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F1について教えて頂きたいことが4つあります。

(1)予選で後ろから車が来ると、スピードを落として譲っているのを見ましたが、あれはなぜですか?タイムアタックの邪魔をしないように避けているのは分かりますが、自分もタイムアタックをしているのになぜでしょうか?

(2)予選中は燃料を入れることが出来ないのでしょうか?それとも、予選中は入れられるが、終了したら入れられないのでしょうか?

(3)予選・決勝ではソフト・ハードタイヤ合わせて4本使えるんでしたっけ?それって、予選と決勝は同じのを使わなくてはいけないのでしょうか?それとも、決勝ではまた新しいタイヤを使ってるんですか?

(4)決勝でセーフティーカーが導入されると、セーフティーカーと前の車を抜かせないのは分かりますが、抜かないがギリギリまで詰める事は出来ますよね?ってことは、順位が低い車ほどセーフティーカー導入は有利って事ですか?

質問が分かりづらければ補足します。
回答よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

いい質問です。


まず、現状のルールで「レースでは必ず2種類のタイヤを使用しなければならない」というものがあります。
現在独占供給しているブリジストンでは、各レースごとに硬さの違う2種類のタイヤを持ち込んでいます。
これは「ハード」「ソフト」という言い方をせず、「プライム」と「オプション」と本来は呼びます。
モナコでの「オプション」はカナダなら「プライム」になりえるからです。これが大前提。
では各論に返答します。
(1)ハードタイヤとソフトタイヤの大きな違いは何でしょうか
厳密には基本構造も違うはずですが、実質的には表面のゴム(コンパウンド)の硬さの違いですね。ソフトのほうがより速く路面に密着しやすいですが、その分消耗が早い。ハードは完全に機能するまで数周必要な場合がありますが、そのあとの「タイヤのたれ」が少ない。おいしいところを長く使えるわけです。チームはテストやフリー走行でロングランをやって、ハード/ソフトの作動温度トラップタイムを比較しながら(もちろんドライバーのインプレッションも重要)、レース戦略を立てます。
予選はワンラップ勝負なのでソフトのほうがタイムは出しやすい。しかし路面にラバーが乗っていないとせっかくのソフト投入が無駄になる。その辺の見極めで、「いつ投入するか」がかぎになるんです。

(2)その二つはどういう状況で使い分けるのでしょうか?
ハードは数周程度なら路面の悪い状況でもタイヤにダメージを与えることが少ないので、ファーストスティントで投入する場合が多いですね。周回を重ねてラバーが乗ってくればソフトのおいしいところが有効に使えますから。それにスタート時点では重い状態ですから、余計にソフトを使うのがもったいないって言うのもあります。ただし予選でいい位置にいて、スタートダッシュを決めて逃げ切りたいならソフトのほうが有利。
ですからチーム戦略でどっちから使うかってのは変わって来ます。

(3)決勝と予選で使い方は違うのでしょうか?
予選では本当はソフトを温存しておきたいんです。酷使するとたれが早くなって、決勝で苦しくなります。ですからできればハードで予選をクリアできればいいのですが、今年はタイム差が接近しており、上位チームでもQ2に残れるかどうかが危ない。クルサードが前回失敗したのがまさにこのパターンで、ハードのままだらだら走って、結局Q1の残り数分で各チームが一斉にタイムアップ(タイム差は1秒以内です)したなかを取り残されてしまった。
今回のトルコではそれを反省したのか早めにソフトに切り替えています。

決勝では給油しタイヤ交換しますね。そのときどれだけ速くタイヤを作動温度まで持っていけるか、そしてどこまでおいしいところを維持できるかがポイントです。今年ハミルトンが苦しんでいる(実は去年後半から苦しんでいる)のは、このタイヤの使い方ですね。
彼のスタイルはリヤの荷重移動が急激なので、どうしてもリヤタイヤに負荷がかかる。それを緩和するためにフロントのダウンフォースやメカニカルグリップを落とす。すると今度はフロントタイヤが苦しくなる。この悪循環から抜け出せないようです。
タイヤに優しいのはやはりフェラーリですね。
それと、トゥルーリもアクセルワークを微妙にしてタイヤに負担をかけずコーナーを脱出するのがうまく、今年のレギュレーション変更でうまさが際立つ一人です。
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1基本的に


