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会社で販売先の与信限度額の設定を担当しておりますが、いろいろ調べても正確な答えが探せなかったので、質問いたします。上場・非上場ともに、子会社が経営不振で倒産した場合、親会社は子会社の債権者に対して何らかの法的又は社会的な責任を負うのでしょうか。それとも親会社がいかに優良企業でも子会社の倒産には、なんら法的責任も負わず、社会的責任も果たさないものなのでしょうか。子会社の業績が悪くても、親会社がしっかりしている限り、与信的なリスクはないと見ていいのでしょうか。お教えください。

A 回答 (3件)

親会社と子会社は、資本関係があるだけで、法律的には別法人です。


子会社が倒産した場合、その債務を親会社は基本的に保証しません。

上場会社でも、業績が悪い子会社はM&Aなどで他会社と吸収合併。
(実際は、子会社の債務を放棄などをさせている)
このようなことは日常茶飯事です。

上場企業に対しての与信限度額が[無制限]自体に問題ありと感じます。
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>「ちゃんとした上場企業は子会社をつぶすことはない。

」という考え方でいいのでしょうか。

「ある道楽息子に金を貸すときに、その親はお金持ちで世間体を気にする人間だから、きっと道楽息子の尻ぬぐいをしてくれるはずだ。だから、安心してその道楽息子にいくらでもお金を貸すことができる。」という考え方に同調しますか。親は子の借金を払う法的義務はありません。同じく親会社も子会社の借金を払う法的義務はありません。(親会社は子会社のいわば大株主にすぎません。)しかも、親子の縁は法的に切ることはできませんが、親会社は子会社の株式を処分することによって、容易に親会社、子会社の関係を解消することができます。そのようなことをふまえてリスクを考えた方がよいでしょう。
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この回答へのお礼

No.2様No.3様ご回答ありがとうございます。
他からの情報で、近藤産業、ジェイオー建設等上場会社の子会社の倒産の例も知りました。当社の与信限度額の規程も見直す必要がありそうです。建設業界等不振な業界では上場会社の100%子会社であっても親会社が見捨てることは珍しくないことも分かりました。要は親会社の救済余力の有無が問題であるということですね。

お礼日時:2008/06/26 09:29

形式的な答えとしては「ダメ」です。


正式な保証人等でない限り、親会社には何の責任も生じません。

道義的な立場で言えば「責任あり」でしょうね。
子会社の資本金の大部分を出資し、おそらく役員も派遣し、実質的な経営権を握っているわけですから、子会社が破綻すれば親会社は物笑いの種になります。

しかし経営危機が親会社にも及んで来るとなったら、迷うことなく子会社を切り捨てるだろうと思います。
親会社を守ることが経営者の経営責任でもあるわけですから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。
当社では与信限度額設定に際し、明らかに経営状態が悪い場合を除いて、上場企業の連結子会社は「無制限」と規定しておりますが、その規程は問題ないのでしょうか。「ちゃんとした上場企業は子会社をつぶすことはない。」という考え方でいいのでしょうか。

お礼日時:2008/06/25 17:01

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