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神隠しって現代ではあまり聞かなくなりましたね。しかしいきなり居なくなった人が何年後かにひょっこり帰ってきて、それまでの記憶がないなんて不思議に感じます。帰ってこない人もいますし。
神隠し発祥の地とか伝説的神隠しが伝わっている地域などがあったら教えてほしいです。

A 回答 (4件)

それは、膨大にありますので書ききれないでしょう。


そこで、比較的手に入れやすく、また現実に人がいなくなったことを「神隠し」という物語で納得した(させた)日本人の心象を解説した本を紹介します。

国際日本文化研究所センター教授で民俗学者であり、妖怪や怨霊、怪異、呪いなど歴史の闇の部分に焦点を当て、日本人のもう一つの精神史を研究されている小松和彦先生の著書。
『神隠しと日本人』(角川ソフィア文庫)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4043657013.h …

こちらを参照されてはどうでしょうか。
(妖怪とか怨霊などというと“安物のオカルト”と思われるかもしれませんが、れっきとした学術書ですからご安心ください)
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ご質問の回答にはなっていませんが、


神隠しについてちょっと書かせていただきます。

神隠し、現代でもありますよ。
2003年5月以来行方不明の吉川友梨ちゃん。
↓こういうのを、昔は神隠しと呼んだのです。

http://www.jtw.zaq.ne.jp/ittyan/yurichan_top.htm


他にも↓この人たちも昔なら神隠しと言われたでしょう。

http://www.police-ch.jp/lookfor/


「人さらい」って言葉を聞いたことありませんか?
昭和30年代頃まで、
子どもや大人を誘拐して売り飛ばすビジネスが日本にも存在したのです。

さらわれた人がどうなるか。
強制労働
人身売買
買春
手や足を切り落とされて物乞い(コジキは手や足がないほうがお金がかせげますから)

「カッパのミイラ」がどこかのお寺にあるのだそうですが、
調査の結果人間の子どものミイラだったのだそうです。
どうやって作ったかわかります?
食べ物をだんだん減らしてがりがりにやせさせて餓死させるんですよ。
高温多湿な日本では、そうしなければきれいなミイラは作れません。
そうやって餓死させた子どもの体を色々加工してカッパっぽく作って
売り飛ばしたんですね。
その悲惨な殺され方をした子は、神隠しにあった子だったかもしれませんね。

以上のように、
神隠しのほとんどは現代で言う犯罪に巻き込まれたのではないかと
思います。
もちろん事故にあったケースも多かっただろうと思いますが。

私は「神隠し」という言葉は、
愛する人が突然いなくなってしまって悲しみにくれている人を、
慰める言葉でもあったのではないかと思います。

可愛い娘が突然いなくなってしまった。
周囲の人は嘆き悲しんでいる両親を見ながら、
「強姦されて殺されているかも」
「遠くの買春宿に売り飛ばされてしまったかも」
「山でがけから落ちて死んだかも」
「どこかの男と駆け落ちしたのかも」
と思いながらもそれは口にせずに
「○○ちゃんが神隠しにあった」
と言ってあげるのです。
一種の思いやりですね。

「神隠し」という言葉が使われなくなってしまった今、
吉川友梨ちゃんのご両親のような方はとてもつらいだろうと思います。
行方不明になった可愛い娘は今どこにいるのか、と考えた時、

「殺されている」
「どこかに監禁されて生きている」

このふたつしか可能性がなくなってしまったのですから。
「神隠し」という可能性があれば、
ご両親も少しは救われるのに・・・。

私は「神隠し」という言葉には、残された人の
悲しみ
あきらめ
思いやり
希望
そんなものを感じます。

全然回答になっていませんね。
すみません。
ま、「神隠し」には以上の側面もあるということで。

この回答への補足

言うなれば私はどこの県で年間どれくらいの行方不明者が出ているのかを調べていて、その1つのトピックとして神隠しに焦点を当てて見ました。どこでどれくらい起きていたかというのは調べられないでしょうか?

補足日時:2008/06/11 19:08
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この間の、江東区のバラバラ殺人も、最初は神隠しと呼ばれていましたね。

去年だったか発覚した、北海道の女性教員殺害も、時効切れで犯人が名乗り出なければ、殺されたことさえ発覚しない、単なる行方不明=神隠しでした。横田めぐみさんに代表される北朝鮮拉致や、数年前の女性を誘拐して20年間近く軟禁してた事件もそう。

そもそも、神隠しは、神様が、隠れ里に人をさらって連れて行ったいった・・・というのが伝説です。まあ、神ではなく、天狗だったり、異型のものがって話もあるようですが。
ある日ひょっこり帰ってくるという意味では、浦島太郎もそう。そういった4次元空間やタイムスリップという話もあります。現実世界では、光速を超えると年を取らない・・・という相対性理論の話にも関連するか。

あなたが言ってるのは、去年報道されたピアノマンみたいな話で、伝承話のステレオタイプってだけです。実際にはそのようなことはほとんどありません。あるとすれば、まず記憶をなくし、面識ある人々がいない地域で暮らしてたか、保護されて病院で暮らしてたってことでしょう。

実際の神隠しは、おおむね事故で行方不明(崖から落ちたとか、川に流されたとか)か、誘拐、もしくは殺人遺棄ですね。特に昔は、白骨化した死体が発見されても、身元特定する手段がなかったりするわけで。
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ありそうな地域と言うか、大半は「山」ですね。


まあ神隠しに遭う人達は、自殺志願者やピクニックとかで山に行き神隠しに遭遇するそうですよ。
元々それぞれの山には神が宿っていて、その神域内に入る人間を神がいたずらで別の世界へ連れて行かれるそうです。
神隠しに遭ってから現世に帰れるか、帰って来れないかは分かりません。
別の世界とやらは私にもどんな世界なのか分かりませんが、
神隠しは「民族学的上」存在しているし、今言った内容も存在してます。
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