とっておきの「まかない飯」を教えて下さい!

いつも冬になると思うのですが,三日月(三日月に限らないのですが,三日月の時によく不思議に思うので)の光っている部分というのは,夏と冬では違うのでしょうか?
冬の三日月は,いつも船のように球の下の方が光っているように感じるのですが,どうしてでしょうか?

A 回答 (2件)

その通り、三日月が沈むときは冬にはやや下側が、夏はやや右側が光っているのです(日本では)。



三日月で光っている側というのは、太陽のある側ですよね。ということは月と太陽(三日月が地平線に近いときはもう沈んでいる)の位置関係を考えれば、月のどちら側が光るか分かります。

ところで「黄道」ってご存知でしょうか?地球から見た、天球上の太陽の通り道のことで、太陽はこの線に沿って1日に約1°動き、1年で1周します。月や、惑星はだいたいこの黄道付近にいます。見方を変えれば地球の公転面です。

この黄道は、天の赤道(春分・秋分に太陽が1日で1周する大円)と23.4°ずれており、天球上で春分の太陽の位置(春分点)と秋分の太陽の位置(秋分点)で交わります。この場所で、天の赤道との角度が最大の23.4°になりますが、春分点では天の赤道よりも垂直に近く、秋分点では水平に近い傾きになります。

話が長くなりましたが、月はほぼ黄道上にいて、月の光る側とはその黄道の延長上にいる太陽の方向と考えれば、月が春分点近くでは下側が光り、秋分点近くでは右側が光るということが分かると思います。三日月と太陽は角度にして40°ほど離れているので、季節として最も下側が光るのは春分の40日ほど前、つまり2月前半、最も右側が光るのは秋分の40日ほど前なので8月前半ということになります。
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この回答へのお礼

こんなに詳しくありがとうございました!!
どうして見え方が違ってくるのか,すごくよく分かりました♪今夜も月が綺麗なので,よく眺めたいと思います♪

お礼日時:2006/03/05 18:36

光っている部分はほぼ同じです。


厳密には、上下左右にすこしずつずれています。

太陽でも月でも、観測者から見て真南を通る時を南中といいます。
南中時の高さは、太陽の場合、観測地点の北緯と日付で定まります。夏至のとき、北緯35度では、地平線から78度の高さになります。(90-(35-北回帰線の緯度)で求まります)
逆に冬至の時は32度(90-(35-(-23)))くらいです。
まとめると、太陽は赤道から最大±23度くらい傾いた軌道を持っています。
太陽暦はまさに、この太陽の動きを元に作られた暦ですので、太陽の位置は年が変わっても同じ月日ならば同じ高さに見えます。

一方、月も軌道の高さが低くなったり高くなったりします。その触れ幅は、赤道から見て最大29度、最小18度です。
太陽と反対側にある満月の場合、太陽が一番低い(日本の)冬には、月は天高くのぼり、夏はその逆になります。三日月でも同じ軌道を通ります。

(このへんから、少しあやしくなってきます)

高い軌道を通れば、地平線に沈むときは太陽のある方向すなわち、西の空の地平線の下にある太陽に顔を向けるのですから、下が光っているように見えます。
夏は、月の軌道が低くなります。まだ南西の空にあるときでも低いままですから、太陽がある西~北西の方角に顔を向けなくてはならず、おのずと光っている部分は横に向きます。

質問の回答にはちょっと違うかもしれませんが、興味深いサイトだと思いますので、ご覧ください。
http://www.moonsystem.to/
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この回答へのお礼

こんなに早くありがとうございます♪♪
教えていただいたサイト,早速行って参りました。とっても素敵なサイトですね♪

お礼日時:2006/03/05 18:40

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