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地球温暖化防止に当たって、日本が取るべき対応策を教えてください。
例 CO2を減らす
 原子力発電や燃料電池などクリーンな技術を広く使用し、石炭などの汚染物質を排出しやすいような行為をやめる。 など

具体的にどのような方法で対応できるのかを教えてください。
常套手段や意表を突くようなもの、なんでもいいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

IEA(国際エネルギー機関)の見通しでは石炭は今後最も利用の拡大するエネルギーの1つとなっています(1)。


これを早い時期に世界レベルで撤廃するのはコスト的にもエネルギー需要的にも代償が甚大であり、
他の国の合意を得るのは困難だと思います。
特に原油価格の高騰が続いていれば、石炭は代わりのエネルギー源として極めて現実性が高いです。

日本にはこの分野の研究開発の蓄積もあります。
経産省は、米中印の石炭火力発電技術が日本の先端の水準に合わせれば、
日本のCO2排出量全部よりも多い量が削減可能だとまで言っています(2)。
現実的にはそう簡単に行くわけではないかもしれませんが。

石炭の発電効率は技術革新でさらに向上できる余地があり、
石炭ガス化複合発電やCCS(二酸化炭素回収・貯留)(3)との組み合わせも有望です。
むしろ技術的に重要な分野と考えるべきかもしれません。

GDP(PPP)あたりの二酸化炭素排出量では、
今の所先進国では、原子力発電の多いフランスとか(未来の処理は不明瞭ですが)、
原子力+水力の多いスウェーデン・スイスとかは顕著に小さいです。
逆にアメリカやオーストラリア・カナダは排出削減余地がいっぱいありそうです。

(1)IEA WEO2007より、2030年までの一次エネルギー需要見通し
http://www.iea.org/textbase/country/graphs/weo_2 …

(2)平成19年度エネルギーに関する年次報告 - 概要 p.37
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2008 …
○例えば、石炭火力発電について、日本の石炭火力発電効率を主要国に適用すれば、CO2排出量削減に効果大。
○米、中、インドの3ヶ国に適用すれば、CO2削減効果は、計13億トン。
○これは、日本の石炭火力CO2排出量2.7億トンの約5倍、また日本全体のCO2排出量(12.1億トン)の約1.1倍に相当。

(3)たとえば、IEAのエネルギー技術展望2008(p.7)は、二酸化炭素排出量を
2050年までに半減するために要する技術革新のうちの寄与として、
発電部門CCSを10%、産業および転換部門CCSを9%としている。
http://www.iea.org/Textbase/techno/etp/ETP_2008_ …

(4)米エネルギー省エネルギー情報局より、
http://www.eia.doe.gov/emeu/international/carbon …
2005年、GDP1000USドル(2000年PPP)あたりの二酸化炭素排出量。
ロシア 0.84t
オーストラリア 0.67t
中国 0.63t
カナダ 0.61t
アメリカ 0.54t
スペイン 0.42t
ドイツ 0.41t
ニュージーランド 0.41t
日本 0.36t
イギリス 0.35t
イタリア 0.33t
ノルウェー 0.32t
インド 0.29t
フランス 0.26t
スウェーデン 0.23t
スイス 0.21t
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この回答へのお礼

具体的でとてもわかりやすかったです。
数字が書かれているので、説得力も大きかったです。
大変参考になりました。
ありがとうございました。
これでレポートがかけます。

お礼日時:2008/07/23 15:55

ANo 7 harepandaです。



牛と羊は、確かにメタンを吐きます。反芻動物だからです。ニュージーランドには、羊に温暖化対策として「げっぷ税」がかけられています。やろうと思えば、出来るんです。ただ、それをどこまで厳しくやるかです。乳製品とウールへの関税率引き上げは、牛や羊の肉の消費を止めるだけではなく、牛乳や羊毛も高級品にしてしまうことで輸入量・引いては外国での生産量を減らしてしまおうという作戦です。

なお、書き忘れていたのが、ラクダです。実は、オーストラリアはラクダの輸出国なんです。ラクダが本来の生息地であるユーラシアで数が少なくなってしまったので、オーストラリアから輸入してまかなっているのです。このラクダの数を、オーストラリアからの輸出に十分な数まで残して射殺し、本来そこにいたはずのカンガルーを再導入することで、ラクダのげっぷを減らすのも有効でしょう。

後半については、よどんだ水の水底からは、微生物の作用により、メタンが発生するからです。
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この回答へのお礼

