No.6ベストアンサー
- 回答日時:
jo-zenです。
まだ解決しないようですね。少し検索してみたら、同じようなものがありました。参考にしてみてください。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
http://nihongo-online.jp/tree02/treebbs.cgi?kako …
http://kotobakai.seesaa.net/article/8186937.html
参考になればいいのですが・・・。
何度もありがとうございます。挙げていただいたURLは大変参考になりました。質問の前に検索しておけばよかったと反省しています。ただ参考にはなりましたが、最終的に納得はできませんでした。
No.7
- 回答日時:
No.4です。
お返事を有難うございます。補足質問にお答えします。ご質問1:
<そのご回答は~と違って、独特な発想があります。>
質問への好意的な回答者を批判したり指摘する非礼をされる方とは思いませんので、「褒め言葉」と受け取っておきます。
なお、専門は英語で、外国にて、日本の文法書に書かれる以前の内容の業務に従事していますから、日本の文法書だけで学んだ「常識的な意見をお持ちの」方には納得されにくい内容があるかと思います。
日本で出版される文法書よりさらに10年は進んだ内容に携わっており、新説も多々ありますから、なかなか受け入れられにくい内容もあるかと思います。
このサイトでは慣れない初心者の方も多いので、専門にかかわる冒険的回答は避け、分かり易い説明に気をつけています。
ご質問2:
<「なるほど」という部分と、「それはちょっと」という部分が混在します。>
それでいいのだと思いますよ。
このサイトは、専門の学習サイトではなく、みんながいろいろな意見を出し合って、解決に導くという場所ですから、経験のある無しに拘わらず、正解の有無に拘らず、意見を自由に出し合う場所でいいのです。
また、中には間違った回答もあると思いますが、善意で回答をよせた人に対してそれを批判したり、うっかりミスを指摘・非難するのは、常識的な礼儀を持った成熟した大人とは思えません。
ただ、個人の教育環境と感性も様々ですから、その回答は、Aさんには間違っていてもBさんには正しいと感じられることもあると思います。
ご質問にある、あなたが私の回答を「なるほど」と思われても、「それはちょっと」と思われる人も、またその逆もありうると思います。
つまり、回答は「参考」程度に役立てばいいのです。よほど悪意のある人でない限り、誰もわざと間違った情報を与えようとして回答しているのではないのですから。
なお、今回の国語カテの回答は、
「日本の大学・大学院時代、日本の大手予備校で国語の受験指導をした経験」
「(頼まれて)外国のインターナショナルスクールで高校国語を教えた経験」
「(頼まれて)フランスのエリート校グランゼコールで日本語を教えた経験」
という意味で「経験者」として回答させていただきました。国語は専門ではありません。
回答には質問者へ敬意を表す意味で、ありったけの経験を駆使して「自信を持って」回答していますが、専門ではありませんので、他の専門意見もあるかもしれません。
いただいた補足は、内容に納得する・しないに拘らず、参考意見として受取らせていただきます。
以上ご参考までに。
No.5
- 回答日時:
こんな論文があります。
Vol2002(20030300)をクリックして、さらに、
併存する他動詞 : 「つなぐ」と「つなげる」の意味
の右の、
CiNii
をクリックしてください。
私自身はまだ読んでいませんので何とも言えませんが、質問者様の疑問が解決できればいいですね。
参考URL:http://ci.nii.ac.jp/naid/110004672022/
何度もご回答ありがとうございます。
参考URLはAdobe Reader8の不調で読めませんでしたが、幸い「抄録」があり、その中で
>現代日本語の他動詞の中には,「つなぐ」と「つなげる」のように,意味と語形に共通部分を有する他動詞の組み合わせが存在する。(中略)二つの語の基本的意味は,「つなぐ」が「本来は切れたり離れたりしていないものが2つに離れている場合,それらをひと続きにすること」であり,「つなげる」は「本来は別の2つのものをひと続きにすること」である。意味の違いはその対象が「ひと続きになることが,本来的に自然なことであるかどうか」という点にある。
と書いてあります。たとえば「犬をひもでつなぐ」という例で「本来は切れたり離れたりしていないものが2つに離れている場合,それらをひと続きにすること」で説明出来るのか疑問ですが、全部を読んでいないのでこれ以上も批判は避けましょう。
No.4
- 回答日時:
こんにちは。
