/mlらしいのですが これは水に溶かした値なのですか?

A 回答 (3件)

No.1です。



滅菌済み容器に、滅菌したスパチラで粉末を取り、エタノール(水溶性の抗生物質の場合は滅菌水)で
溶解すれば、フィルター滅菌しなくても特に使用上の問題が生じた事はないですけどね。。

No.2さんの方法に比べると手抜きですが簡便ですので、まあご参考まで。
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クロラムフェニコール(以下CP)は耐熱性があるので、培地に添加した後に加熱滅菌をすることが一般的です。


濃度は培地1Lあたり100mg添加することが多いです。質問者の100μg/mlは、この濃度ですね。
予めエタノールに100mg/mlの濃度でCP溶液を作成しておけば、殺菌前の培地1Lに1mlの割合で添加すれば良いので便利です。

殺菌後に添加する場合は、同じく100mg/mlの濃度の液を作成し、ポアサイズが0.22μmのフィルターで除菌して添加します。
エタノールで溶かしたとしても、その殺菌作用に過度に期待してはいけません。
カビ胞子や細菌芽胞はエタノールで死なないと考えた方が良いです。(細菌についてはCPで抑えられますが、完全ではありません。)

CP以外の抗生物質については耐熱性が弱いものが多く、同じく溶液(水で溶けるもの以外はエタノール液)を作成し、フィルターで除菌して添加します。
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この回答へのお礼

御礼が遅れてすいません

詳しい説明すごく助かりました!!また困ったらよろしくお願いしますw

お礼日時:2008/04/26 21:53

クロラムフェニコールはエタノール溶液で使用しますので、


滅菌不要です。

容器の口を火炎滅菌すると引火しますから注意してください。
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