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CPU についての質問です。
最近の PC に搭載されているデュアルコア CPU 。
数年前によくあったデュアル CPU とどう違うのでしょう?
調べてみたところ
デュアル CPU → CPU × 2
デュアルコア CPU →コアが二つ
ということらしいですが、いまいちピンときません。
結局同じことなのでは?と思ってしまいます。
そもそもコアって何ですか?も含めて、根本的な違い、
その具体的な効果の違いなども含めて教えて頂けると助かります。
宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

コアというのは実際に計算する部分です。


デュアルコアCPUというのは、一つの物理的なCPUパッケージの中に
そのコアが2つあることを指します。
物理的なCPUの数は1個です。

デュアルCPUはそのCPUパッケージが2個あることを指し、
物理的なCPUの数も2個になります。

全く同一なクロック周波数(2.4GHzとか)で比べるとほとんど同じスピードですが、
一般的にデュアルコアCPUのほうが電力消費量が少ないことと、スペース(場所)も取らなくなります。
消費電力が少なくなると発熱量も下がるので、冷却面でも有利です。

現時点でデュアルCPUにする人は、よほどの高性能マシンを必要とされる方に限ると思います。
(業務用で使用する場合は除く)

なんでそうなったかの経緯は詳しくしりませんが、
CPUのクロック周波数を単体であげることが限界に近づいたからと聞いたことが
あります。
1個で4.0GHzだったら、2.0GHz×2個あれば同じ性能(というわけではありませんが…)という感じでしょうか。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
何となくですが理解することが出来ました。
お世話様でした。

お礼日時:2008/05/18 02:52

> そもそもコアって何ですか?


CPU内の中心部・心臓部です。CPUのピンやパッケージを剥ぎ取って残ったシリコン上の演算回路の事です。

一概には言えませんが、マルチコア化することでマルチCPUよりも消費電力を抑えたり能力を上げやすくなります。

大雑把なイメージとしては、
・デュアルCPU
2つの部屋に1人づつの作業者がいる
・デュアルコア
1つの部屋に2人の作業者がいる

イメージで言えば、デュアルCPUだと、2部屋分の光熱費が必要・わざわざ狭い廊下(遅い外部バス)を渡って情報交換する必要があるのでその分遅くなる。
デュアルコアなら、光熱費は広めの1部屋分・同じ部屋にいるから共同作業もしやすくなります。
2部屋用意するより、少し広い1部屋用意する方が製造コストも安い。

微細化技術の向上した今日では、マルチコア化した方が様々な面で有利な事が多いです。
マルチコア化かも技術的/コスト的な限界があるから、MacPro等のようにマルチコアCPUを複数搭載するなんて事もあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
わかりやすい例示で助かりました。
お世話様でした。

お礼日時:2008/05/18 02:48

根本的な違いは購入コストと消費電力です。



パソコンを構成するパーツの中で、CPUは大量に電力を消費します。
また、2CPUでは対応するマザーボートの構成も1枚で2セット分用意せねばならず、消費電力も2倍、値段も倍とコスト増大に繋がります。

対して2コアCPUは、開発コストはかかるものの、消費者に対して安価で高性能を提供できました(販売力によって開発コストは吸収されてしまった)。

結果、商品としての競争力を得たのは後者です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
何となくですが理解することが出来ました。
お世話様でした。

お礼日時:2008/05/18 02:52

コアってのは、この場合計算を実際に行う部分の事です。



下記あたり参考
http://www.dosv.jp/feature/0605/index.htm
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この回答へのお礼

リンク先は自分には少し難しいですが、
イメージを掴むことは出来ました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/05 16:50

大まかな説明は今までの方の投稿で理解できたと思います。



>結局同じことなのでは?と思ってしまいます

結局同じことになりますが、ヘッドを2つ持つデュアルCPUの方がさすがに早いです。
デュアルコアの思想はCPUの有休時間が多いので、何とか有効活用しようという発想ですから。

一方マルチCPUの方は従来からベクトル演算などに利用されています。
ベクトル演算をマルチコアでできないこともないですが、
大規模システムでは結局は必要枚数分CPUを用意しないといけないので、
マルチCPUとマルチコアでは畑が違うということになります。

従来よりマルチコアの話はあり、さっさとそちらを採用していれば
コンピュータの立ち上げが遅いとかの悩みも随分昔の間に解決していたのでしょうが、
従来はムーアの法則(18ヶ月で速度が倍になる)に従ってスケジュールが決められ、
そちらが優先されてきた経緯があります。

それが2004年頃からそろそろムーアの法則が頭打ちになり、
加えてAMD陣営が強力なデュアルコアのCPUを出したことから
インテルも方向を転換してきて、時代はマルチコア一色になっています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
何となくですが理解することが出来ました。
お世話様でした。

お礼日時:2008/05/18 02:54

95が出てPCが画期的に進歩そして,PCが一般社会に認識されたのですが、なんせ遅い。

CPUが200・300の時代ですから。
NTがビジネス用に使用され始め、その遅さをカバーしようと考えられたのが、マザボーにCPUを二つ乗せて、作業を並列で行うデュアル CPUでした。本当に速かったがマザボーが高く、われわれには垂涎の的でした。
CPUの速度も5Gを超えるのがいつかが話題でしたが、結局発熱・消費電力の問題で頭打ちになった時出てきたのが、CPUの演算部分をニケ一つのCPUに乗せるデュアルコアでした。今は四個も出てきますが。
デュアルCPU・デュアルコアCPUともに原理的には同じですが、片方が仕事のたびに部屋を行き来するに対して、同じ部屋で二つの仕事が出来る。効率が後者のほうがいいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
何となくですが理解することが出来ました。
お世話様でした。

お礼日時:2008/05/18 02:54

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