昨年5/9のご質問ではご丁寧なお礼のお返事を有難うございました。ご質問1:
<「つなぐ」「つなげる」~意味が異なるのか、ニュアンスの差なのか>
1.つなぐ:
(1)五段動詞で他動詞です。
(2)意味は以下のようになります。
1)ひも・綱などで物を結びとめて離れないようにする
例:
「犬をつなぐ」
2)離れているものを1つに結ぶ
例:
「手をつなぐ」
3)長く続けて絶やさないようにする
例:
「命をつなぐ」
2.つなげる:
(1)下一段動詞で他動詞です。
(2)意味は以下のようになります。
ひとつながりに結び合わせて、長くする
例:
「輪をつなぐ」「糸をつなぐ」
3.両語の違い:
(1)「つなげる」は一つにつないで「長くする」「延長する」といったニュアンスがあり、そこの焦点があてられています。
(2)「つなげる」には、「つなぐ」に含まれる以下のニュアンスはありません。
「離れないようにする」
「続けて絶やさないようにする」
(3)従って、「手をつなげる」「命をつなげる」は間違った語法ということになります。
ご質問2:
<「つなぐ」(古語のガ行四段活用)が同じ「つなぐ」(現代語ガ行五段活用)に変化しているのに>
四段活用のほとんどの古語は現代語では五段活用に変化しています。
ですので、この語だけが特別というわけではありません。
ご質問2:
<加えて「つなげる」(現代語ガ行下一段活用)が出現した理由を知りかった>
1.現代語では下一段活用に転じた他動詞は多々あります。
例:
「求む」→「求める」
「述ぶ」→「述べる」
「与ふ」→「与える」
2.現代語で他動詞の下一段活用が出現したのは、自然の成り行きで理由があるというものではありません。そのような話し方が普及したということです。
3.文法は最初に慣用ありきで、慣例の跡付けでしかありません。最初に文法が決まるわけではないのです。古語がこのように変化したのは、そのような語法が主流になっていったからです。
4.ただし、上記で挙げた他動詞は、古語では四段活用ではなく、下二段活用であった古語がほとんどです。
例:
「求む」「求むる」
「述ぶ」「述ぶる」
「与ふ」「与ふる」
5.古語の四段活用の他動詞は、通常現代語に転じる場合、五段活用になりそのまま使われている語が多いので、「繋ぐ(つなぐ)」が五段活用として同じ意味で使われるのは、特例ではありません。
例:
「呼ぶ」「継ぐ」「言ふ」
6.しかし、「繋ぐ」のように、四段活用が現代語で下一段活用に変化するのは珍しい例と言えます。
7.これは、「繋ぐ」+完了・存続の助動詞「り」=「つなげり」が、現代語の終止形であるウ音便に転じ「つなげる」と変化したと推察されます。
完了の「り」は已然形接続ですから、「つなげ」は已然形活用ということになります。
8.つまり、「繋ぐという状態が完了したもの」→「繋いで長くなった状態を存続する」=「長くすること」という意味として使われるようになったのだと思われます。
だからこそ、「つなげる」には「つないで長くする」という、繋ぐことによって起こる結果「長くすること」に重点を置いた意味になっていると考えられるのです。
ご質問3:
<他にもこういう例はあるのでしょうか。>
非常に難しいです。
1.こういう例とは
「古語で四段活用の他動詞が、完了・存続の「り」を伴って、現代語で下一段の他動詞に転じたもの」
ということです。
2.まず古語で「四段活用の他動詞」というのが少ないのです。通常四段活用は、自動詞が多いのです。
3.ちなみに他の回答にある古語「たがふ」など列挙されている古語は殆どが自動詞で、他動詞ではありません。
また、他動詞であっても四段ではなく下二段の他動詞になります。
また、古語の「広ぐ」は「広げる」という意味ではなく、人をののしる「する」の意味になり、現代語と異なります。
従って、これらの古語の変化は「繋ぐ」→「つなげる」とは性質の異なる用法になります。
4.「古語で四段活用の他動詞が、完了・存続の「り」を伴って、現代語で下一段の他動詞に転じたもの」に当たる古語と現代語を一生懸命探しましたが見つかりません。
一緒に考えて見てください。もし候補が見つかりましたらお知らせ下さい。
以上ご参考までに。
この回答への補足
> 1.現代語では下一段活用に転じた他動詞は多々あります。
例:
「求む」→「求める」
「述ぶ」→「述べる」
「与ふ」→「与える」
これが「下二段」から「下一段」へという意味なら問題ありませんが、「四段」から「下一段」へとお考えなら、見解が異なります。
>6.しかし、「繋ぐ」のように、四段活用が現代語で下一段活用に変化するのは珍しい例と言えます。
これは「四段」が「下一段」に変化したのでなく、「繋ぐ」という「五段の他動詞」とは別に「下一段の他動詞」が使われ出したと、考えるべきでしょう。
>7.これは、「繋ぐ」+完了・存続の助動詞「り」=「つなげり」が、現代語の終止形であるウ音便に転じ「つなげる」と変化したと推察されます。
