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質問させていただきます。

あるラジオの回路を、アナログテスターで直流電圧を測定しておりました。
乾電池2本で動かしているのですが、乾電池の電圧を測ろうと、
テスターのリードを+と-に当てたとき、ラジオの音声が若干、大きくなり、ノイズも無くなる現象が起きたのですが、
どういった原理でこのようなことが起こるのでしょうか。

どなたか、お答えいただけたら幸いです。

A 回答 (2件)

>乾電池の電圧を測ろうと


この行為をしますと、テスター内抵抗が働きます。

10Vレンジ 20kオーム
50Vレンジ 95kオーム
250Vレンジ 0.4Mオーム
(あくまで私の)

また、電源を触れば、直接共振回路を触ったのと同じです。
テスターのレンジを変えたり、直接クリップで抵抗を与えたりして
違いを確認してみて下さい。
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実際の状況を見ていないのであくまで推測ですが、おそらく、電池に


触るだけでなく、どこか金属部分に触ると同じ事がおきるのでは
ないでしょうか。

そうだとすると、これは入ってきた電波の出口を通りやすくしている
ことになったのだと思います。おそらくテレビのアンテナのような
立派なアンテナを同軸ケーブルでつないで受信しているのではないと
思います。だとすると、簡単なロッドアンテナか何かで受信していると
思われますが、アンテナに入ってきた電波はどこかから地面に抜ける
必要があります。

もともと電波は空中を通ってきたので、出て行くときも地面までの
空間を通れるのですが、そこにテスターという、ある距離をもった
導体がつながれると、そこは通りやすくなります。

電気は「出やすいところへ入る」という性質があります。避雷針なども
まさにこれです。これにより受信波が若干強くなったのではないで
しょうか。

ただ、FM受信機は電波の強さにあまり影響されない方式の受信機です。
十分な強さの電波が来ていれば、おそらく変化はないのではないかと
思います。ラジオ内のアンプの限界に近い微弱な電波だったとすると
テスターにより受信電力が大きくなり、結果的に音も大きくなったの
だろうと思います。同時にノイズが消えるということからも、多分
この推測で合っています。

電波にとっては、ほとんどいたるところが出口になります。試しに
たとえば、スピーカの端子をテスターで触ってみてください。音は
大きくなりますか?
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この回答へのお礼

おしゃる通りです。
簡単な工作キットのため、アンテナは簡素なものを使用しています。

また、スピーカ端子を触ったところ、音声が大きくなりました。

わかりやすく、解説していただきありがとうございました。
よく理解できました。

お礼日時:2008/08/03 15:01

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