海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?

近代的な暦が出来る前の1年の概念は、どのように認識されていたのでしょうか?
特に、日本と西洋で1年の日数が違うということはないのでしょうか?
例えば、うるう年というのがあります。これの認識がなければ、1000年でその1/4の250日の狂いが生じます。

この誤差はどのように吸収されたのか?
ということです。

A 回答 (7件)

 


 月から太陽へ ~ 暦(日読み)の暦史 ~
 
 もとは、西洋も東洋も、一ヶ月の経過を月の変化でとらえました。
 すると、今月今夜のこの月は、来年の今月今夜も同じ日付になります。
 ただし、太陽の位置は同じでないため、面倒なことになったのです。
 
【一日】現行のグレゴリオ天文暦では、真夜0時0分から起算されます。
 古代エジプト暦は日の出、ユダヤ暦・イスラム暦では夜に始まります。
 太陰太陽暦では、季節に応じて、一日の長さが変化します。
 
【一月】グレゴリオ天文暦の一ヶ月は、天文現象とは関係がありません。
 太陰暦では、ユダヤ暦が三日月、中国暦(いわゆる旧暦)は朔日から、
イスラム暦では新月、ネパール暦は満月から数えはじめます。
 
【一年】イスラム暦はマホメットが「新月12回で一年」と定めたので、
29.56 * 12 = 354.72 日、一太陽年(グレゴリオ暦では 365.2425)より
ほぼ十日づつ先行します。太陰太陽暦は、約三年ごとに閏月を置きます。
 
 追記
 
 質問者の疑問が「西洋の1000年と東洋の1000年には、何年かの誤差が
生じたか」ということなら、いかなる暦法も、春夏秋冬が年に一度しか
出現しないので、安心です。エジプト暦とイスラム暦を除いては……。
 
【四季=2至2分】については、つぎの質問に対して回答しました。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3990538.html
“年々歳々花相似 歳々年々人不同”
 
【一週】については、つぎの質問に対する回答を参照してください。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3983995.html
“週の周期/週の起源”
 

この回答への補足

要するに暦法が違っても、1年という周期は守られれていたので、
長いスパンでは誤差が生じなかったということですね?

補足日時:2008/05/05 09:26
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#2の補足について



太陰太陽暦の年を現暦に換算する場合、
太陰太陽暦の年=現暦の年 と単純には行きません 10月~12月は翌年になる可能性が高いです 特に12月はほとんどが翌年です

元禄15年12月14日(15日未明)の事件は
上記をわきまえず 1702年としている記載がまま見受けられますが
換算すれば、1703年1月30日です(元禄15年は11月中旬までは1702年)

と言うようなことも質問の主旨かと
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2008/05/06 11:24

 以前NHKで、太陰暦から太陽暦へ切り替える際の話をやっていたのですが、確か12月を数日で終わらせると言う無理やりな方法で、誤差を吸収したとか…。

(かなり大混乱だったらしく、九州では、この連絡が届く前に年が変わってしまったとか…。)

 大隈重信が実行し、福澤諭吉がその利点を広く世間に伝えたそうです。(早稲田と慶応の両創設者が関わったと言うのが何とも)

 数百年間で20数日程度の誤差ですから、必要に応じて両方を記述すれば良く、一部を除いてあまり問題視されていなかったのでは?
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うるう年は今でもありますが、


太陰暦のときは、うるう月もあったようですよ。
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紀元前45年施行の


ユリウス暦では4年に一度の閏年を入れています。
グレゴリオ暦は1582年に使用されています。

閏年は100で割り切れる年は平年、400で割り切れる年は閏年。
ですので計算上ユリウス暦とグレゴリオ暦は12日のズレとなります。

日本の暦は中国からの輸入でした。
宣明暦は862年から1684年まで使用されています。
これも800年で2日のズレです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%A3%E6%98%8E% …

ですので、
平安時代の暦は夏に雪が降ったは、明らかな間違いです。
日本の天保暦はグレゴリオ暦よりも精度が高い部分がありました。

古代エジプトで1年を265日とします。
その基本となったのは古代バビロニアの天文学です。

和算で楕円の面積を出していますし、日本人でケプラーの法則を
ほぼ同時に発見した方もいます。

ですので案外古くから実用的な暦を使っていた事が分かると思います。
ただ、ローマ暦が少しいい加減でして、1月、2月は暦がありません。

>この誤差はどのように吸収されたのか?
観測と研究によって天文学は発達し、暦自体を変えて行きました。
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この回答へのお礼

ずいぶん以前から暦があったのですね。

お礼日時:2008/05/05 09:50

近代的な暦が成立する前は、西洋と東洋は隔絶した世界だったのですから、調整をする必要もないかと思うのですがどうでしょうか?



今でこそジェット機でその日のうちに地球の裏側に行くこともできますが、ほんの半世紀前までは人類にとって最も速い移動手段は船でした。昭和初期に日本からヨーロッパに行くのにおよそ3ヶ月、これが大航海時代の天正遣欧少年使節団だと一年がかりです。

太陰暦を使っていた昔の日付を太陽暦に合わせるとどうなるかって調整は現在の研究者がやっていますね。

この回答への補足

もちろん、閉じた世界では調整の必要はありません。

そうなると、西暦○○○○年という、我々の記憶する年号に
西洋と東洋で、いくらかのずれが発生しているのでしょうか?

補足日時:2008/05/04 22:03
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太陰太陽暦


閏月
で検索すれば 判るでしょう

この回答への補足

調べました。全部は読んでいませんが。
例えば、「中国では暦と季節とのずれを検出するために二十四節気が考案された。」
とあります、知りたいのはこれが実施される前に、中国と西洋の暦の調整がされてたか?とういうことです。

されてないとなると、両者のずれがあったのではないでしょうか?

補足日時:2008/05/04 21:00
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