たいへん面白かったです。
ゲップ税なんてあるんですね。
参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/23 16:02

はっきり言ってこれと言った対策は有りません。

これは地球の自然現象なのです。過去に地球は暖かくなったり、冷たくなったりしているのです。現在地球の温暖化の原因は、炭酸ガスの性だと言われていますが、この根拠は無いのです。炭酸ガスが地球を暖かくしていると言ったのはアメリカのゴア副大統領です。炭酸ガスが地球上で増えているのは確かです。でも、過去に、沢山の炭酸ガスが排出されていた事もあるのです。今から200年程前は、ロンドンのテムズ川で氷上遊びが出来たそうです。ビデオを見ました。そのときを小氷河期と言うのだそうです。それ以前は暖かかったそうです。それ以降暖かくなり始め、1940年ごろにストップ。戦争が終わり工場が沢山出来、炭酸ガスの排出量が増えたけれども30年間ほど地球の温度は下がったそうです。南極や北極の万年雪をボーリングして気泡中の炭酸ガスの濃度を調べると、地球の温度とずれているそうです。南極は800年のずれがあるとの事。
日本の著名な方も数十年前に年輪と地球の寒暖に付いて述べておられます。私がここに書いた事は、外国の気象学者たちが作成した映像を基によります。
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1,早寝早起き。


2,食事は腹7分で止める。
3,一日の食事を2食にする。
4,道路のアスファルトをはがし土にする。
5,コンクリートの建物を壊し木材やワラや土にする。
6.深夜営業は止める。
7.テレビは14インチ以下にする。
8,風呂は4日に一度にする。
9,エアコンは30度以下では使わ使えない様に、設定温度は最低30度、暖房の最高温度は18度に設計する、不法改造の違反者は温暖化防止のための強制労働に処する。
10,家の照明はすべて局部照明でw数は最大30wまでとする。
11,テレビ放送は1日5時間までとする。
12,冷蔵しないで保存できる食品を作る。
13,沢山利過ぎて面倒駄。。。。
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この回答へのお礼

たしかにたくさんありますよね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/23 15:59

牛肉と羊肉の食用・輸入・生産の禁止と、乳製品とウールへの関税率引き上げ。

沼と化しているかつての清流に、水を流し込み、清流を取り戻す。この2つで、二酸化炭素以上の温暖化ガスであるメタンの排出量が激減します。

もうひとつ重要なのが、途上国の送電線設備の改善を支援すること。電気というのは、家庭に届くまでに、失われてしまう部分も多いのです。日本では電柱の上のほうにポリバケツのような機械がついていますが、あの手の機械をこまめに設置したり、変電局を改良したりするだけで、電気の途中損失を減らすことが可能です。トルコで原子力発電所を作ろうかという話が持ち上がった時、真っ先に出てきた反論が、「送電設備の改善だけで、原発1つ分程度の電力はひねりだせる」というものでした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。詳しく聞きたいのですが、なぜ
牛肉と羊肉の食用・輸入・生産の禁止と、乳製品とウールへの関税率引き上げ ・ 沼と化しているかつての清流に、水を流し込み、清流を取り戻す  の二つがメタン流出削減に関わるのですか?前者は牛のゲップにメタンが含まれている…とかいうものの気がしますが、乳製品・ウール…の件がよくわかりません。後者に至っては検討がつきません。
どうか詳しく教えてください。よろしくお願いします。

お礼日時:2008/07/22 14:25

CO2排出量は経済規模に比例しています。


したがって、日本の場合このまま不況がつづき、予定通り人口減少が進めば、2050年にCO2排出量50%削減の目標は特段の政策がなくても達成可能でしょう。
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地球の温暖化を完全に防止することは出来ません。


現在の世界的潮流としてCO2排出削減が急務とされていますが、仮に計画通り理想的に事が運んでも温暖化進行が若干遅れるだけで、温暖化そのものを停止させるのは不可能です。
温暖化の原因は大規模な人類活動そのものに起因しているからです。人類排出CO2だけで温暖化が進行しているわけではありません。

人類由縁のCO2排出を削減する意味は、決定的な破滅を先延ばしにしよう、そのうちに新たな技術が開発されるかもしれないし、自然環境に変化があるかもしれない、とりあえず自分と自分の身近な子孫が生きている間は壊滅的崩壊を避けたい・・・とこのような目前に迫った危機の将来への先送りでしかありません。


