牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

cre-LoxPシステムを用ると、目的遺伝子の発現がレポータータンパク(GFPとかLacZとか)によって可視化できることは理解できるのですが、これと目的遺伝子の下流に直接GFP遺伝子を繋いだ場合ではどう違うのでしょうか? 誘導型Creを用いるなら発現時期を操作できると思うのですが...
わざわざCre-LoXPシステムを使う目的を教えてください。

A 回答 (2件)

>cre-LoxPシステムを用ると、目的遺伝子の発現がレポータータンパク(GFPとかLacZとか)によって可視化できることは理解できるのですが、



どういう理解ですか?

Cre/loxPシステムは、Cre組み換え酵素によるDNA組み換えが起こる系です。Cre組み換え酵素はloxPというDNAを認識すると、その場所でDNAの組み換えを起こします。Cre酵素を組み込んだマウスと、loxPによって目的とした遺伝子(図では”exon”と記した部分)をはさんだマウスを交配します。その子マウスでは、組織特異的プロモータ(図ではPと記した部分)によりCreが発現し、loxPで挟まれた目的遺伝子を破壊され、結果としてその目的遺伝子の働きを阻害することができます。

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Cre-LoXPを使うのは、時間的、空間的(臓器特異的)に標的遺伝子をそのものの発現を止めることを同時に目的とするからだと推察します。

標的遺伝子の発現を止め、そのときそのマウスがどういう状態に陥るかを観て、その遺伝子の機能を調べます。例えば、癌が発生すれば、癌を抑制するために重要な遺伝子だったとなるわけです。そういう機能解析と同時にその遺伝子がどういう発現制御を受けるかを調べるために、GFPとかLacZを標的遺伝子と入れ替えるのが、Cre-LoxPシステムです。
さて、あなたの言われる「目的遺伝子の下流に直接GFP遺伝子を繋ぐ」は面白いアイデアだと思います。目的遺伝子のストップコドンを外して、フレームが合うようにGFPを入れるってことですよね。目的遺伝子は潰れませんが、その遺伝子の生体内での増減に加えて、細胞内の局在も観察できますね。
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