完了の「り」は已然形接続ですから、「つなげ」は已然形活用ということになります。
「げ・げ・げる・げる・げれ・げ(よ)」は、下二段の活用語尾と考えられます。
したがって、「完了・存続」の助動詞とは関係ないと思います。このことは「質問3」の>「古語で四段活用の他動詞が、完了・存続の「り」を伴って、現代語で下一段の他動詞に転じたもの」にも共通します。
質問3の
>2.まず古語で「四段活用の他動詞」というのが少ないのです。通常四段活用は、自動詞が多いのです。
「自動詞」「他動詞」の区別をはっきりさせている「旺文社・古語辞典」の「あ」(で始まる)の部を探してみて、次の結果をえました。
四段自動詞=47語 四段他動詞=31語
と語数に差はあるが、圧倒的な差はないようです。
>4.「古語で四段活用の他動詞が、………現代語で下一段の他動詞に転じたもの」に当たる古語と現代語を一生懸命探しましたが見つかりません。
多分、そうでしょう。古語で四段他動詞は現代語の五段他動詞になるのが普通ですから。例「開(ひら)く」(古語四段)→「開く」(現代語五段) 但し「開(あ)く」(古語下二段)→「開ける」(現代語下一段)
ご回答ありがとうございます。前から感じていたことですが、Parismadamさんは外国語に堪能で、そのご回答は他の人の常識的な(これは悪い意味で言っているのではありません)考え方と違って、独特な発想があります。そのため「なるほど」という部分と、「それはちょっと」という部分が混在します。
質問1、2へのご回答は、その通りかと思います。(ただ、「輪をつなぐ」「糸をつなぐ」は「つなげる」の間違いでしょう)
質問2へのご回答中には、同意しかねる点があります。それについては、別欄に意見を述べます。
No.3
- 回答日時:
またまた、jo-zenです。
補足します。>他にもこういう例はあるのでしょうか。
⇒「たがう」-「たがえる」
「ちがう」-「ちがえる」
などが、これにあたるかと思います。
もともとの、文語形が今も使われているかどうかは、先の回答にも書きましたが、単に語呂が悪くて捨てられたか、そうでなかったので残っているという違いだと考えています。
何度も済みません。
「たがふ」→「たがえる」
「ちがふ」→「ちがえる」
これは参考になり、使用頻度、及び複合化でいろいろ違いがありますが、「仲違い」など部分的にのこっているのは確かです。
そして決定的に「まちがう」と「まちがえる」とは、どう考えるべきか、という問題に突き当たることになります。(自動詞・他動詞?)
二人でのやりとりだけでなく、他の方の回答もほしいと思います。
No.2
- 回答日時:
ANo.1のjo-zenです。
補足します。他にも、
「投ぐ(なぐ)」→「投げる(なげる)」
「曲ぐ(まぐ)」→「曲げる(まげる)」
「しょぐ」→「しょげる」
「下ぐ(さぐ」→「下げる」
「逃ぐ(にぐ)」→「逃げる」
をはじめとして、同様のことはたくさんあります。
ほとんど、今では、文語形は使われないのですが、「つなぐ」-「つなげる」は稀有なケースとなるかと思います。
早速のご回答、ありがとうございます。
「この回答への補足」欄に書くべきだったかも知れません。
実は、あげていただいた用例は「投ぐ」をはじめとして
古語のガ行下二段活用
げ げ ぐ ぐる ぐれ げよ
↓
現代語のガ行下一段活用
げ げ げる げる げれ げよ(げろ)
という国語史上普通の変化でした。(「しょぐ」は確認できませんでしたため保留します)
これに対し「つなぐ」(古語のガ行四段活用)が同じ「つなぐ」(現代語ガ行五段活用)に変化しているのに、加えて「つなげる」(現代語ガ行下一段活用)が出現した理由を知りかったのです。他にもこういう例はあるのでしょうか。
No.1
- 回答日時:
以下のURLを参考にしてみてください。
『つなぐ』
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …
『つなげる』
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …
もともと文語では、どちらも『つなぐ』だったのですが、そこから派生し、現在ではどちらの言葉も、広く一般に使われています。「つなげる」の方が「結び合わせてひと続きにする」という限定的な用法となっています。
同じような関係のもので、文語「広ぐ(ひろぐ)」から、「広げる」が派生しました。今では、一般には「広ぐ」は使われず、「広げる」にとって変わられています。それに対して「つなぐ」「つなげる」は並存しているのですが、その差は、単に語呂の良し悪しだけだろうと考えます。
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