例え話で言えば、目の前で家が燃えている、火事が発生しているとします。この火事が地球温暖化にあたります。
この火事の中に火の付いたタイマツを大量に投げ入れるとします。このタイマツが人類の放出するCO2にあたります。
タイマツを投げ入れれば火事は一層激しくなります。
ですが・・・タイマツを投げ入れなくとも、家は火事で燃えている最中であり、放置しておいても家はどんどん燃え広がり灰化していきます。
人類がCO2排出を止めたとしても既に地球の温暖化は進行中であり、今更CO2を止めようが出し続けようが温暖化傾向は止められません。
タイマツを火事に投げ入れても投げ入れなくとも火事は燃え広がります。

火事を止めるためには消火活動をしなければならず、タイマツを投げ入れるのを停止しただけでは火事は止まりません。

現在地球はプチ熱暴走の局面にあります。
地球が究極的な熱暴走を起こす可能性は皆無と思われますが、今の地球の局面は一時的熱暴走状態です。
温暖化するゆえ大気中CO2が増える。大気中CO2が増えるゆえに温暖化する。この連鎖が発生しています。
人類がCO2排出を停止させても地球は温暖化局面にありますから依然としてCO2は増え続けます。
人類はCO2を発生させるだけではなく、大量の熱も排出していますし、大規模自然破壊を行って自然の循環サイクルを破壊し地球熱平衡機能を阻害しています。


根本的な解決策は、人類に死滅してもらうことです。
さすれば100年前後で問題は解決します。
ですが人類滅亡では人類が困りますから、では人類の文明様式を変えてもらいましょう。
これは抵抗が大きいと思われますので、ですから国際政治の場でCO2排出削減の方向に逃げ手をうち、問題を先延ばしにしているわけであります。
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この回答へのお礼

わかりやすい解説ありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2008/07/23 15:52

何もしないことです。


 一番愚かな事は、燃料電池などクリーンな製品を買い求めたり、エコな商品を買うことです。

 正直、エコがいいからってプリウスに車を買い替えるより、大切なのはいまある資源を『ちゃんと最後まで使い切る』ことです。
 省電力だからといって・・・
 まだ使える冷蔵庫を省電力の冷蔵庫に買い換える事による二酸化炭素の削減量より
 新しい冷蔵庫を製造するときの二酸化炭素や、それを廃棄するための二酸化炭素のほうがずっと多いのです

 限りある資源を大切に使いましょう
 企業はエコを理由に無理な買い替えを薦めてきますが、それに載せられるのは本末転倒です。

 必要でないなら買わない、そして買ったら最後まで使い切る
 それが大切です

http://www.amazon.co.jp/dp/4104231045/ikedanobuo …
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この回答へのお礼

CMにだまされるところでした。
確かに今ある資源を大切に使うのは大切ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/23 15:50

 意表を突くようなものでしたら、中部大学総合工学研究所の武田邦彦教授の説が面白いでしょう。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E7%94%B0% …
 武田邦彦曰く『地球環境問題は何一つ起こっていない』
 政府は対策に毎年1兆円を超える補助金(一部の企業がその補助金を受け取ってる/補助金以外にもリサイクル掛かる費用が5000億円を超えている)を出してるが、環境問題は何一つ起こっていない。
 海面変動に付いては
1)北極は、陸地が無く全て氷の塊である。(アルキメデスの原理より)「水に浮いている氷」が融けても水面の高さが変わらない
2)南極は、温暖化によって海水の温度が上がれば、より多くの水蒸気が発生し、それは雪となって南極に降り積もる。単純化して言えば、温暖化によって南極の氷は増える(実際に観測されてる)
等など目から鱗の理論を展開してます。

CO2と地球温暖化の関連性に付いては否定的な学者が多いようです。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rlz=1T4DAJP …
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この回答へのお礼

確かに目から鱗でした。
非常に興味深い情報です
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/23 15:48

意表を突くようなもの、というリクエストなので…



今日本の取るべき対応策は、「何もしないこと」

原油高騰でかなり苦しめられているので、そのままでもけっこう減ってる気がします。下手に補助金で救おうとすると、CO2排出が多い業種が生き残ってしまいます。今はじっとしておきましょう。

ただ、石油は高いから石炭を使おう、とかなるとCO2が増えることがありますので、注意が必要です。

個人的には、炭素税を導入してさらに石油製品などの価格を上げるのが有効と思いますが、「そんなひどいことを…」といって賛成が増えそうにない気がします。
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この回答へのお礼

意表を突く回答ありがとうございました。
そういう考えもあることを知りました。

お礼日時:2008/07/23 15:46

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