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微生物の寿命ってどのくらいなのでしょうか?
もちろん種族によっても違うと思いますし、環境によっても変わってくると思いますが、具体的な数値についてご教授下さい。

たとえばミジンコ、アオミドロ、珪藻、ミカズキモ、ボルボックス、などについて教えて下さい。

こういった生物にも寿命があるはずだと思います。
しかし1億年前の岩塩の結晶の中から栄養を与えたら復活した微生物もいます。

そもそも細胞分裂によって増えるのであれば分裂した生物も体細胞分裂的に考えると性質や寿命はオリジナルと同じになると思いますが、それだとそのうちに絶滅してしまいます。
いったいどのような原理によって微生物は繁殖しているのでしょうか?
ご教授お願いします。

A 回答 (1件)

この分野の専門家ではないのであくまで参考ですが、


ミジンコ以外の藻類については数値を挙げるのはきちんと調べなければわかりません。
アオミドロ、珪藻、ミカヅキモ、またボルボックス近縁であるクラミドモナスについては単為無限生長しますし。

ミジンコは10日~1ヶ月だといわれているそうです。
またボルボックスについては体細胞における約10回の分裂回数と約48時間の寿命だそうです。

>1億年前の岩塩の結晶の中から栄養を与えたら復活した微生物もいます。
これについては1億年間活動し続けていたわけでなく、芽胞菌のように休眠状態にあったと考えられます。
栄養を与えて(良い環境になって)、休眠状態から復活したのでしょう。
芽胞については例えばここを参照してください。
http://www.yoshida-pharm.com/text/04/4_6.html

>体細胞分裂的に考えると性質や寿命はオリジナルと同じになると思いますが、それだとそのうちに絶滅してしまいます。
多くの微生物と呼ばれる生物は通常、分裂等の無性生殖により増殖します。クローン的に増えるわけです。
しかし環境が激化すると、このクローン集団は環境に適応出来ない可能性が高くなります。
そこで微生物の多くはまた有性生殖を行事で絶滅を回避しようとします。
これにより、異なる個体間で遺伝子の交流が行われ、新たな形質を獲得した個体を生み出し、新たな環境に対応します。
ゾウリムシの接合は見た目にもわかりやすいためによく説明されています。
http://mikamilab.miyakyo-u.ac.jp/Microbio-World/ …
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この回答へのお礼

適度な酸素、栄養があればアオミドロ、珪藻、ミカヅキモなどは死なないのですか!!研究すれば人間にも無限の命が手に入りそうですね。
人間の場合DNAを複製する際に分裂すると減ってしまう部分があるために年を取ると細胞分裂が減り、また死にいたるわけですが、無限にDNAを複製できるのであればその遺伝子について調べれば体に穴が開いたりしない限り死ななくなれますよね。

>1億年間活動し続けていたわけでなく、芽胞菌のように休眠状態にあった。
については冬眠=の定義が難しいですね・・・。
死んでいるのではないのかも知れませんが活動しているわけでもないわけですし、岩塩の中ですから完全に外界と隔離されているのでその間体を維持するというのもなかなか理解が難しいですね。
この技術も人間に当てはめることができればノーベル賞が手に入りますよね。

>多くの微生物と呼ばれる生物は通常、分裂等の無性生殖により増殖します。クローン的に増えるわけです。
これで疑問が晴れました。
やっぱりたとえ分裂してもたとえば1歳の個体であればもう一匹1歳の個体が生まれるわけではなく0歳の個体が生まれると解釈して良いんですね??
有性生殖を行えば常識的に生まれる固体は0歳なような気がするのですが、無性生殖の場合、どうしても同じ状態の生物が生まれるような気がしまして・・・。


ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/24 09:51

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