ソフトタイヤ:発熱しやすくグリップ力が高いがすぐに磨耗(ラバーが融けてなくなる)するタイヤ
ハードタイヤ:発熱しにくくグリップ力が低いが磨耗しにくいタイヤ
なので、タイムはソフトのほうが早いです

2 タイヤ2種類使用義務以前の考え方は
2ストップ:ハード
3ストップ:ソフト
という風に走行距離が長いとハードを使いますが
空力、ドライバーの運転の仕方で2ストップでもソフトを使うことが多かったです

3 大昔、タイヤの種類に制限がなく、60分12回アタックのときは
  Qタイヤという予選専用の超ソフトタイヤもありました
  以前(現行ルールの直前)のルールは予選時にレースに使うタイヤ1種類を決めるルールだったのでその点も差がないです
  今の方針は私も良く分かっていないのですが
  レースマネージメントで、最初にロングディスタンス行きたい車はハードにするのだと思います(決勝を優先したセッティングだと思います)
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NO1さんが明確に回答しているので


(2)に関してのみ
Q3は上位10台の決勝でのグリッドを決めるわけですが、「ファーストスティント」までのガソリンを給油して挑まねばなりません。
つまり予選順位を優先して軽めにアタックをかけるか、決勝での給油タイミングを遅らせる作戦に出るかでタイムも大きく変わってきます。
Q1/Q2まではほぼ空タンクに近い状態で予選を走れます。ただ、今年からQ1の時間が長くなったため、サーキットによっては3回アタックが可能です。
しかもQ1ではラバーグリップが出来上がっていないため、最初の10分位で何回か周回を重ねることもあります。(上位チームはあまりやらない)

去年まではQ3の時間が長く、一旦給油したままガソリンを減らすラップを延々と行い、残り3分くらいのところでタイヤを履き替えアタック、という手法がありました。(例のアロンソVSハミルトン事件の発端ともなった)
今年からQ3は時間短縮され、10分しかありませんので、当初立てたレース戦略でどのくらいいけるかを純粋に競う形になっています。

ってことで、マシン性能を見極めるには、路面の状況もよくなり、空タンクでアタックするQ2でのタイムが評価材料に適していて、Q3のタイムはそのマシンのレース戦略を予想できる、という感じですね。

また、今年の予選はハードタイヤでタイムを出そうとして失敗するケースが目立ちます。スペインまでのクルサードや、トルコでのハミルトンの場合ですね。どのタイミングでソフトをはいてアタックするかが日羽状にシビアになっています。
1秒以内に10台がひしめくことも珍しくないのが今の予選です。

そういう意味でアロンソのスペインGP予選2位は驚異的です。
あそこは抜き難いサーキットなので皆が予選重視セッティングでしたから。

今回のトルコは抜きやすいサーキット。
BMW勢とライコネンは比較的引っ張りそうな気配・・・不気味です。
Q2でクビサが速かったので、作戦しだいで上位に来るかも。
マッサは逃げ切りにかけている(いつもこれしか出来ないんですよね、彼)。
カズキは父親譲りの納豆走法でしょうか(笑)。

参考URL:http://jp.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detai …

この回答への補足

すみません、補足で追加質問させてもらいます。

No.2さんの回答で、「ハードタイヤでタイムを出そうとして失敗するケースが目立ちます。」とありますが、

(1)ハードタイヤとソフトタイヤの大きな違いは何でしょうか?(どっちの方がタイムを出しやすいとか。)
(2)その二つはどういう状況で使い分けるのでしょうか?
(3)決勝と予選で使い方は違うのでしょうか?

補足日時:2008/05/11 17:11
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1 予選のタイムアタックは通常


ピットアウト・ウォーミングアップ(1周)
→タイムアタック(1周)
→アウトラップ・ピットイン(1周)
の3周が基本になっています(そのうち計時か1回)
なので、タイムアタック周以外はアタックしている車に
進路を譲らないとペナルティです
2008マレーシアGPGPでマクラーレンがやられました

2 予選中に燃料を入れることもあります
通常、予選時間はQ1:20分、Q2:15分、Q3:10分ありますが
Q1,2は、最初と最後の2回アタックするならば中間にいれることがあります
Q3は、予選開始時に予選+決勝分の燃料を入れる必要があるので
それ以降は決勝スタートまで給油できません

3 今のルールだと予選後にタイヤ交換できないです

4 その通り、今でのマージンがなくなるので
  トラブルで順位を落とした車はラッキーということになります
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